2008-10-26[n年前へ]
■ニコンの超多機能ヘッドホン UP300x とUP300
ニコンが発表したヘッドマウントディスプレイ付きヘッドホン UP300x (UP300)が、さまざまな機能大盛りで凄い。何しろ、8GB(UP300は4GB)のフラッシュメモリを内蔵し、640×480画素の0.44 型 透過型LCDも備え、音楽も動画も再生可能なら、さらにはUSBは当然、無線LANも装備しているのである。
そして、驚くことに、UP300xは(おそらく2軸の)加速度センサまで搭載しているのである。頭が上下左右に動くさまを認識するモーションセンサー付きで、電池込み385グラム、AV入力付き・・・ときたら、ハードウェア改造マニアの心を惹くこと間違いなしだと思う。
改造用に何台も欲しい。しかし、販売価格は6万円代ナリ・・・というところが哀しいところだ。
2009-01-20[n年前へ]
■膨大なセンサー・アレイで情報収集、MotoGPバイクの「五感」に迫る
膨大なセンサー・アレイで情報収集、MotoGPバイクの「五感」に迫る
MotoGP向けオートバイの出力対重量比は、一般的なオートバイに比べると、とてつもなく大きい。このため各チームは、ライダーがオートバイを乗りこなしやすくするための補助手段として、高度なマシン制御技術を導入するようになった。エンジン出力の調整が必要かどうか、必要な場合は、「いつ、何を、どのように」調整するのかを、ライダーのみならずマシンに搭載した制御システムが判断する。レース中は、ピットでマシンに手を加えることが禁じられている。従って、エンジンの点火タイミングや、スロットルに応じた燃料供給量の制御は、ライダーの操作に協調して制御システムが実行しなければならないのである。しかし、マシンに搭載した各種センサーがリアルタイムに測定する情報に、制御システムがどの程度依存しているのかは明確になっていない。筆者はこの点に注目した。
2009-05-19[n年前へ]
■Microsoft、「魔法の杖」の特許を出願
もちろん、「魔法」といっても、実際はビデオカメラ、加速度計などの速度センサ、位置および方位センサといった各種コントローラと複数の通信技術によって実現するものだ。
5月第3週の後半にその存在が明らかになった特許申請書の中で、Microsoft は特許申請する技術を実際に「Magic Wand (魔法使いの杖 )」と呼んでいる。申請書の要約には次のように記されている。
「同アーキテクチャは、その全体もしくは一部を、杖またはそれに類似した形状の筐体内に収納する。同アーキテクチャは、集合したセンサーの中から1つ以上のセンサーを利用して、運動方向、すなわち杖と連動した身振りを測定する。さらに、その運動方向に基づいて環境要素の状態を更新するよう指示を出すことができる」
2009-08-30[n年前へ]
■NI/SolidWorksのメカトロ・バーチャル・プロトタイピング・ツール
「日本NI、SolidWorksと共同開発のメカトロニクスの バーチャルプロトタイピング・ツールを発売」
NI LabVIEWは、設計の段階で機械的なサブシステムと電気的なサブシステムの相互作用をシミュレーションでき、LabVIEW 2009 NI SoftMotionモジュールプレミアムはセンサーからのフィードバックに基づく高度なモーション制御を扱う関数を備えている。
2010-07-12[n年前へ]
■張力によって色が変化する高分子膜
風船の実験をするときに、こんな材料製の風船があれば面白いかもしれない「張力によって色が変化する高分子膜を開発」
独立行政法人 産業技術総合研究所【ナノテクノロジー研究部門分子スマートシステムグループは、張力に応じて色が瞬間的・可逆的に変化する高分子(ポリマー)膜の開発に成功した。
ポリマー膜は、今回開発した置換ポリアセチレンを溶液からのスピンコート法により伸縮性のある基板上に製膜して作製した。このポリマー膜を、延伸機を用いて伸ばしたり縮めたりすると瞬間的・可逆的に色が変化した。この色の変化は繰り返し可能であり、さらに人間の手による伸縮のように小さな力でも色を変化させることができた。
この技術は、これまで困難であった張力を簡便に可視化できる張力センサーとしての応用が期待される。
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