2004-10-25[n年前へ]
■今井功 死去
ロゲルギスト今井功先生が亡くなられました。享年90歳でした。今井功さん死去 .私たちの中の今井功は流体力学の大家で「学士院恩賜賞や文化勲章」を受賞した「東京大名誉教授」でも「大阪大教授」でもなく,何よりロゲルギストの一人として「物理の散歩道」をなどを書き続けたI2氏だ.
もしも,「物理の散歩道」を読んだことのない人がいるのなら,その人は「物理の散歩道」を買えば少し幸せになることができると思う.「新・物理の散歩道」も合わせれば,しばらくの間わくわくして過ごせると思う.…もしも,すでに「物理の散歩道」シリーズが手元にある人であれば,すでに「新・物理の散歩道」シリーズを持っている人であれば…,本のページをもう一度めくってみることにしませんか…. 2004/10/24 ロゲルギストI2氏死去.
2004-11-23[n年前へ]
■ミニチュアチェロの演奏と楽器の科学
23cmのミニチュア・チェロを改造して、演奏できるようにする。実際の演奏はこんな感じ。手作り楽器の楽しさにはまるかも。さらには、ブームワッカーのミニ科学とかピックアップのミニ雑学なんていうのもとても面白い。チェロの力学・ハープの力学・ギターの力学 どの切り口をとってみても面白い。リッケンバッカーの"フラインパン"のエレクトリックギターの特許なんていうのも涙ものかも。
2005-01-25[n年前へ]
■「舞い落ちる枯葉と、名刺落下のはためき」
「秋になると枯葉が不規則に舞い落ちるのをよく目にする。流体力学の複雑さを象徴する現象として教科書にもしばしば登場する。この舞い落ちる枯葉の数値シミュレーションを行うために、(何故か)手から離れた名刺が左右にヒラヒラとはためきながら落下するようすを計算してみた」という「舞い落ちる枯葉と名刺落下のはためき」
寺田寅彦が椿の花が落下するようすを描いた「思い出草」の話を思い出す。寺田寅彦が理研の庭の椿の花を観察した話をふと思い出す。
2005-06-03[n年前へ]
■ロボットや白馬に乗った王子さま
Tech総研で「ロボット(人はそれを玩具と呼ぶ)や白馬に乗った王子さまのニュースなど」が公開されています。
野球盤の「消える魔球を実現するための苦労話」は有名です。「巨人の星」連載当時、「巨人の星」の消える魔球に関して「物理学的に解析すると…」という話がよくあったと聞きます(あるいは当時の書籍でそんな話を見かけます)。大リーグボール1号で「ラプラスの悪魔」を論じ、大リーグボール2号で「パラレル・ワールド」を論じ、(その頃未だ出現していなかった)大リーグボール3号は「量子力学」で説明することができるはず、という話が一番面白かったような…。
2005-10-10[n年前へ]
■メキシコシティ「ツッコミ暴走族」
屋台を眺めていると、ちらほら本やソフトが並べられている店がある。よく眺めてみると「流体力学のための〜」とか、「Linuxカーネルの〜」というような題(多分)の本が結構な割合で並んでいる。一体、何ペソくらいなんだろう?
それにしても、スペイン語のリズムとピッチを聞いていると、お笑いコンビ「いつもここから」の「ツッコミ暴走族」に聞こえてならない。早口で、「このやろうめ! ばかやろう、このやろうめ!」と言っているようにしか聞こえなくなる。ちなみに、それほど若くない女性の声は、みんな田中真紀子。だから、私の「メキシコシティの音」は「田中真紀子とツッコミ暴走族に囲まれている感じ」 うぅ。