2005-10-10[n年前へ]
■メキシコシティ「ツッコミ暴走族」
屋台を眺めていると、ちらほら本やソフトが並べられている店がある。よく眺めてみると「流体力学のための〜」とか、「Linuxカーネルの〜」というような題(多分)の本が結構な割合で並んでいる。一体、何ペソくらいなんだろう?
それにしても、スペイン語のリズムとピッチを聞いていると、お笑いコンビ「いつもここから」の「ツッコミ暴走族」に聞こえてならない。早口で、「このやろうめ! ばかやろう、このやろうめ!」と言っているようにしか聞こえなくなる。ちなみに、それほど若くない女性の声は、みんな田中真紀子。だから、私の「メキシコシティの音」は「田中真紀子とツッコミ暴走族に囲まれている感じ」 うぅ。
■秋山真之と児玉源太郎
旅先で、一年近く前の「歴史街道」を読み直している。日露戦争の前後の秋山真之と児玉源太郎を特集した号だ。何度読み直しても、面白い。
秋山真之と児玉源太郎に共通する特徴として、戦場の戦闘行為だけに目を奪われないということがあります。秋山は、ロジスティックス、つまり戦争の支援業務が重要だといっていますが、児玉はもっと広くて、戦争を総合的にとらえる視点をもっていました。たとえば、戦費調達のための外債公募がうまくいくようにと、日露戦争の緒戦(初めの頃の戦い)で目立つ戦果をあげるべく作戦を考えている…「イノベーションのジレンマ」「ピーターの法則」などに興味が惹かれた人であれば、100年以上前にアメリカ留学を経た秋山真之や児玉源太郎のことを読んでみるのも面白いはず。あるいは、「歴史街道」のこの号を騙されたと思って手に入れてみても、損はしないかも…。
■「ゲルマニウム」で検索をかけてみると…
Tech総研ブログに「ゲルマニウム」で検索をかけてみると…を書きました。
Googleなどの検索エンジンの影響力が大きいインターネットでは……躊躇しておいた方が良いのだろうか、それとも、早く活用してみる方が良いのだろうか(検索エンジンに代表されるインターネットの世界がそうであるように)…