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2009-05-06[n年前へ]

100円「自転車用の充電式ライト」の明るさを計ってみよう 

 昨日、100円ショップへ行き、格安トータル700円で「充電池式の自転車用のライト」を手にれました。ちなみに、自転車ライトの本体は100円で、残りの600円は充電池と充電器の値段になります。とにかく、「格安」です。

 格安にライトを手に入れたなら、次は、この100円自転車ライトが一体どの程度の明るさなのか・どの程度使い物になるのかを知りたくなります。そこで、照度計を使って激安自転車ライトの明るさ(照度)を計ってみることにしました。

 真っ暗な部屋で、40cm離れたところから照度計に100円ライトで光を照射してみると、およそ1200ルクスの明るさ(照度)でした。計測しているようすが右の写真です。ちなみに、右の写真ではメータが表示している数値を10倍したものが、ルクス(lx)値になります。

 「40cm離れたところで1200ルクス」ということは、たとえばその10倍の距離、つまり40cm×10=4mの距離がどの程度の明るさになるかを考えてみると、ライトで照らされる面積は距離の2乗=100倍になりますから、1200ルクスの100分の1=12ルクスの明るさになる、ということになります。照らさなければならない面積が100倍になると、面積あたりに照射される光量は100分の1になるというわけです。

 12ルクスの明るさは一体どの程度かを考えてみると、おおよそ「休憩中(客入れ中)の映画館程度の明るさ」です。決して「明るい」とはいえないかもしれませんが、たとえば、格安A-bike型自転車(パッタモンと普通は言いますね)でゆっくりゆったりと自転車で道を走る程度なら、必要十分の役を果たしてくれるかもしれません。

 とりあえず、100円自転車用ライトで「スローライフ」ならぬ「スローライド」を楽しんでみようと思います。ゆっくりゆったりと。

100円「自転車用の充電式ライト」の明るさを計ってみよう






2009-05-20[n年前へ]

A-bike(風自転車)で東京路地裏を走る 

 ここ一か月ほど、A-bike風自転車、8インチ空気タイヤ版A-bike模造品に(平均すると)毎日10kmくらい乗っている。そのうち5kmほどは使う必要があって乗っていて、残りの5kmほどは、自転車を手で持ち歩いているから、ふと乗っている、という具合だ。その「ふと乗っている」という感覚jは、一体どう書けば伝わるだろうか。

 たとえば、100メートル先に興味そそられる店がある。たぶん、その距離なら、あなたはトコトコとその店まで歩いて行ってみる気分になることも多いと思う。「自転車を手で持ち歩いている」と、その「100メートル」は「1キロメートル」に等しい。例えて言えば、都会の電車の一駅くらいの距離なら、足を延ばして行ってみようかと思う、のだ(しかし、2kmを超えると、たぶん、ちょっと”エクササイズ”になる)。距離感覚が数倍変わると、眺めることができる世界が大きく変わる。それは、世界の座標系がビックリするくらい違うものになる。

 先日、上野駅から東京駅までA-bike風自転車(8インチ空気タイヤ版A-bike模造品)で「散歩」してみた。上野公園を走り、落語の鈴本演芸場の前を通り、秋葉原では、若松通商には寄って、神田の線路沿いを通り抜け、そして東京駅八重洲口まで走った。たぶん、自転車に乗っていたのは30分くらいだ。

 どんな場所にも、時間のエアポケットに入り込んだように感じる神秘的なスポットがある。たとえば、上野公園なら「上野大仏」や「穴稲荷」だ。そんな場所に行くと、懐かしいような・切ないような、何だかとても哀しい気持ちになる。

 下に張り付けた動画は、神田から東京駅八重洲口出る瞬間近くの自転車で走った時に眺めた景色だ。A-bike風自転車で走りながら、片手のケータイで写し取った世界だ。この高架下の路地裏を抜け(時には飲み)、その後東京駅八重洲口のビルを眺めると、一瞬とても不思議な気持ちになる。そんな言葉にできない感覚に、そこを通るたびに、いつも包まれる。

A-bike(風自転車)で東京路地裏を走るA-bike(風自転車)で東京路地裏を走る






2009-06-07[n年前へ]

メルセデス-ベンツの小型折りたたみ自転車とパッチモノA-bike 

 毎日のように、自転車に乗っています。けれど、A-bike風8インチ空気タイヤ版の超小型折りたたみ自転車、短く言えば、パッチモノA-bikeには、もう10日近く乗っていません。ギアが壊れ、それを直さない(直せない)まま、パッチモノA-bikeしまっているからです。あの機動性は画期的だと今も思いますから、ちゃんと直して乗ろうと・・乗りたいと考えてはいますが、なかなかできそうにありません。

 そんなこんなの、自転車生活をしている最中の週末に、メルセデスーベンツの折りたたみ自転車の写真に出会いました。折りたたむと、「80x80x35cm」のサイズになるという銀色に輝く自転車です。8段ギアを備え、1700ユーロの値段(23万円ナリ)という自転車です。デザインはとても綺麗で、おそらく乗り心地も、耐久性もいいに違いありません。

 けれど、私はこの文章を書きながら気づきました。私は、この23万円ナリの自転車よりは、7000円くらいで買った「A-bike風8インチ空気タイヤ版の超小型折りたたみ自転車」の方が、私は欲しいのです。いつも、持ち歩くことができて、すぎに乗って走りだせるあの自転車の方が欲しいのです。

 もしも、「ベンツの自転車かパッチモンA-bikeか、どちらか一方の自転車をあげる。あなたが使うならね」と言われたら、迷うことなくパッチモンA-bikeの方を指さすような気がします。これは、一種の恋なのかもしれません。

2009-06-15[n年前へ]

A-bike(風自転車)にローラーキャリアを取り付ける 

 畳んで転がせる自転車

 重量が増えて7kgをちょっと超えるくらいになってしまったけど ニューマティックタイヤ、スプリングシート、そしてこのローラーキャリアを取り付けることで やっと思い通りに持ち歩ける極小径自転車になりました。

2009-06-17[n年前へ]

GIANT ESCAPE R3 2008で街を走る 

 GIANT(ジャイアント)のESCAPE R3の2008年モデルに(も)乗っています。1,2kmだけ街中を走る分には、買ってそのままの状態でも良かったのですが、それより長い距離を走るには、ライディングポジションが直立気味になってしまい、今一つ気持ち良く走ることができませんでした。

 そこで、ハンドルの位置を可能な限り下げ、シートを高くしました。つまり、ハンドルを外し高さ調整用のリングを全部取り、ハンドルの傾きを少し変え、低めの姿勢で乗れるようにしました。

 これで、気持良く、GIANT ESCAPE R3 2008で街を走ることができそうです。もう梅雨が始まって、薄暗い空から雨が降る日々が続きます。けれど、だからこそ、雲の切れ間から太陽が道を照らす瞬間に、外へ飛び出し街を駆け抜けてみたい気持ちが満ちてきます。

GIANT ESCAPE R3GIANT ESCAPE R3GIANT ESCAPE R3GIANT ESCAPE R3GIANT ESCAPE R3








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