hirax.net::Keywords::「ノート」のブログ



2007-08-23[n年前へ]

WIKI+画像処理 

 空いている時間は、テスターのアドバイスを参考に、「WIKI+画像処理」アプリをスケッチし直している。このアプリは、一番最初にノートにアイデアを描いた時は、"Cinderella Magic"という名前だった。だから、そのイメージを忘れないように、今でも隅っこにこんな文字を入れ込んである。

A dream is a wish your heart makes. If you keep on believing, the dream that you wish will come true.
 当初は、画像処理の拙い部分をWikiで補い、コトバで書ける単純な画像処理マクロを実装し、ついでに、別に考えていたWiki アプリを合体させる予定だった。つまり、あまりにもアイデアてんこ盛りだった。

 スケッチを人に見せ、ヒアリング作業をするたびに、Wiki部分が見えなくなっていく。この調子でいくと、αテストが終わる頃には見た目「画像処理アプリ」になってしまうかも。

2007-08-24[n年前へ]

夏の常磐線 

 夏の常磐線の中で、「Wiki+画像処理」を組む。日差しが強い景色を見ながら、クーラーの効いた列車の中でコードを書くのは楽しい。「女性向け」「画像処理」「Wiki」という、上手く混じり合いそうにない3つのパーツを、混じり合わせて一つにするとどうなるだろう?と考え、作り始めたアプリの姿が見えてくると、達成感がある。
 もちろん、混じり合いそうにない3つのパーツは、今でも上手く混じり合っていない。けれど、作っているソフトが姿を現してくるさまを見のは新鮮で楽しい。というわけで、イメージ・スケッチを元に、αテスターの方の意見を参考にして、大幅に作り直す作業に入ります。また、同時に、ノートPCでの開発作業から、サーバ用PCを組み立てて、サーバ上での作業に移行します。

2007-08-25[n年前へ]

技術エトセトラ 

 海辺を走ると、湿度は高いけれど、温度が低い風が吹いている。

 (半ば強引に)「寄贈してもらった」キューブPCにサーバ環境をセットアップして、rake migrateすると、コア温度が高くならないのがうれしい。いつも使っているノートPCでは、WAITをかけずにCPUを回すと、すぐにアッチッチになって、リブートしてしまっていた。

 最初、「良いところ」に目が向く。「良いところ」を拾い上げ大きくする。 ところが、しばらくすると「悪いところ」だけを眺め続ける作業が続く。
 前者も、そして、後者も、新技術が普及していくためには必要な過程なのだと思う。
 とてもシンプルに「手を動かしている人が一番エライというのが、技術の世界の素朴で素晴らしいところでもある思っている。
 関東弁の「偉い」だけでなく、関西弁の「えらい」の意味も加えて。

2008-03-07[n年前へ]

「ゲーム」と「名言」 

 濃縮され蒸留されている、と感じる言葉を聞くたびに、それをノートに書き留める。昔の人、今の人、さまざまな人の言葉を書き留めている。

 少し前に聞き取ったのは、こんなことだった。ゲームを心から愛する人が語ったこんな言葉だ。

 少なくとも男性を動かす動機の根本にあるものは、多くの場合、金か女性だ。しかし、そうでないものが、数は少ないけれど確かにある。極めれば極めるほど、そんな一般的な動機からは外れていくものがある。しかし、そういったものこそを、「真実の趣味」と呼ぶべきである。
 そして、そんなものは「(遊戯ソフトなどの)ゲーム」しかない、と思う。あえて、…さらに一つ付け加えるならば、それは「鉄道」というものだろう。

 きっと、ゲームや鉄道以外にも、そんな「真実の趣味」があるのだろう。とてもくだらなく流れていきそうでもあるこの言葉は、なぜかとても素敵な言葉だと感じ、書き写したのだった。

2008-04-08[n年前へ]

「ホワイトボード」に「ラクガキ」をする 

 いつでも、何種類かの自作ホワイトボードを数枚持ち歩いている。B5サイズの小さなホワイトボードの場合もあるし、A4の下敷きサイズのホワイトボードの場合もある。

 そんな小さなホワイトボードに、頭の中に浮かんだことを箇条書きにしてみたり、目の前にあるものを描いてみたりする。つまり、ラクガキをすることが多い。右の画像は、少し前に春先の大学の小教室で、A4サイズのホワイトボード描いたラクガキだ。

大学ノートの裏表紙に
さなえちゃんを描いたの。 一日中かかって
いっしょうけんめい描いたの。
でも鉛筆で描いたから
いつのまにか消えたの。
大学ノートの裏表紙の
さなえちゃんが消えたの。
もう会えないの もう会えないの。 二度と会えないの。
  古井戸「さなえちゃん」

 「落書き」「語源」という言葉で検索をしてみると、こんな言葉が出てきた。

 「落書き(ラクガキ)」とは、本来書くべきでない所に、絵や文字などをいたずら書きすること。あるいは、その書いたもののこと。もとは「落し文」である。
 大学の教室でするスケッチは「本来描くべきでない場所にする落書き」ではないかもしれないけれど、本来描くべきでない場所「で」するラクガキ、に違いない。

 教科書の隙間にラクガキをしたり、ノートに気ままにラクガキをしたりするのは、結構面白くて集中してしまう。その結果、目の前の講義からは落ちこぼれたりもするけれど、コキュコキュと落書きをするのは、やっぱり何か楽しい、と思う。

ホワイトボードの上に描くスケッチ








■Powered by yagm.net