2004-11-14[n年前へ]
■自己表現極大化装置 PIX
動画像やイメージや文章を、高輝度のLEDマトリックスに多様なパターンでディスプレイし、伝えたい感情・意思・情報を美しく、インパクトのあるビジュアルで、鮮やかに表現できる「自己表現極大化装置 PIX」 赤外線通信機能により、PIXに保存したIDを交換したり、 ビジュアルでメッセージを伝えたりすることもできる。 from COULD.
■空の温度
「赤外線放射温度計を持ち歩いて、空へ温度計を向けてみて、空の温度を測ってみた」という話。 「何回か別の日に測ってマイナス11〜マイナス8度くらいだったのだけど、昨日初めて雨の日に測ったらプラス16度くらいになった」なんていうフレイズもなんだかとても雰囲気がある。
■ハーマイオニーが…
「ねぇ、ハーマイオニー。夏休みの間にナニかあった?」「いいぇ、別に」「ナニかアレコレあったように見えるけど…!?」「何言ってるの??」というLindsay Lohanの"Lindsay Lohan Does Harry Potter" ちなみに、脚本はここに。ハリーポッター好きの(オッパイ星)人はヒアリング学習用に良いかも。 って、別にヘンな大人向けではないので、ジェンダー主義者以外は眺めてみると面白いかも。
■日本プロ野球の永久欠番一覧
(永久欠番は)12球団のうち5球団にしかない。そして、この5球団には共通点がある。それは球団創立以来オーナー会社が代わっていないことだ。 逆に言うと、永久欠番は同じ会社じゃないと存在しないわけだ。つまり会社内表彰でしかない。… 早い話、会社が先にあって、野球チームは後ってことだ。見てる方は経営母体が代わっても同じチームだが、日本の経営者にとっては、経営が代わればチームも変えてしまいたいのだ。堀井憲一郎「ホリイのズンズン調査」 - 永久欠番とは何だったのか -
■「ネット王子とケータイ姫」
先日、品川駅構内の書店で「ネット王子とケータイ姫」という新書を買った。同じく中公新書ラクレから出ている「ぷちナショナリズム症候群」を興味深く読んだこともあり、タイトルにはそれほど興味を感じなかったのだが、買ってみることにした。
読み終わっても、先日受けたインタビュー記事のインタビュアーが、実は著者の森 健氏であったことは気づかなかった。本の帯がずりあがりがちで、その帯により森 健氏の顔写真も経歴も隠れてしまっていたせいである。また、そういえば中公新書ラクレの「ラクレ」の名付け親とも以前お会いしたことがあった、世間というのは不思議なくらい狭いものだ。
本書の感想を(お世辞抜きに)書くと、第2章の「学者とメディアを疑え!」(例のゲーム脳記事などを例に挙げている)が個人的には面白かった。特に、第2章の中の「こどもを取り巻くネット環境を論じた部分」以外の部分を興味深く読んだ。この章に限らず「こどもを取り巻くネット環境を論じた部分」には特に答えが書かれているわけではない。ただ現状が書かれているだけである。だから、こどもを抱える親が何かの答えを求めて本書を読んでも救われることはないだろう。ただ、現状認識が少し進むだけかもしれない。とはいえ、著者達による少しの提案が書かれていて、それはとても参考になる。ちなみに香山リカによる大人へのアドバイス5つのうち、最後に挙げられている言葉
新しい技術を手にした人間を、後戻りさせることはできない。は至言に違いない。なぜなら、それこそが人間なのだから。道具を持って、火を使い、新しい世界へ進むのが人間なのだから。他のアドバイスをさらに知りたい人は、本書を買ってみると良いかも。
個人的にはこの種の本は横書きで読みたい気がする。また、文中で出てくる数字・データは言葉でなくグラフで眺めたい気もするかな。
■財飾兼備
BASE GALLERYが兜町へ移転する記念に開催している-お金をテーマにした展示会-「財飾兼備」
純粋な素振りを見せるアートと通俗の貨幣は大きく相反するようにみえます。しかし、たかだか紙やキャンバスに描かれたものをアートと呼びうる何らかの契機も、紙切れを誰も疑わず財と承認する背後の力も、いずれ人が作った虚構に違いなく…