2006-08-13[n年前へ]
■眺めたWEBページ内容をすべて(本文つき)ショートカットとして保存するアプリ
『訪問したURLはすべてブックマーク』や 『「あとで読む」じゃなくて「あとで読んだところ全部から探す」をPlaggerでやる方法 』などに影響されて、自分が眺めたWEBページの内容・履歴を全取得してみることにしたのです。そのために、まずはアプリケーションを作ってみました( UrlTracking.20060813.lzh 507kB Windows用)。
このソフトウェア(UrlTracking.exe)は、Internet ExplorerやMozilla FirefoxやOperaや…といった各自のブラウザで読んでるページを調べ、WEBページ内容(およびショートカットのアイコン表示用サムネイル)を取得した上で、すべて(WEBページの本文が埋め込まれた)インターネットショートカットとして"histories"ディレクトリに保存していくアプリケーションです。ソフトの動作状況、例えば、WEBページ記録を一時的に中止したり、ソフトウェアを非表示にしたり…という設定は、タスクバーのアイコントレイの"UrlTrack"アイコンから変更することができます。WEBページの内容はSJISで変換してありますから、後でWindowsの検索機能やらGoogle Desktopやらの適当な手段で検索をかけてやれば、眺めたページの検索が簡単にできるはず、というわけです。 また、インターネットショートカットにはサムネイル画像も付けられているので、イメージ的な検索も(現時点では)人力検索で、直感的にできるかもしれません。
「ブックマーク」ボタンは、今眺めているページ内容の保存と、今眺めている「ブラウザ画面」を"bookmarks"にJPEG画像ファイルとして保存します。また、「ブラウザ画面をコピー/保存」は、アプリケーションがあるディレクトリに「ブラウザ画面」を保存するようにしてあります。一つ面白い特徴は、ブックマーク時に保存されるサムネイル画像が「(ページ中の)今眺めている場所」で、「URLで示されたページのトップ(もしくはアンカー部)のサムネイル画像」ではない、というところでしょうか。
■「とりあえずググる」を卒業!できないヘッポコ・エンジニアの検索術
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に、「とりあえずググる」を卒業!できないヘッポコ・エンジニアの検索術を書きました。一言で書いてしまえば、あなたの検索術は、「自分や他人が生み出した情報に関して、どの程度の範囲の情報を、どのような場所に保管しておき、どのような手順で検索をかけるもの」なのでしょうか?という「問いかけ」です。自分の生活パターンや性格に合った検索(情報保管)術があると良いのですけれど、ね。
いずれの方も「(自分が知らない)新たな情報を検索する技術の話」ではなく、「自分が眺めたことがある情報、あるいは自分が作り出した情報を、必要なときに取り出す技術」の話をされています。 古くは、互いに求め合う主人公二人が不幸にもすれ違い続けるドラマ「君の名は」ではありませんが、出会うことよりも(必要なときに)再会することの方が困難だ、というのはよくありそうなことです。