2005-11-30[n年前へ]
■携帯サイトで「場所に応じた広告」を出す
Tech総研ブログ(平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女)に携帯サイトで「場所に応じた広告」を出すを書きました。「ユーザの居場所までの距離に応じて、そのユーザに対して広告がどのくらい関係するか・重要であるかを示すAdLocal Rank」というものを示しているのがなかなか面白いところです。「ニューラルネットワークを用いた無駄の無い広告効果推移モデル」という名前にまた惹かれます…。
秋葉原でPCニュースサイトやマンガ情報を読んでいるユーザに対して、昼には「いかにもオタクな広告」が表示され、足が疲れてくる夕方には…
2005-12-10[n年前へ]
■沼津
早朝から(本当は今日締め切りの)論文を書く。昼前にジムに行った後、自動車を定期点検に出してくる。戻る途中、車中でラジオを聞いていると「沼津の海に鯨が打ち上げられたニュース」が流れていた。体長3mほどメスの子鯨は死んでしまったよう。
今日は良い天気だったけれど、写真は撮らなかった。だから、今日の景色はn年前へ。
2006-01-01[n年前へ]
■2005年から2006年へ
4年ほど前から、ほとんど毎日、その日眺めた景色を写真を撮ってきました。といっても、デジカメでとりあえず目の前のものをファインダーの中に入れ、ただシャッターを押しているだけです。それぞれの「今日」に眺めた景色を、デジカメでただ撮り続けているだけです。…そんな写真の一部、2005年に撮った写真を並べてみたのが、上のコンタクトプリントです。だから、この写真はどれもみんな2005年の「今日見た景色」です。 一人で眺めた景色もありますし、誰かと飲んだりした後などに撮った景色もあります。だから、秋葉原・品川・北千住…この中の「今日見た景色」に見覚えがある人たちもいたりするかもしれません。
この「今日見た景色」を2006年になった今眺めてみれば、いつの間にか「2005年という昨日に見た景色」になってしまっていることに気づきます。昨日見たニュース "News"が、いつの間にか「新しいこと」でなくなってしまっていたことと同じです。「今日見た景色」は「今日」という瞬間にしか見ることができないんだなぁ、と当たり前のことを感じます。
今年、2006年もまた「今日見た景色」に向けて私はシャッターを押し続けると思います。そのファインダーの中に写る「今日見た景色」はどんな景色になっていくのでしょうか。ファインダーからの眺め・眺め方はどのように変わっていくのでしょうか…? というわけで、今年もよろしくお願いいたします。
2006-01-20[n年前へ]
■他者の金儲けの途中でお金をとる「鵜飼い」業種
ニコンのフィルムカメラ事業からの(事実上の撤退や、コニカミノルタのカメラ事業撤退のニュースが続いた。残るのは日本では一社か二社といったところで、残りは他社のOEMになるのかもしれない。
「コニカミノルタはカメラと写真が看板事業」というイメージを1日でも早く脱して」とコニカミノルタホールディングスの社長が言っている通り、さまざまなところで書かれている人の感想を見る限り、「会社の主要事業に対する印象がずれ続けている」ことが面白い。コニカミノルタは勢いのあるOA機器メーカー以外の何者でもないが、「カメラ事業」を本業だと考えていた人はやはり多いようだ。こういった「事業に対するイメージのズレ」は、なんだか「ライブドアの本業に対する意識のズレ = IT企業がマネーファンドや広告代理店みたいなことをしてどうする!なんていう意見」などとも似ている。
「他事業の会社が(その会社の)利益を得るために必要とされる製品・サービス」を提供している会社、もっとわかりやすく言い換えれば、「他者の金儲けの途中からお金をもらう事業」以外ではなかなか大きな利益が出ない、と思う。つまり、利益を出している大きな会社の主業種というのは、結局のところ「他社が業務を遂行するために必要なOA機器」「広告料で利益を得るITネットサービス各社やいわゆる広告代理店」「他人の金のやりとりでお金を稼ぐ証券会社」であることが多い。他者の金儲けの途中でお金をとる業種、それは一言で言えば、「鵜飼い」業種である。「お腹を空かせた鵜が川中で飲み込んだ魚を、吐き出させ取り上げる」という鵜飼い漁法のような業種である。大利益を出している会社の主要事業は鵜飼い業種であることが多いように思う。
■他人の不幸を喜ぶ男性!?
- ロイター - 他人の不幸を喜ぶ感情、男性のほうが女性より強い=英研究 「自分のキライな人が苦しんでいるのを眺めるとき、女性は(少しは)同情したが、男性は喜んだ」という「他人の不幸を喜ぶ感情、男性のほうが女性より強い=英研究 」 女性雑誌の編集者の意見を聞いてみたい、かも。 from 違っているからなんなんだ.