hirax.net::Keywords::「PDLS」のブログ



2003-03-28[n年前へ]

Photoshopプラグイン 

「PDLSをどう使うかさえわからない」というのはもっともだと思います。今のところ、画像のピクセル値をグラフにしたり、セル表示で眺めたり、数学的ないくつかの変換をしたり、テキスト入出力をしたり、というような拡張DLLしか添付していません。画像を仕事で使うような人にはとても便利なハズなのですが、もっと一般の人向けの拡張DLLはまだ作っていないのです…。

 というわけで、興味を惹かれる拡張機能が出るまでゆっくり待ってもよいわけですが、一番良いのはいつものように「こんなプラグイン機能が欲しい!」とわめくこと、だと思います。私が趣味で作るプラグインは、私の必要(仕事)で使いそうなものになってしまいがちですから、そんな「こんなプラグインが欲しい」という「わがまま要望」で私にアイデアを提供してもらえることはとてもありがたかったりします。もともと、「週に一つは新しいプラグインを作る」ために、作業効率アップのために作ったプラグイン開発環境ですから。

2003-04-19[n年前へ]

SurfacePlot, Table, Copy, Clip, Normalize, Linerプラグイン 

 (プログラムがバリバリかけず、ツールをバリバリ使いこなすわけではないような)ナンチャッテ画像処理技術者必携の便利ツールPDLSのプラグインがバージョンアップ。SurfacePlotとTableがマクロ対応で、CSVやグラフ保存も自動実行が可能に、です。あと、Copy, Clip, Normalizeプラグインも追加してあります。いずれもマクロ対応です。
 また、Linerプラグインも追加しました。多チャンネル間の線形演算ができます。Filter Factoryは8bit RGBのみなので、そうでない用途には面白いかもしれません。

2004-02-06[n年前へ]

PDLSバージョンアップ 

 PhotoshopのプラグインをC言語などで簡単に作成することのできる環境のPDLSをバージョンアップしてみました。今回の変更点は、
(1) 「作業過程を記録したマクロ」内で変数(定数)宣言を使うことができるようにし、マクロを関数(DLL作成関数と同様にパラメータを外部から指定することができる)として使うことができるようにした
(2) マクロからマクロ(関数化されたものも、あるいは、されていないものも)を呼び出せるようにした
(3) 関数化されたマクロをGUIから実行時する際にはパラメータ選択ダイアログを出して、マクロ内で定義された変数の値を実行時に自由に変えられるようにした。すなわち、DLLとして作成した機能拡張と同様にマクロで作成した機能拡張関数においてもユーザーインタフェースが使えるようになった
というところです。

 Photoshopを使いつつ、画像処理のプログラミングを簡単にやってみたい方は使ってみるのも面白いかもしれません。また、比較的大きなサイズの二次元データ(画像)を扱う機会が多い方でしたら、とりあえず鳥瞰図プラグインやセル表示プラグインを使うためだけに使ってみても、意外に便利で重宝するんじゃないかと思います。

 また、FilterFactoryなどとは違って、16bitのCMYKモードやLabモードでも使うことができるので、そういったモードで数式処理プラグインでも使って、FilterFactoryっぽく使ってみるのも意外に面白いかもしれません。

 ちなみに、動作環境はPhotoshop6.0以降で、CS(8.0)でも動作確認済みです。

2004-06-07[n年前へ]

Photoshop PDLSプラグインの説明資料と最新版 

 先週、「画像技術を扱うPhotoshopを使う人ならPDLSを使わないのは絶対に損をしてると思う」と画像技術を扱う会合の場で言ってしまった手前、Photoshopプラグイン環境 PDLS説明資料PDLSの最新版を置き直しておきます。ぜひ、(これまでの古いバージョンではなくて)最新版をダウンロードし直して、使ってみて下さい。

 もちろん、自分でプラグインを作るのもお勧めです。GUIを作るのがメンドクサイ、という人にもPDLSが自動でパラメータ入力ダイアログなんかは生成してくれますし、ね。

 そうそう、関係ありませんが、シミュレーションの発表資料の中でいかにもエクセルで作った三次元鳥瞰図を使っているのって何だか少し違和感があるような気がしませんか?
Photoshop PDLSプラグインの説明資料

2004-06-13[n年前へ]

PDLS・SurfacePlot・Execバージョンアップ 

 Photoshopプラグイン環境 PDLSをバージョンアップしました。

 主な変更点は「マクロ定義文内自体での変数使用や数式演算ができるようにしたこと」です。また、OpenGLをレンダリングエンジンに使ったSurfacePlotと、プラグインからsystem()を使って各種コマンドを実行できるようにしたExecプラグインを新たに添付しました。

 OpenGLに支えられた綺麗なSurfacePlotプラグインで、あなたの画像をグリグリ回してみるのも面白いはずです。
 また、Execプラグインを使えば、これからはPhotoshopプラグインの中から他のアプリケーションを使うことができます。ということは、Execプラグインは単独で使うのではなくて、他のファイル入出力プラグイン+コマンドアプリケーションとでも組み合わせて、新たなマクロ・プラグインに仕立てておくのがオススメということになります。

 情報量は全然足りないとは思いますが、簡単な説明資料を置いておきます。
Photoshop PDLSプラグインの説明資料



■Powered by yagm.net