2006-01-31[n年前へ]
■「MIT OpenCourseWare を勉強するネットラジオ」
マサチューセッツ工科大学(MIT)は「ほとんどすべての授業をインターネットで無料公開する」プロジェクトMIT OpenCourseWareを行っている。色んな授業を眺めてみたい!と思いつつ、けれど、「英語の壁」に阻まれていた人も多いと思う。
もうすぐ、そのMIT OpenCourseWareをネットラジオで一緒に勉強してみよう!という"ぽいんつさん"の「MIT OpenCourseWare を勉強するネットラジオ」が始まるようだ。とても楽しそうで、素晴らしいアイデアだ。一人ではできない「お勉強」も誰かと一緒ならできるかもしれないし、「英語の壁」も突き破ることができるかもしれないし。
第一回目は2/5 21:00- に"Laboratory in Software Engineering, Fall 2001"をやる予定らしい。(あぁ、しまった…その時間は外で飲んでる…)
2006-09-08[n年前へ]
■「会社は誰のものか」と「効率重視」
経済学インタビューをしていく中で、何回か「会社は誰のものなのでしょうか?」という質問をしました。いくつもの答えを聞きながら、私は「会社は株主のものなのかなぁ…」と感じていたのです。しかし、GRAPHICATION(グラフィケーション) No.146「特集:企業社会は今」を読み、その感覚や認識が変化したのです。
それは、その特集中にあった、佐藤俊樹氏の「会社人間をこえて」や奥村宏氏の「もっと株式会社について考えよう」などを読んだからです。
もし自分の犬が他人を噛んだら、所有者は相手の被害を償わなければならない。自分のものである以上、管理する責任があるからだ。所有するというのは、そういうことでもある。 ところが、会社法人が誰かに被害をあたえても、株主には賠償責任はない。…責任はとらないが自分のもの、なんて虫のいい話は資本主義の世界にはない。
佐藤俊樹 「会社人間をこえて」
会社が株主のものなら、公害事件などさまざまな不祥事の責任は株主がとるべきなのに、誰もとっていないでしょう?…株主は、会社が倒産すれば株がただの紙切れになるだけで、それ以上の責任は持たされていないんです。 だから、会社が株主のものだという議論は矛盾しているわけです。 株式会社制度がスタートしたとき一番問題になったのは、会社が潰れたとき誰が責任をとるのかということです。この「自分のものである以上、管理する責任があるからだ。所有するというのは、そういうことでもある」といった言葉などを読みながら、「会社は株主のもの」という納得がしづらくなった…というわけです。
奥村宏「もっと株式会社について考えよう」
ところで、経済学インタビューをするきっかけ自体がGRAPHICATION(グラフィケーション) の「特集:働き方を考える」中で書かれていた、「この世は不公平なものだが、それぞれが努力すればそれに見合ったものをみんなが得られるようになる社会をどうすれば実現できるだろう?ということを愚直なまでに考えるのが経済学だ」という石川経夫の言葉でした。前にも書きましたが、この雑誌は無料で購読することができます。また、購読申し込みをするとバックナンバーも送られてきたりしますから、購読していないという人は定期購読申し込みをしてみるのも良いと思います。実に質の高い記事を無料で読むことができる、という希少な雑誌です。
2007-12-19[n年前へ]
■GRAPHICATION 「ものづくりと物語」
(無料で定期購読することができる)GRAPHICATION の最新号の特集は「ものづくりと物語」だった。GRAPHICATIONは、一つの特集テーマの下で、色々な人たちの視点から見た記事が描かれている。特集記事だけでなく、連載記事でもその特集テーマに対することが書かれることも多い。GRAPHICATIONは本当に密度が高い。
ものづくりは自然への畏敬の念とともに、人がモノと格闘する物語として語り継がれてきました。それは経済活動であると同時に、人づくりでもあり、文化を育む活動でもあります。ものづくりから生まれる無数の物語に耳を傾けることで人は元気をもらい、先に進む力を得ることができるのではないでしょうか。
ちゃんと仕事もあり、お金ももらっている人たちが、自分の仕事以外のことには目も向けない。
「のりしろ」を出し合う 吉岡 忍
よく建築家にふさわしい資質は何ですかと若い人に聞かれますが、「計画性のないこと、楽天的であること」その二つがなければ、少なくとも独立した建築家にはなれないと言っているんですよ。
「遊び」を思いつく 中村好文
科学とは広い意味での物語である。…客観性や普遍性が売り物である科学には、個人の思惑を一切介入させるべきではないとされてきたのだ。しかし、科学の歴史を通覧してみると、意外にも物語性に富んだ科学が多く試みられてきたことがわかる。
科学と物語の道行き 池内 了
2008-11-15[n年前へ]
2009-04-01[n年前へ]
■「レゴ」みたいな無料CMS、ドイツから上陸!
「Jimdo」は、ドイツのスタートアップ企業「ジンドゥー」が2007年に開発したCMSで、海外では現在のところ約50万ユーザーが利用している。国内ではKDDIウェブコミュニケーションズが日本語にローカライズし、ASPサービスとして今回提供を始めた。バナー広告は表示されるものの、ディスク容量500MBまでの「Free」プランなら無料で利用可能だ(5GBまで利用可能な「Pro」は月額945円)。
その魅力は、「レゴブロックのように自由に組み合わせられる」(ジンドゥー)と自賛するほどの、直感的なページ作成・更新機能にある。Jimdoは、「見出し」「文章」「表」「写真」といった“コンポーネント(コンテンツ部品)”を、コンテンツ表示領域上に自由に配置してページを作っていく。