2010-03-03[n年前へ]
■地球は止まらんし、反対向きには回らんし
中町綾子「ニッポンのテレビドラマ 21の名セリフ 」の大森美香脚本の「風のハルカ」から。すべて、主人公ハルカの台詞。
「どうしようもないんやな。地球は止まらんし、反対向きには回らんし」
「明日からまたいつもの朝を始めんといかんから。正巳がおらんくなっても、私は生きちょるし、ご飯を食べて、眠って起きて、前に進むしかないんよ」地球は時点を続け、西に太陽が沈めば、やがて、東から太陽が昇る。そして、人は朝版を食べて、また、前に進む。
2010-04-17[n年前へ]
■楽天的で、生きる勇気を与えてくれて、胸が弾むような「人生のレッスンのようなもの」
Glee から(Glee | FOX)。
でも俺はこれまでの作品と何か違うことがしたかった。楽天的で、生きる勇気を与えてくれて、俺の少年時代を反映するような何かを作りたかった。番組の終わりに胸が弾むようなものを作りたかった。全てのエピソードをテーマづけることで、人生のレッスンのようなものを教えたかったんだ。
製作総指揮 ライアン・マーフィー(脚本家・プロデューサー)
2010-04-20[n年前へ]
■関西出身 女性脚本家5人の台詞(せりふ)に込めた思い
神戸新聞の2004年の記事、「台頭する女性脚本家」から。
テレビドラマの世界で女性脚本家の台頭が目覚ましい。第一線で活躍する関西出身の五人が、それぞれの生き方を通して台詞(せりふ)に込めた思いを語る。
2010-04-22[n年前へ]
■明石家さんまの本の読み方
AERA 2010.4.19 小林麻耶のクワクワ対談1から、明石家さんまの言葉。
年に1回やってるコント(「明石家さんまプロデュース 今回もコントだけ Part15」)の脚本に、今回は江國(香織)さんの本のセリフを使った。江國さんの言葉をジミー大西に言わせたけど。本当はあのコントはもっと深い。それを世間は誰も気づかない。
僕が18のころ、うちの師匠(笑福亭松之助)は、内山興正さんの禅の本や、遠藤周作さん、曾根綾子さんの本ばっかり読んでらっしゃって、僕もよく読まされていたんです。それで(中略)、これ(「生きてるだけで丸もうけ」)が僕の座右の銘になった。そしてとうとう娘の名前になったわけです。
笑顔のまんま 笑顔のまんま
そうさ人生 生きてるだけで まるもうけ
BEGIN 「笑顔のまんま」
2011-01-28[n年前へ]
■「磨く技術」と「広い視野」
「32年、240人の卒業生を見送った金八先生が定年を迎える」といいます。それぞれの世代ごとに違う「金八先生」像もありそうですが、今でも台詞を思い返すことがあるのは、第2シリーズ、つまり、「腐ったミカンの方程式」のシリーズです。それは、たとえば、当時の高収入ランキングを黒板に張り「上位は鳶職・建築関係など(学歴でなく)技術が必要な職業ばかりです」と語るこんな台詞です。
周りの風潮に惑わされることなく、みんなは自分のやりたいことをしっかり見つけなさい。(中略)ただし言っておくけどもね、そこにはしっかりとした技術を身につけていなければ生き残れないという掟、厳しい掟があることもどうぞ忘れないでください。(中略)自分の技術は自分で一生懸命磨いていく。(中略)そしてもうひとつ。狭い視野で物事をとらえないということ。
その時、授業を受けていた”腐ったミカン”と呼ばれていた加藤優(直江喜一)が、その後、建築技術者という天職を見つけたことも、少しできすぎていますが、とても自然な流れにも思えます。
各”金八”世代なら、記憶の中に色んな「金八語録 」を抱えていそうです。金八先生の言葉をふと思い返した、技術を磨き・広い視野を手に入れたいと考えます。
■Powered
by yagm.net