2007-08-17[n年前へ]
■「面白いこと」
暑い夏に考えたこと from n年前へ
自分にとって「面白い」か「否」か、「好き」か「どうでもいい」か、という軸で行動している理系な人々なら、よく見かけるかもしれません。
マンデルブロしか能がない専用のハードウェアを作ってしまいました。…と言うのは簡単なのですが、完成まで実に丸2年かかりました。
なまじ才能をひけらかしていると、天寿を全うできない。
「どのように手振れしたか」がわからないシステムの場合、「自然な画像とはどのようなものか」という理解が重要になります(多分)。
1914年のイギリスとドイツはクリスマスに一時休戦に入る。イギリス人将校とドイツ人将校はお互いの家族の写真を交換して見せ合う。他の兵士達はサッカーに興じている。
私はパンの耳で食いつなぐような貧乏学生だったので、人件費は労力でカバーが基本方針でした。ゆっくりと時間をかけて、とにかく楽しく設計した事を覚えています。
例えば、二次元キャラが写っている画像、あるいは、三次元の現実人間キャラが写っている画像…どんな画像かによって「自然で、あるべき姿」は異なります。
建築の材料には使えない曲がりくねっている木そんな役立たずの木は、切られることがなく天寿を全うする。
2007-08-22[n年前へ]
■一日一歩
"Sometimes I wonder how you can stand being just a dog." (人間じゃなくて)犬でいるのって大変じゃない?
ぼくは、進歩しようとしない人を好きではない。
「のび太君、百年の歴史を見るには百年かかるんだよ…」
あるいは、「誰でもみんなやろうと思えばできる」と信じる力こそが、欠かせない才能の一つなのかもしれない、とも思う。
"You play with the cards you're dealt, whatever that means." 君だって自分に配られたカードで勝負するしかないんだろ?
「(何かを) - やろう - と努力をちゃんとできること」も「才能の一つ」なのかも、と思ったりもする。
2008-11-28[n年前へ]
■「大切なことはとてもシンプルだ」
ドン・キホーテのピアス693 鴻上尚史 「大切なことはとてもシンプルだ」
毎日、1時から9時までの稽古で、生活も不安定ですからバイトをしなければいけない奴もいて、ヘトヘトになってしまうのですが、それでも、毎日、ちゃんと次のことを考えて、次の日の課題を疲れと眠気に負けずにやってきた人間だけが、次のステップに行けるのです。
それは、「目の覚めるような演技をした」とか「才能溢れる完璧な演技」ということとまったくかけ離れています。
当たり前のことを当たり前にする、それだけのことなのです。
演劇とダンスの神様に愛された人間が、そんなにたくさんいるわけがないのです。そんな人は、50年に1人でしょう。
それよりも、踊り・練習し続ける体力とプレッシャーに負けない人柄を持つ人間が生き残るのです。
この映画を見ていると、才能とは、夢を見続ける力のことだと、ようくわかるのです。
2008-12-15[n年前へ]
■この世でいちばん大事な「カネ」の話
西原理恵子の「この世でいちばん大事な「カネ」の話」を読んだ。西原理恵子の叙情的なマンガを、「ぼくんち」「うつくしいのはら」を生んだモチーフ、そんなマンガの底にあるモチーフが訥々と語られている。
文字が大きい本だから、あっという間に読めてしまうかもしれないけれど、読んでいる本をふと汚してしまったり、やっぱり一人部屋で読んでみたくなったりするかもしれないから、買ってみても良いかもしれない。
才能なんて、だから天賦のものではなくて、ほとんどあとからもらったものだと思う。
でも、そんなにも劣悪で、人生に対する諦めだけを教えられる環境に生まれても、なお、自分で自分の人生をつくろうとする子どもがいる。
なぜ、その子に、そんなことができたんだと思う?
「希望」を諦めてしまうことを、しなかったから。
2009-01-17[n年前へ]
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