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2013-04-19[n年前へ]

読者への挑戦状!この「暗号」を解き、名探偵になってみろ!? 

 アスキーPC編集部から、連載記事の最終回で使うための「暗号」が送られてきました。送られてきたのはこのPNG画像ファイル(送られてきたファイルそのもの)で、およそ下に貼り付けたような画像です。ガチで暗号解きに挑戦して、その過程・結果を記事にする、というわけです。

 「暗号」解きに挑戦した結果は、1回目の推定(解読)候補には編集部から「ブブー違います!」という返事が返り、2回目の推定候補でようやく「大正解!」となりました。

 1回目の推定が正解に至らなかった原因は、「(こういう候補群は)ありえない」と想像される狭い範囲で解探索を行ってしまったからです。ありがちな話ですが、作業を楽にしたいという意識が働き、「ダメとわかってるはずなのに」「目先の楽をしたいがために(矛盾を解決できない狭い範囲で作業を行ってしまって)結局は遠回り・苦労してしまう」というミスをしてしまったのです。

 しかし、それらを言い換えれば、この問題が「解推定を自然に行えば、ちゃんと正解に至ることができる」という「良問」である、ということになりそうです。つまり、ちゃんと考えれば、一発で正答に辿り着く可能性が高い「問題」だというわけです。

 画像解析や統計処理が好きな人は、この「暗号」解きに挑戦してみると面白いと思います。画像処理で「解くやり方を考える」のに20分程度、そして、そのやり方で解くための「解集合」を集めるコードを書いて・実行/整理する作業に15分程度、そして、その解集合から正解をスクリーニングするのにかかる時間は10分程度…トータル45分くらいの「探偵」作業をすれば(Top Coder な方々なら、おそらく15分もあれば十分でしょう)、きっと正解に辿り着くことができると思います。

 本格推理小説を読むのが好きだったり、パズル好きだったり、画像解析や統計処理が好きな人は、この「暗号」解きミステリー、結構面白いのではないでしょうか。

 (解答が出たら正誤確認は、こちらこちらまで、「解答・推理」を御連絡下さい)

挑戦!この「暗号」を解き、名探偵になってみろ!?






2013-05-09[n年前へ]

AKB48で「肌領域」を検出してみよう!? 

 Mathematicaで肌領域を検出してみる(Seeing Skin with Mathematica)という記事が面白かったので、記事で用いられていたMathematicaコードを使い、AKB48 "Baby! Baby! Baby!" の写真で「肌領域」検出をしてみました。"Baby! Baby! Baby!"の水着画像をテスト画像として使った理由は、「背景の色が肌色と近く・区別するのが難しいように見えたから」「水着はセクシーで画像処理意欲が湧くから」という2点です。

 下に並べた2枚の画像は、左が元画像で、右が肌領域を検出した結果です。背景の階段影部分を「肌領域」として抽出する「検出ミス」も生じていますが、簡単な処理の割には、比較的良い結果が得られています。

 このMathematicaコードは、学習用画像群(画像に対して肌領域を指示した教師データ)をCIE XYZ表色系で評価し、「肌色」っぽさの特徴を作ることで、肌領域抽出を行っています。教師用データには「肌色」が異なる幾通りもの人種画像も含まれていて、白人・黒人・黄色…といった辺りを変えてみても、それっぽく結果が返ってきます。

 ふと、こんなことを考えます。街中にある防犯カメラで、1年365日「肌領域抽出」を続けたら、「お肌の露出率」推移などを知ることができるかもしれません。そして、そんなデータを10年、20年集め続けたら、肌露出に対する意識変化を眺めることもできそうです。

 肌領域の検出、あなたなら、どんな楽しみ方・活用をしてみたくなるでしょうか?

AKB48で「肌領域」を検出してみよう!?AKB48で「肌領域」を検出してみよう!?AKB48で「肌領域」を検出してみよう!?






2014-10-06[n年前へ]

アニメ画像を「リアル」にする本末転倒な画像処理を考えてみよう!? 

 というわけで、アニメ画像を「リアル」にする本末転倒な画像処理を考えてみよう!?を書きました。

 とはいえ、普通の画像や風景やリアル3次元の人物ポートレートだけでなく、アニメ画に対する画像処理って少し面白いような気もします。色んな絵描きさんの手癖や好みを真似た画像処理・レンダリングを行うことで、雰囲気ある2次元アニメ画を作り出すのも、かなり面白いような気がします。

2014-10-09[n年前へ]

「喜多川歌麿 婦女人相十品 ビードロを吹く娘 を立体的なホーロー看板みたいにしてみた」 

 boxheadroom ‏(@boxheadroom)さんが作られた、「喜多川歌麿 婦女人相十品 ビードロを吹く娘 を立体的なホーロー看板みたいにしてみた」。
 平面的な2次元画像を加工して、立体的に感じさせると面白いかも?という話題(アニメ画像を「リアル」にする本末転倒な画像処理を考えてみよう!?)関連の、あれやこれやです。

 blender で浮世絵を手作業でデコボコにしてハイライト付けてホーロー看板みたいにしてみました。あまり萌えませんがw 髪の毛の感じなどはもうちょっとなんとかなりそうな。。。でも完全な自動化は大変そうな気がします

 どんな平面画像を加工すると、面白いものができあがるものでしょうか?未成年は観ちゃ駄目よな薄い本系とか、やってみたら、どんな感じになるでしょう?

「喜多川歌麿 婦女人相十品 ビードロを吹く娘 を立体的なホーロー看板みたいにしてみた」






2015-03-22[n年前へ]

「迷路」を画像処理ソフトで解いてみよう!…の理屈とは!? 

 「迷路」を簡単に画像処理ソフトで解くことができるよ!(Solving maze using Photoshop, Gimp, Paint or any other software)という話題がありました。画像処理ソフトで、領域選択を2回するだけで、迷路を正しく通り抜けるコースが浮かび上がってくる…というものです。

 この「迷路」を画像処理ソフトで解く仕組みが一体どういうことかというと、それはおよそこんな具合です。もしも、解かなければいけない迷路が「壁に片手をつけて壁に沿って歩いて行けば、いつかゴールに辿り着くことができる」タイプの迷路なら、「スタートからゴールまでの壁は、”右手に位置する壁”と”左手にある壁”の2つの壁しかない」ということになります。そこで、画像処理ソフトの領域選択機能で、スタートとゴールの間にある壁を「右手」「左手」の2種類として塗りつぶしてやれば、迷路を十輪受けることができるコースが色で浮かび上がってくる…というわけです。



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