2004-10-30[n年前へ]
■SWING GIRLS
沼津では一日一回しかSWING GIRLSの上映はない。隣の三島はというと、上映すらされていない。それが田舎の生活なのかもしれない。15:00に映画館へ行くと、ビルの4Fの小さなホールには中学生と高校生が数人づつ。
2008-01-20[n年前へ]
■「海」と「椅子」
冬の田舎の海沿いには、こどもと中国人しかいない。春から秋までの間は、こどもと中国人に加えて、カップルと年老いた人たちもいる。
田舎道では、色んな「椅子」がそこらかしこに置いてある。寒くない季節には、年をとった人たちが、いつもその椅子に座り、目の前の景色をずっと眺めている。中学生や中国人が、自転車に乗って、椅子の前を風のように通り過ぎていく。
空から地上を照らす太陽は一時間に15度ほど動く。太陽が地面に形作る影は、正確な日時計となって、ただただ流れる時間を示している。
椅子の前を、自転車に乗った人や、木々や、防波堤の影だけが動いていく。
2008-08-08[n年前へ]
■LEGO Mindstorms NXT でロボット開発
リアルタイムOSであるOESK RTOS(TOPPERS/OSEKをLEGO NXT 向けに移植した nxt OSEK)で動く LEGO Mindstorms NXT を見ていると、自分でも色々なロボットを作ってみたくなる。たとえば、下の動画は Simulink(…と各種ToolBox) でロボットの制御プログラムを書き、Embedded Coder Robot NXT で LEGO Mindstorms NXT 用にコンパイル・実行したものである。まさに、昔子供(こども)だった大人心をくすぐる「大人の玩具(おもちゃ)」だ。
もちろん、Simulink といった値の張るツールを使わずとも、複雑な色々な制御を短時間にコーディングしようと思わなければ、制御プログラム開発はできそうだ。というわけで、「nxtOSEKアプリケーション動画」の数々を眺めていると、小中学生のこどもの「夏休みの課題」にかこつけてLEGO ロボットを購入し、ロボット・ハッキングで真夏の暑い夜を過ごしてみたくなる大人も多いはず。
2008-08-31[n年前へ]
■雑誌流行L!ves 「年齢 v.s. 購買力」散布図
ファッション(流行)といったものを映し出しているに違いない…と思い作ってみた「雑誌流行L!ve」では、(どの画面でも)視点=Viewをさまざまに変えることができます。それが、一番の特徴かもしれなせん。たとえば、トップページ「雑誌流行L!ves » 雑誌 » 一覧(最新号)」で視点を「読者年齢 vs. 購買額」にしてみた例が下の画像になります。
何かを表現するのに2つの軸を作るなら、どんな軸があると思いますか?と色々な人たちに繰り返し尋ねてみました。出てきた答えは「自分と他人」「満足と不満足」など…さまざまな軸がありました。そういった中で出てくることが多かったのが、「年齢・世代」という軸です。その他の軸はなかなか上手く言葉にできないものが多かったように思います。そこで、「よくわからないもの」を値にするものの一つである「お金」という軸を使い、「年齢・世代」 v.s. 「お金(購買力)」という2次元散布図を描いてみたのが、上の画面になるわけです。ちなみに、雑誌読者の「購買力」は適当なアルゴリズムで推定しています。
「年齢・世代」(横軸) v.s. 「お金(購買力)」(縦軸)という散布図は、基本的に右上がりの分布になります。ちなみに、「ちょい悪オヤジ」のLEONは実は、このグラフの中では、とても標準的な場所に位置しています。この散布図で一番角度が急なのが、つまり年齢の割に購買力が高いのが「おしやれな小中学生のためのファッション誌 "nicola"」になっています。
2013-10-23[n年前へ]
■「忘れっぽい人間のアイデンティティ」と「人生の記憶としての火傷跡」
どんどん細胞が入れ替わっているのに、なぜ中学生の時の火傷跡が消えないのか不思議でなりません。…保ってどうすんねん、そんなもん。
いえいえ、それも含めてのアイデンティティです。人間の脳味噌は忘却が得意なので、経験したことを歴史に刻むために、火傷跡は一生消えないようになっています。
人生のいいとこ取りしたような人ばかりになってしまったら、アイデンティティに意味は無くなります。だから、それでいいのです。
走り出したら、何か答が出るだろなんて、
俺もあてにはしてないさ。 してないさ。
男だったら、流れ弾のひとつやふたつ、
胸にいつでも刺さってる。刺さっている。
SHOGUN 「男達のメロディー」