hirax.net::Keywords::「秋葉原」のブログ



2010-06-15[n年前へ]

1984年頃の秋葉原マップ 

 秋葉原に行く時、ラジオデパートには必ず寄る。何を買うわけでなくとも、秋葉原に初めて行った時のワクワク感に浸りたくて、いつも寄る。表口から入った時には、いつも裏口から金属製のドアを開けて通りへ抜ける抜ける。あるいは、裏通りからラジオでパートに行く時には、自販機とゴミ箱の横にある裏口のドアを開けて、ラジオデパートに入る。それが、何というか、あの場所を通る時の儀式になっているような気がする。

 今日見る景色は、1984年頃の秋葉原マップ。記憶の底に眠っている店がどの場所にあって、どんな名前で店を開いていたか…眺めてみれば、切なくも懐かしい気持ちに襲われるかもしれません。

2010-09-03[n年前へ]

サヨナラ、ジャンク・ショップ 

 先日、消費税込105円ナリで買った"UV400カットのスポーツ・サングラス"の使い心地がとても良かったので、(数年分くらいの)予備を買っておきたくて、100円ショップのダイソーに行きました。

 たぶん、もう棚には残ってないだろうと思っていたのですが、…やはり、まだ4・5個あったはずのネジが取れてる"スポーツ・サングラス"は見当たりませんでした。壊れていることを承知で買った人がいるのか、それとも、壊れた品物は棚から片づけられてしまったのか…、どちらだろうかと考えつつ、売り場を後にしました。

 トクするか損するか、当たるも八卦外すも八卦のジャンク品を買うのが好きです。思い出せば、初めてのウォークマンもどきを買ったのも、秋葉原の駅近くにあるショップのジャンク品コーナーでした。定価の20分の1ほどの値段を出して壊れたウォークマンもどきを買い、中のベルト外れを直し・ラジオやレコードから録音した音楽を聴いていたような気がします。

 いわゆる不良品は、少なくとも手に取ることができるようなものであれば、必ず生まれるものだろうと思います。そんなものの発生率を下げて、そんなものがあれば取り除き、商品棚に置かれないようにし続けることで、信頼や安心感が生まれます。しかし、その一方で、そんな品を好んで手に取るリスク・テイカーも生息し続けているのではないかと私は勝手に想像します。

 人それぞれ、どんなリスクを好み・どんなリスクに近寄らないかは違うことでしょう。あなたの嫌いなリスクはどんなもので、あなたが好むリスクは一体どんなことでしょうか?

2010-12-17[n年前へ]

「バンコク発・古きよきアキバがここに……」 

(取材・文・写真=クーロン黒沢)の「バンコク発・古きよきアキバがここに……

 タイ、バンコク。中華街の果てに、アキバの柔らかい部分だけ抽出した「サパーンレック」という場所があるが、そのサパーンレックからわずか二百メートルほど歩いたところに、まるで昭和のアキバを煮詰めたような、コチコチに硬派な一帯が広がっていることはあまり知られていない。人はこの界隈を「バンモー」と呼ぶ……。

2011-02-24[n年前へ]

電子工作もできる自作スペース「アキバラボ」 

 電子工作もできる自作スペース「アキバラボ」がオープン! 昌平橋通り沿い

 「akiba-labo アキバラボ」は、インターネット、自作PCの組み立て、各種工作などができる時間貸しスペース。「調べて買う→作って帰る」をコンセプトに、店内にはインターネット端末席(5席)と工作スペース(7席)を設ける。
 各ブースの使用料金は20分100円。インターネット端末では、プリンター/コピー/FAX/スキャナに加えて、CD/DVDの作成や文書の電子化も可能。一方、工作スペースには、テスター、PCオシロスコープ、可変安定化電源などを用意。ドライバーやペンチといった基本工具セット(100円)を借りることで、本格的な電子工作も行える。

2011-02-25[n年前へ]

「AKB48の身長プロフィール」を「実験科学」はどう見るか!? 

 「実験」という名が付く世界に足を踏み入れたことがある人なら、誰しも「精度」とか「誤差」とかいった言葉の意味について優しく諭(さと)された人もいれば、あるいは、厳しく叱責された(どやされた)経験を持つ人も多いのではないでしょうか。(四捨五入とか五捨五入といったものを意識したのは、研究室に入った頃でした)

 さて、今日の主役はAKB48です。まずは、AKB58のメンバーを見てみましょう。AKB48とは、「最もエネルギーのあふれる街、秋葉原から生み出された”会いにいけるアイドル”です」…そんなことは常識だという声が聞こえてきそうですね。

 それなら、AKB48メンバーの身長ならどうでしょう。えっ?篠田麻里子が一番身長が高い168cmで、 一番低いのは市川美織の148cmだってことくらい常識ですか。さらに、高橋みなみの身長は148.5cmだか一番身長が低いわけじゃない、ですか…。

 そんな風に華麗に「立て板に水」方式で答えても、「実験」という名が付く世界に足を踏み入れたことがある人ならば、あの辛い経験・厳しい叱責、「”精度”をお前はどう考えてんねん!」という叱咤激励を連想するはずです。

 …そう、AKB48の公式身長プロフィールは「精度というものがわかっていない」のです。前田敦子の161cmをはじめ、ほとんどのメンバーは整数部分しか記していないのに、何人かのメンバーだけは小数点以下1桁部分をプロフィールに入れているのです。しかも、".5cm"というcmの半分を記載するメンバーだけでなく".7cm"といった1mm単位まで主張するメンバーまでいたりする…となれば、もしもAKB48の身長プロフィールが実験科学の世界に持ち込まれたならば、かなりの問題になるに違いないのです。

 いつだったかこのアイドルがなんとなく好き、という素直だけれど曖昧模糊とした衝動で動くのが文系であるならば、このアイドルがめがねっこだから好き、という確固とした根拠ある意志を形にしたもの、それすなわち理系なのである」という演説を居酒屋でしたことがありました。こんなのAKB48の身長プロフィールからも、その身長プロフィールの奥に隠された真実を解き明かしつつ、AKB48の魅力を語るのが理系心であるような気もします。

AKB48のメンバー、ほとんどが整数部分だけの身長プロフィールに混じる".5cm"メンバーや".7cm"メンバー、なぜそんな不統一な数字が登場しているのでしょう。「AKB48の身長プロフィール」を「実験科学」はどう見るのでしょうか。…あなたなら、その不一致に対して、一体どのような理由・原因を導きだしますか?



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