hirax.net::Keywords::「ThinkPad」のブログ



2005-05-04[n年前へ]

Thinkpadで「地球転がしアプリ」 

付属テクスチャ Thinkpadの傾斜センサを使って「地球転がしアプリ」を作ってみました(ThinkMarble.050505.lzh 11MB) ただデスクトップ上のWindowが動くよりは、地球がThinkpadの傾斜に従いデスクトップで転がっているのを眺める方が面白いかもしれません。付属のテクスチャ(レンダリング画像)ファイルを入れ替えれば、もちろんお好きな物体をデスクトップの上で転がすことができます。テクスチャの回転処理は後で気が向いたときに直すことにして(テクスチャ用のファイルの保持の仕方も変えたいようにも思いますし…)、とりあえず置いちゃいます。Thinkpad T41, X41以降のユーザーの方は地球をデスクトップで転がしてみたり、画面の端にぶつけて「コツン」と音を出したりしてみて下さいな。傾ければ傾けるほど、「いつもより余計に回しております〜」状態になります。動かしてみた画像はこちらにあります。
Thinkpadで「地球転がしアプリ」heppoco・へっぽこ写真展示室 / ボツ写真

2005-05-05[n年前へ]

Thinkpadモーションコントロール動画 

 Thinkpad加速度(傾斜)センサ読み取りアプリケーションThinkpadを傾けてWindowを動かそうThinkpadで「地球転がしアプリ」と遊んでみましたが、その内容をひとまず動画にしておきます。まずは、Thinkpadを傾けてWindowを動かすアプリ(Tilt_It.mov 5.3MB)とThinkpadで「地球転がしアプリ」(ThinkMarble.mov 8.5MB)です。
UntitledUntitledinside outinside out

2005-05-07[n年前へ]

傾斜センサ制御版「水粒子プログラム」 

傾斜センサ制御版「水粒子プログラム」傾斜センサ制御版「水粒子プログラム」 せっかくなので、金子氏の「水粒子プログラム」にThinkpadモーションコントロール機能を付けてみた。Thinkpadの傾きに応じた方向の重力に従い水粒子が動くようにしてみた。つまり、Thinkpadを傾けた方向に、コロコロ…と水粒子たちが転がっていくのである。
 その改造版の水粒子プログラム(Gravity_Balls.lzh 120kB)を動かしてみると、この動画(Gravity_Balls.mov 3.1MB)のようになった。…なかなか気持ちよい。けど、ハードディスク保護のためにある機能で楽しむと…揺らしまくりでハードディスクの寿命が短くなりそう…。けど、楽しい。

2005-05-14[n年前へ]

「未来の立体ディスプレイ」を作る 

hirax.net式VR表示法hirax.net式VR表示法 「(いかにも)未来の立体ディスプレイ」のようなものを作ってみたい、とふと思いました。そこで、hirax.net式VR表示法なんていうのを作ってみました。二次元のディスプレイで立体を表示する(表示しているように見せかける)方法です。インタラクティヴに立体像を眺める方法と言った方が正確かもしれません。まずは、この動画この動画あるいはこの動画を見ればその動きがわかるだろうと思います。液晶画面に(まるでStar Warsのレイア姫のように)立ち上がっている女性の姿が浮かび上がって見えるのがわかるはずです。もう少し拡大してみると、こんな立体像が表示されていることになります。視野角の広い液晶なら、結構「未来の立体ディスプレイ」っぽくなるように思います。

Star Warshirax.net式VR表示法 一言で動作の仕組みを書くと、「ディスプレイ(PC)の傾斜がわかれば → その傾斜を生み出す観察者とPCの配置関係はほぼ一意に決まる(ディスプレイを支える人間の腕関節にはそんなに自由度が無いため) → ディスプレイとそのディスプレイを眺めている観察者の視点の位置関係がわかる → その視点からの映像をレンダリングして表示する」という仕掛けです。

 ごく近い将来に、Non-perpendicular film planeの補正を入れる予定にしていますが、まだその補正を行っていません。そのため、現在時点では表示面の面内方向に大きな物体を表示すると歪みが発生してしまいます。というわけで、表示面の「面外方向のみに長い物体」を表示してテストしてみました。地球転がしアプリのような「球」だと「面外方向に全然長くない」ので効果がわかりづらいということで、ちょっと変えて「人」でテストをしてみました。

 なお、もう少し詳しいテスト結果は別文章にする予定です。また、とりあえずはThinkpadのみですが3軸加速度を検出するToshiba系でもテストをしてみたいところです。

2005-05-17[n年前へ]

品川から三島までの「新幹線の加速度」データ 

 ノートPC(Thinkpad)の加速度センサをいじりたい、と最初に思ったのは実はJR東海の「おかげ」だったりする。それは何故かといえば、…1,2年くらい前から「品川(新横浜) - 三島」の新幹線こだまの激しい揺れがどうにもこうにも耐え難く、「この激しい揺れを数値化してやるぞ!」「この揺れをグラフにしてやる!」と決意したことがキッカケだったのである…。

 以前は、新幹線に乗車している時間は私にとって貴重で快適な作業時間だった。しかし、新幹線のダイヤが改正され、ほぼ同時に車両がひかりのお古が回されてきて以来、その気持ちの良い作業時間が消えてしまったのである。あまりの揺れに本も読めないし、PCの画面を見ながらの作業もできなくなってしまったのである。いや、実際ヒドイのだ…。

 そして、ある時私だけが揺れを耐え難いと思っているわけでなく、私のPC(Thinkpad)もそう感じていることにも気づいた。つまり、あまりの揺れにハードディスクが保護モードに入り、ハードディスクが読み書き停止状態になってしまうのである。Thinkpadに内蔵された加速度センサが異常な揺れを検知し、ハードディスクを停止させてしまうわけである。そのため、文章書きなどもできなくなってしまっていることに気づいたのである。そんなこんなで、それまでは出張の旅に増える雑文の数もめっきり減ってしまったわけである。

えきから時刻表 列車詳細 そこで、この新幹線の揺れに(私と同じように)苦しんでいるThinkpadの加速度センサの値を読み取り、そのデータを片手に「JRの技術者に文句を言いたい!(心の中で)」と思ったのだった。「ちょっとヒドすぎない?」と(技術者っぽく)データ片手に文句を言ってみたかったのである(やっぱり心の中だけで)。

 というわけで、新幹線のまずは加速度センサ値を計測してみました。出張帰りの「品川駅から三島駅まで」の10ms間隔加速度データです。列車は下りのこだま585号の8号車。通路側のシート上にPCを置いて、ひたすらデータをとってみました。さらなる解析(これらのデータのさらに微分値とか)は、また後ほど、です。

品川から三島までの「新幹線の加速度」データ品川から三島までの「新幹線の加速度」データ品川から三島までの「新幹線の加速度」データ








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