2001-05-20[n年前へ]
■久々に海沿いでホッケー
をした。気持ち良い。明日からに備えて、今日は一休み。
2003-05-20[n年前へ]
■卓上プラネタリウム制作講座のヒミツ?
「誰でも作れる卓上プラネタリウム製作講座」のオリジナルは高城武夫氏の「天文 切りぬく本・たのしい天体観測用具」誠文堂新光社 1979年発行ではないか、型紙は酷似している、との指摘。
確かに、年表からはその流れが自然かもしれませんね。
2004-05-20[n年前へ]
■「糸を信じる」という言葉
はてなダイアリーガイドの 監修の言葉。
ひとりひとりの生活の記録や考えごとなど、取るに足らない些細な物語かもしれません。(中略)一本一本は細い糸かもしれません。それでも、その糸と糸が複雑に絡み合い、見たこともないような布を織り成して、そして、その布のおかげでほんの少し、人生の幸せが増えることになればと願っています。この文章を眺めて、ふと糸信という名前の人のことを思い出した。その名前、その言葉には「糸を信じる」という気持ちが込められているんだなぁ、と気づいたのはその人を知ってからずいぶん時間が経ってからのことだったように思う。その名前を考えて選んだ人達の気持ちがこもっているんだろうな、となんだかしみじみとしたのは少し時間が経ってからだったような気もする。
その人が体を壊して勤務先を退社した、と人づてに聞いたのはいつのことだったろう。そんなに昔ではないような気もするし、だけど結構前のことだったような気もする。あの人は今どうしているのだろうか。
■大学生における好かれる男性及び女性の特性
大学生において、同性から好かれる特性とはどういうものか、また異性から好かれる特性とはどういうものかを探り明らかにする「大学生における好かれる男性及び女性の特性」そこから見えてくる「女らしさ」「男らしさ」とは…、という面白い論文。
ちなみに、「女性の方が男性よりも重視する特性が多い」という結果。注文付けすぎだー > 女性。
■話速変換技術「ゆっくりトーク」
「バッファリングした音声をまずは低速で再生開始し、再生速度を調整し、次の話題に移る前の無音部分で帳尻が合わせる」という話速変換技術「ゆっくりトーク」 from 雑記帖
2005-05-20[n年前へ]
■五反田・九段下
五反田で技術情報協会の「デジタルハーフトーニングの最適化と評価手法」阿部氏の4時間にわたる講習の資料は255枚。FFhで「すべてがFになって」終わるという辺りが実に凝っていた。4時間の講習というような場合には、本番で初めて「最初から最後まで喋る」とならざるをえないから、結構時間調整に不安を感じたりすると思うが、その状態でFFh枚に調整できる辺りがスゴイ。
巡回セールスマン問題の解説では借力氏の「超東京地図」が例に出されており、思わず笑ってしまった。エッシャーのDay and Nightスクリーンや純愛スクリーンや…と、とても楽しめた。気に入ったスライドの内の一枚は「最適解を探すためのやり方」を示した次のようなスライド。(ちょっと変えてあるけれど)
集中化と多様化・集中化 ・「良い解に近いところには、良い解が存在する」 という性質を信じ、良い解の周りで集中的に探索・多様化 ・「悪い解の周りで彷徨い、良い解に出会えない」 ことを避けるため、今までと違う場所を強制的に探索
夜は、きっと最初で最後の武道館アリーナ最前列。アンコール最後「私が見てきた全てのこと 無駄じゃないよって君に言って欲しい」の"ハローグッバイ"まで二時間半。
■世界でもっとも顔が知られた"Lenna"の全体写真
画像圧縮などの画像処理で一番顔が知られている人と言えばLennaだが、彼女がPlayboyのカバー・ガールだったとは知らなかった。まして、ヌード写真の顔部分だけを切り抜いていたとは知らなかった。というわけで、Lenna The Lenna Storyを眺める。(男の)画処理屋さんって本当にみんな女性のヌード写真が好きだなぁ…。
■「今日のコーヒー」日記
「会社でコーヒー淹れを担当するIさんは、毎日『今日のコーヒー』情報を付箋に書いて貼っていた。いつの間にか、コーヒーとは関係ない寸感もそこには書かれるようになっていた。そして、今日退社される記念に…今までの付箋が給湯室にまとめて張り出された。毎日少しずつ、色んなことを書き留めた結果は…」という「今日のコーヒー」日記。
2006-05-20[n年前へ]
■ちょっとお勧め!?Ajax的「平林メソッド」
ちょっとお勧め!?Ajax的「平林メソッド」- プレゼン三重苦に涙した結果… -です。名前などは100%冗談ですが、適当に笑って?頂けたら、そして(何かの間違いで)こんな内容が役に立つことが少しでもあればこれ幸いです。
夏以降はこんな実用的?な内容でお茶を濁すのは止めにして、「できるかな?」は非実用路線まっしぐら、にしたいところです。
■「好かれる異性」「糸を信じる」「集中と多様化」
今日の「n年前へ」は「大学生における好かれる男性及び女性の特性」「糸を信じる、という言葉」「集中化と多様化」などです。
ちなみに、「女性の方が男性よりも重視する特性が多い」という結果。注文付けすぎだー → 女性。
2008-05-20[n年前へ]
■「ネイティブ言語」の意外性
「DAPDNA」は、IP Flexのダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ「DAPDNA」だ。ダイナミック・リコンフィギュラブル(動的再構成)技術、つまり、チップの処理内容をns(ナノ秒)単位で切替えることで、多種機能を自由度高く比較的小規模なチップで実現することができるチップである。
私は去年、日本ですごい異世界を発見してしまいました。手話です。ネーティブの人、つまり「ろう者」の先生から直接手話を習っているんです。福祉に目覚めたわけでは全然なく、それが言語だと知ったからなんです。
高野秀行
このDAPDNAの統合開発環境には2種類ある。一つは、C言語のような「高級言語」を使う DFC Compiler で、もう一つが演算器をドラッグ・アンド・ドロップで繫げるGUI 形式の開発環境 DNA Designer だ。
DAPDNAの紹介文書を眺めていると、”DFC Compiler ではC(風)言語で手軽・簡単に記述することができます””DNA DesignerはGUIを使った開発環境で、ハードウェアの能力を最大限に活用した細かなチューニングをすることができます”というようなことが書いてあった。一瞬、「おやっ?」と不思議に感じた。「C言語なら簡単・手軽で、GUIプログラミングではハードウェアの能力を活かしきるチューニングが可能だ」というフレーズに意外性を感じた。たとえば、「Windowsのアプリケーションを作るのに、APIゴリゴリのプログラミングより、GUI開発環境でプログラミングする方が、チューニングできる」と聞いて、「あれっ?」と感じるような意外性を感じたのである。
言語が違うということは世界の見え方が違うということです。
高野秀行
しかし、これは少し考えれば当然のことだ。行いたい処理を、「C言語」で記述した内容から演算器群を用いて自動生成するのと、演算器を回路図として記述するのでは、後者の方が「ハードウェアの能力を最大限に活用した細かなチューニングをすることができる」のは当たり前である。GUI開発環境上でドラッグ・アンド・ドロップされ、それらの繋がりが描かれた演算器群こそが、こういったチップの動きを一番素直に記述する「ネイティブ言語」なのである。並列化が進んだシステム上で動くものを作るときには、GUI言語こそがネイティブ言語と言えるのかもしれない。
手話も、手話ネーティブもほんとに面白い。福祉の話題にしておくのはもったいなさすぎます。こんなに文字かなところに異世界があるんだから、一人でも多くの人に楽しんでほしい。
高野秀行
2009-05-20[n年前へ]
■A-bike(風自転車)で東京路地裏を走る
ここ一か月ほど、A-bike風自転車、8インチ空気タイヤ版A-bike模造品に(平均すると)毎日10kmくらい乗っている。そのうち5kmほどは使う必要があって乗っていて、残りの5kmほどは、自転車を手で持ち歩いているから、ふと乗っている、という具合だ。その「ふと乗っている」という感覚jは、一体どう書けば伝わるだろうか。
たとえば、100メートル先に興味そそられる店がある。たぶん、その距離なら、あなたはトコトコとその店まで歩いて行ってみる気分になることも多いと思う。「自転車を手で持ち歩いている」と、その「100メートル」は「1キロメートル」に等しい。例えて言えば、都会の電車の一駅くらいの距離なら、足を延ばして行ってみようかと思う、のだ(しかし、2kmを超えると、たぶん、ちょっと”エクササイズ”になる)。距離感覚が数倍変わると、眺めることができる世界が大きく変わる。それは、世界の座標系がビックリするくらい違うものになる。
先日、上野駅から東京駅までA-bike風自転車(8インチ空気タイヤ版A-bike模造品)で「散歩」してみた。上野公園を走り、落語の鈴本演芸場の前を通り、秋葉原では、若松通商には寄って、神田の線路沿いを通り抜け、そして東京駅八重洲口まで走った。たぶん、自転車に乗っていたのは30分くらいだ。
どんな場所にも、時間のエアポケットに入り込んだように感じる神秘的なスポットがある。たとえば、上野公園なら「上野大仏」や「穴稲荷」だ。そんな場所に行くと、懐かしいような・切ないような、何だかとても哀しい気持ちになる。
下に張り付けた動画は、神田から東京駅八重洲口出る瞬間近くの自転車で走った時に眺めた景色だ。A-bike風自転車で走りながら、片手のケータイで写し取った世界だ。この高架下の路地裏を抜け(時には飲み)、その後東京駅八重洲口のビルを眺めると、一瞬とても不思議な気持ちになる。そんな言葉にできない感覚に、そこを通るたびに、いつも包まれる。
2010-05-20[n年前へ]
■大人がすなる植物観察日記
朝、顔を出した豆の芽(ジャックの枝豆)は、日暮れが近づく頃には、色も形も大きさも変わっている。朝は薄い黄緑色だったはずが、濃い緑色になって、下の方を向いていた芽も上を向いている。
小さい頃、学校の宿題で植物の観察日記を描かされたような気がする。すくすく伸びる植物を眺め記録をつけるという作業は、大人の方がハマるのではないか、と思わされる。自身が育ち盛りのこどもより、なかなか成長しない大人の方が、意外に嬉々として観察日記をつけそうな気がする。
ジャックの豆の木は一晩で雲の上まで伸びていったが、豆の芽がみるみる間に姿を変えていくさまを眺めていると、あのジャックの豆の木も、荒唐無稽な話ではないな、と考えたりするのである。
2012-05-20[n年前へ]
■「太陽(日食)観察」と「黒マルチ(黒色マルチフィルム)」
日食観察をするための「黒色メガネ」がコンビニや100円ショップに並んでいます。強い太陽の光を直射した際に、目を痛めることがないように、光を弱めるメガネです。
小学校低学年の頃、理科の授業で「太陽観察」がありました。太陽観察をするための「黒色メガネ道具の選び方・作り方」の説明を受けている時、こんな会話がありました。
「黒マルチじゃダメ?」(生徒)
「ダメです」(先生)
黒マルチというのは「黒色マルチフィルム」の略です。 畑の土の上に貼ってあったりするアレです。 当時、高原野菜の産地に住んでいたので、学校(分校)の周りには、黒マルチがたくさん貼られていたのです。
「黒マルチ」と言っても、特性はものによって違います。 共通点は、「(人が眺めることができる)可視光波長を吸収するので、黒く見える」ということだけです。
「可視光」は波長がおよそ400〜700μmです。 植物が育つには、波長400〜500μm・600〜700μm程度の光が必要です。 …ということは、育てたい植物を植えた周りの土を覆うように黒マルチを貼ると、雑草などが生えてくるのを防ぐことができるわけです。
そして、可視光より(波長がさらに長い)領域を考えてみると、波長が700μm以上の光、近〜遠赤外光を吸収してしまうタイプ「黒マルチ」は、日傘を差しているようなものですから、陽光で土が暖まることを防ぎます。 つまり、赤外光を透過させないタイプの黒マルチは、「地温上昇を防ぐ」のです。
その一方で、その逆の黒マルチ、赤外光を透過させるタイプの「黒マルチ」は、土を多少暖める効果を持つということになります。 多少、というのは「可視光を遮っている分の損失」があるからです。 「地温を上昇させること」を第一優先にするならば、「(可視光も吸収せず・透過させる)透明フィルム」を畑に貼れば、つまり畑をビニールハウス状に包んでやれば良いわけです。
「黒い色」の特性にも色々あって、植物を育てるためにも、どんな植物を何処で育てるかといったことにしたがって、どのような「黒マルチ」が使われるかが変わるのです。
それと同じように、太陽(日食)観察をするにも、目には同じ黒色に見えたとしても、目を守るために必要とされる「黒色」があったりもします。
紫外線の影響を考えなければ、日食観察には「地温を上昇させないタイプの黒マルチ(黒色マルチフィルム)」を探し・使えば良かったのだろうか?などと考えつつ、「太陽(日食)観察をするための道具選びという”入り口”からでも色々なことが見えてくる・考えさせられるなぁ…と思うのでした。
2015-05-20[n年前へ]
■自転車王国オランダでは、かなりの比率の人が乗ってる自転車に○×が△□!?
「自転車王国」と呼ばれるオランダで、これは確かに自転車王国だ!と驚かされたのが「老若男女、かなりの比率の人が乗ってる自転車に○×が△□」ということだった。たとえば、スーパーで自転車止め、近くに留まってる自転車を撮ってみたのが左下の写真。よくよく見ると、日本のよくある自転車群とは大きく違う部分があって、気づくと思わずビックリさせられる(一番右の自転車は普通)。
答えは何かというと…「自転車を高速で走らせる老若男女の人たち、そのかなりの比率の人たちがブレーキがハンドルには無い自転車に乗っている」ということだった。たとえば、右上の写真、街中に止められてる昔ながらの(よく見かけるタイプの)自転車を眺めてみれば、ハンドルはただのハンドルでハンドブレーキなんか全く存在していない。…つまり、いわゆる「ペダルを逆回しするとブレーキがかかるコ-スタ-ブレ-キの自転車に乗り・高速に飛ばしている人が多い」ということ。 いや、びっくり。
2017-05-20[n年前へ]
■スマホ(BLE)から動かせる街中スナップ用の(Ricoh Theta用)自動制御アームで特殊映像を撮ってみる
「スマホ(BLE)から動かせる街中スナップ用の(Ricoh Theta S用)2軸自動制御アームを作ってみる」を南国バンコクに持ち込んで、この撮影機材をリュックの中に詰め込んで、自転車で街中をウロウロしながら特殊撮影をしてみました。特殊撮影というのはどういうことかというと、異なるたくさんの視点から撮影した全周画像をもとに3次元空間を再現したり、その3次元空間に光が注ぐ世界の中を歩いてみたり…という実験です。
リュックから大型三脚とBLE経由制御の駆動ユニットを組み立てて、Ricoh Theta Sを取り付けるまで、慣れれば1分で完了します。そして、バンコクの通りに立てた特殊機材の近くから、iPhone 経由で駆動制御と撮影をしてやるのです。数十枚〜百枚弱の撮影をおよそ5分弱の間に行うのです。
そんな撮影をしたら、カメラの周りに存在した3次元空間を再現するための計算をCPUとGPUをぶん回し行います。あるいは、そんな世界に差し込む光や反射する光をガウス的に捉え再現するための計算を、やはりCPU・GPUをぶん回して行うのです。…そんなことをするこで、色んな映像を作り出すことができます。
たとえば、下の動画はBTS(バンコク中央部を走る高架鉄道)のスラサック駅近くにある、中華系の墓地の Tae Chew Association of Thailand で撮影した72枚の全円周な画像群から生成した3次元映像です。この動画では3次元空間を1方向に向かい眺めているだけですが、再現されたデータ世界の中では、「一応」すべての方向に向かう風景が生成されています。
といっても、こんな映像はとてもチープなのもまた確かです。けれど、そんな撮影画像であっても、「もう二度と見ることができない今の時代を撮影した」データであるような気もする…ので、こんな変な撮影を色々してみて残していこうかな、と思います。
2018-05-20[n年前へ]
■韓国 大邱(テグ)の電気街と工具街に行ってみる。
韓国 大邱(テグ)は、サムスングループが生まれた街だ。その大邱にある、電気街と工具街に行ってみた。まず電気街は、大邱駅や地下鉄 中央路駅のすぐ近くに位置する校洞電子街。韓国地図コネストの表記なら、その名もズバリ、電気照明通りとコンピューター通りで囲まれた地区だ。建物の作りなど、昭和末期の秋葉原に似ていて、そこにICOMなどの広告とともに無線機などが並んでいると、とても懐かしさを感じる。もしも、映画などで昔の秋葉原を再現したいのであれば、この地で「看板だけ入れ替えれば」それっぽい風景になりそうだ。…もちろん、昔の秋葉原に通った人であれば、各店の名前も、その場所や位置関係も、(体のどこかに刻まれた記憶すべてを)正確に再現しないと気が済まないだろうが。
また、工具街というのは、大邱駅から達城公園に向かって走る、大邱産業工具通りだ。工具通りには、さまざまな機械部品や機械製品が並んでいて、世界の「秋葉原」とは言えないかもしれないが、とにかく「道具好き」にはたまらない一角であることは間違いない。
さらに、この大邱産業工具横丁の近くには、オートバイ通りやミシン通りもある。さまざまな工業産業製品を扱う、それぞれの「通り」があるのではないか?と感じさせられる。バイク通りは、バイクにさして興味がない私でも面白かったくらいなので、バイクマニアには堪らないはずだ。そして、ミシン通りは、遙か古い時代のミシンから…現代の高機能ミシンまで、さまざまな機械が並んでいて、もはや「ミシン博物館」である。
ちなみに、この近くには「サムスン発祥の地」もある。行き損なったことが残念だ。…世界に愛すべき「秋葉原」はたくさんにあるようだ(CC 石川さん)。今回は、韓国語を真面目に勉強したくなった。