2004-06-29[n年前へ]
2004-07-09[n年前へ]
■「未来に思いを馳せつつ、ちょっと一休み」
Tech総研で新書マップで本棚散策/など、「ちょっと一休み」する3つのニュースが公開されています。と、海が一瞬見える新幹線小田原駅を過ぎる辺りで書いてみる。
2004-10-28[n年前へ]
■新書マップ 知の窓口
新書を連想マップでグリグリ探すことができる新書マップが本になった。作成に携わった方曰く「1003テーマ、7000冊が一覧できるのが、Webとは違う-売り物-」だという「新書マップ 知の窓口」
2004-11-14[n年前へ]
■「ネット王子とケータイ姫」
先日、品川駅構内の書店で「ネット王子とケータイ姫」という新書を買った。同じく中公新書ラクレから出ている「ぷちナショナリズム症候群」を興味深く読んだこともあり、タイトルにはそれほど興味を感じなかったのだが、買ってみることにした。
読み終わっても、先日受けたインタビュー記事のインタビュアーが、実は著者の森 健氏であったことは気づかなかった。本の帯がずりあがりがちで、その帯により森 健氏の顔写真も経歴も隠れてしまっていたせいである。また、そういえば中公新書ラクレの「ラクレ」の名付け親とも以前お会いしたことがあった、世間というのは不思議なくらい狭いものだ。
本書の感想を(お世辞抜きに)書くと、第2章の「学者とメディアを疑え!」(例のゲーム脳記事などを例に挙げている)が個人的には面白かった。特に、第2章の中の「こどもを取り巻くネット環境を論じた部分」以外の部分を興味深く読んだ。この章に限らず「こどもを取り巻くネット環境を論じた部分」には特に答えが書かれているわけではない。ただ現状が書かれているだけである。だから、こどもを抱える親が何かの答えを求めて本書を読んでも救われることはないだろう。ただ、現状認識が少し進むだけかもしれない。とはいえ、著者達による少しの提案が書かれていて、それはとても参考になる。ちなみに香山リカによる大人へのアドバイス5つのうち、最後に挙げられている言葉
新しい技術を手にした人間を、後戻りさせることはできない。は至言に違いない。なぜなら、それこそが人間なのだから。道具を持って、火を使い、新しい世界へ進むのが人間なのだから。他のアドバイスをさらに知りたい人は、本書を買ってみると良いかも。
個人的にはこの種の本は横書きで読みたい気がする。また、文中で出てくる数字・データは言葉でなくグラフで眺めたい気もするかな。
2004-11-21[n年前へ]
■ダ・ヴィンチの「鏡文字」と左右反転したモノリサ
「(文字を裏返しに書いた)ダ・ヴィンチのスケッチは鏡に映して眺めて見ると、奥行きが感じられる」という話。「(モナリサを鏡に映して眺めて見ると)中性的で冷たい表情だった顔が、突然、あたたかい女性的なものになる。胸も、豊満に見える」 布施英利 「マンガを解剖する」 ちくま新書