2004-09-11[n年前へ]
■スミア with Nikon D70
Nikon D70を買うにあたって少しばかり気になっているのがスミア。それさえなければ、価格があまりに違うCANON EOS 20Dとの間で悩んだりはしない。
というわけで、よく私がよくやってしまいそうなシチュエーションで撮ってみる。まずは、太陽をファインダーに入れてみたり、葉っぱで隠してみたり。あとは、夕日や反射光を入れてみたり。
やはり太陽はかなり隠すか、かなり露出をカットしないとダメかな。ちなみに、海を照らす太陽の光を背に受けて走るライダーの写真は逆光の中の人がほぼ完全に消えてしまっており、ライダーも首がほとんど消えかかっていますね。残念。
夕暮れの太陽なら、ギリギリ大丈夫そう。空を見るのが好きな人でなければ、スミアに関しては問題無しかな。
2004-09-14[n年前へ]
■モーレツ科学教室「パブロフの犬」
最近、越前屋俵太の「モーレツ科学教室」のDVDを出張帰りに新幹線の中で観ている。これは最高に面白い。しかも、ムチャクチャ京都ローカルなところも何だか少し懐かしい。
ちなみに、今日はパイロット版の「パブロフの犬」 条件反射と無条件反射の実験が、なんとも、クダラなく面白い。
2005-02-06[n年前へ]
■二機の飛行機雲の交差点
河口湖近くで空を見上げると、飛行機雲が十字型に交差している。ただ交差しているだけでなくて、ちょうど交差した点だけ飛行機雲が太くなっている(ように見える)。座標が交差するようなコースで、1機目の通った後は水蒸気量などが違ったのだろうか?それとも、(眺める)奥行き方向にはずれていいるけれど、反射光が重なって明るく見えていたのだろうか?
飛行機雲の右手後ろには、夕日を背にした富士山が見えた。
2005-04-07[n年前へ]
■絵画の方程式
「歴史的な絵画作品」を「現代のCGアルゴリズムのモデリングやシェイディング技術」と比較しながら眺めてみよう、という「絵画の方程式」 ダビンチの「絵画論(1436)」と反射光に関するランバートの法則を論じたり、ルーベンスの「最後の審判」での環境光マッピング技術を考察してみたり…、とこれは絵画に興味を持つきっかけとしても、結構面白いかも。
2006-01-19[n年前へ]
■「空気が映っている景色」「ある夜灯台が」
どんなものも表面に凹凸があって、その表面で、周囲から来た色んな光が反射して、私たちの目に入ってしまう。だから、私たちが見ている「何か」の色は、その「何かの色」だけでなくて「周りの全ての色」が混じり合った濁った色になっている。だから、私たちが見ている「何か」の色はどうしても鮮やかな色にはならない。雨やワックスが、そんな表面に凹凸を埋めて表面を覆ってしまえば、私たちは「何か」の色だけを見ることができるようになる。緑の葉は鮮やかな緑だし、影の部分はしっとりとした黒になる。だから、雨に濡れたものの色はとても冴えざえするし、その「冴えざえ」は周りの空気の透明感も映し出すようになる。 そして、雨が上がった後の空には柔らかくも強い陽が差している。そんな時には虹だって見える。雨が上がれば、そんな景色を眺めるために街へ駆け出すのだ。
年末近いある夜に「日本海沿いの灯台が土台だけを残して消失してしまった」という 不思議な事件 があった。 そんな話を聞くと、…海の底から、「千マイルもの向こうの二十マイルも深い海底から百万年もの時を経てゆっくり目覚めたもの」が灯台の霧笛に呼ばれてやってきて、そして、霧笛の途絶えた灯台を壊してしまった、という霧笛を思い出すわけです。