2005-01-25[n年前へ]
■富士山
朝6時の駐車場は軽く凍っている。試しにパックをアスファルトの上に置いて、足で蹴ってみると、ずいぶん遠くまで滑っていく。富士山の左手に見える光柱は、みるみる間に沈んでいく朝の月。富士の裾野に見えるVの字は小さなスキー場。ほんの3時間の後に同じような景色を眺め直してみると、そこはまるで別世界。
■「舞い落ちる枯葉と、名刺落下のはためき」
「秋になると枯葉が不規則に舞い落ちるのをよく目にする。流体力学の複雑さを象徴する現象として教科書にもしばしば登場する。この舞い落ちる枯葉の数値シミュレーションを行うために、(何故か)手から離れた名刺が左右にヒラヒラとはためきながら落下するようすを計算してみた」という「舞い落ちる枯葉と名刺落下のはためき」
寺田寅彦が椿の花が落下するようすを描いた「思い出草」の話を思い出す。寺田寅彦が理研の庭の椿の花を観察した話をふと思い出す。