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2006-03-25[n年前へ]

「こんな人になりたい」 

平林 久 先生 (2004年7月9日)のオムニバスセミナーの記録教授紹介:平林 久 森山和道 氏の日記を読みに行き、そこでの名前に出会う。実に親不孝な息子を持ったわけだが、元気にしているのだろうか。ふと、父が書いた「こんな人になりたい」という一節を読んで、考え込んでしまう。


こんな人になりたい。
 1. 心が卑しくないこと
 2. 優しく広い心を持つこと
 3. 日本語がしっかり話せること
 4. 他人がいやだと思うことをしないこと
 5. 静かであること
 6. 自分で考えること

  そして楽しくあること

2006-05-15[n年前へ]

「おとなの小論文教室。」 

おとなの小論文教室。 私は「ほぼ日刊イトイ新聞」は読んでいない。単独の記事を、他からのリンクで読みに行くことはあるけれど、「ほぼ日刊イトイ新聞」を読みに行くことはない。レイアウトが読みにくい、ただそれだけの、けれど十分な理由があるからだ。レイアウトが読みにくいから読まないだけだから、書籍として読みやすく作り直されたものは、楽しんでいる。もしかしたら、書き手からしたら不十分な出来なのかもしれないが、それでもWEBサイトの読みにくさと比べれば雲泥の差だ。

ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。 昨日、山田ズーニー著「おとなの小論文教室。」を読んだ。これもまた、「いい」という感想は眺めつつも、WEBページ上では読む気にならず、これまで一度も読まなかったものだ。この本は本当に良かった。けれど、タイトルは、本当に良くない。少なくとも、この本のタイトルは、この本の内容の素晴らしさを表していない。私がこの本の中から読み取ったことは、「自分を見つけ出す」ということだ。

 年齢によらず、「自分という一人称を主語にして、私は〜だ」と言うことができない人、自分が相手にしている若い人たちの中に「自分という一人称」が見えないと感じる人、そんな人は手に取ってみるといいと思う。本屋で手に取って読んでみるか、それができなければ、Amazonで買った方がいいと思う。この本のタイトルや「ほぼ日コラム」というキャッチフレーズだけで手に取る気を無くす人も多いだろうけれど、手に取った方がきっといいと思う。そうすれば、自分や他人を見つけ出し、それらを手に取ることもできるんだろう、と思う。

2006-06-25[n年前へ]

「空」 

 from n年前へ.

仮に、同じ流星を遠く離れた恋人同士が見ることができたとしても、悲しいことに、たいていは違うところを見ているのである。…我々は他人とまったく同じものを見ることができない。残念だが。   「お笑いパソコン日誌」
蒼くない空があるということを知ったのは、10歳の時に東京へ引っ越してからだった。冷たくない水道水がある、ということを知ったのも東京へ越してからだ。
「空」 (自分が立っている所と違って)手の届かない、はるかに高い空間   新明解国語辞典

2006-08-13[n年前へ]

「とりあえずググる」を卒業!できないヘッポコ・エンジニアの検索術 

平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研:「とりあえずググる」を卒業!できないヘッポコ・エンジニアの検索術 Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に、「とりあえずググる」を卒業!できないヘッポコ・エンジニアの検索術を書きました。一言で書いてしまえば、あなたの検索術は、「自分や他人が生み出した情報に関して、どの程度の範囲の情報を、どのような場所に保管しておき、どのような手順で検索をかけるもの」なのでしょうか?という「問いかけ」です。自分の生活パターンや性格に合った検索(情報保管)術があると良いのですけれど、ね。

いずれの方も「(自分が知らない)新たな情報を検索する技術の話」ではなく、「自分が眺めたことがある情報、あるいは自分が作り出した情報を、必要なときに取り出す技術」の話をされています。 古くは、互いに求め合う主人公二人が不幸にもすれ違い続けるドラマ「君の名は」ではありませんが、出会うことよりも(必要なときに)再会することの方が困難だ、というのはよくありそうなことです。

2006-08-16[n年前へ]

なかなかグッド!な「手振れ補正アルゴリズム」の仕組み 

平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研:なかなかグッド!な「手振れ補正アルゴリズム」の仕組み Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女なかなかグッド!な「手振れ補正アルゴリズム」の仕組みを書きました。自分の興味に動かされるままに、他人のプレゼンテーション・ファイルに貼り付けられている画像を勝手に解析したりしながら書き始めたのですが、「なんとも一般受け」しそうにない内容になってしまいました。そんな「気配りを忘れてしまう」瞬間もあります…よね? (いつもそうなんですが…)

「どのように手振れしたか」がわからないシステムの場合、「自然な画像とはどのようなものか」という理解が重要になります(多分)。例えば、二次元キャラが写っている画像、あるいは、三次元の現実人間キャラが写っている画像…どんな画像かによって「自然で、あるべき姿」は異なります。自分が好きな画像に対し、「自然で、あるべき姿」はどのようであるかを調べてみるのも面白いかもしれません。



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