2008-06-19[n年前へ]
■続・バスト体感モデル「システム同定」用自動振動シミュレータ
『バスト体感モデル「システム同定」用自動振動シミュレータ』が使いづらかったので、少しコードを書き換え・初期設定も変えてみました。(BustSimulator20080620.lzh 870kB) アプリケーションを動作させると、強制的に振動を起こし、入力振動→出力振動の関係を眺めることができます。アプリケーションを動作させたときのようすは、下に貼り付けた動画のようになります。
もちろん、揺れないのが一番いい!?というわけで、Sport Bra のBust Simulator(参考までに、Simulatorをいじっているさまを、下に動画として貼り付けておきます)を眺めながら、防振制御するにはどうしたら良いかを考えてみたりするのも、面白いかもしれません。
2008-06-20[n年前へ]
■「巨乳ハンター」と「システム同定」
そういえば、「(加速度センサ対応)体感・実感バストシミュレータを作る」の動作画面を一目見て、”爆乳”の名付け親の方『カップでいうとFカップくらいの動きだ』と言ったのを面白く感じました。「見た感じ」で、どのような動きをするシステムであるか、あるいは、そんな動きをするのものの例としてはどのようなものがあるか、つまりは、ある種の「システム同定」を即座にできるのだなぁ、と感心させられたのです。さすが巨乳のプロだと思わされたのでした。
「巨乳」といえば、昔懐かし「巨乳ハンター」を読み直しました。知らない人のために補足しておくと、巨乳ハンターは
羨まれる豊かに見える人でも、それぞれの悩み・苦労を抱えているという奥深いマンガです。…と書いたら、きっと「そんなわけあるか!」と言われてしまうかもしれません。そこで、もう少し書き直しておくと、
羨まれる豊か(な胸)に見える人でも、それぞれの悩み・苦労を(その胸に)抱えているということになります(異論続出でしょうが)。
ところで、巨乳ハンターを読み直していると、モーメントやら共振といった用語が時折顔を出してくることに(今更ながら)気づかされました。主人公が戦う相手のワザを科学的!?に解説する中で、そんな用語が出てくるわけです。というわけで、「巨乳ハンター」の秘技の数々を検証してみると、一体どんなことがわかるのだろうか、と考えてみたりしたのでした。
2008-07-26[n年前へ]
2009-05-07[n年前へ]
■「86cm Cカップの女性のバストの熱分布の計算例」
乳がん検査を楽にすることなどを目的に、女性のバスト変形を有限要素法(FEM)で計算したりする研究は多い。バストを変形させたときの形状変化から、バスト内部に変形のようすが通常と異なる異常な組織、つまり腫瘍などが存在していないかを確認する方法を考えるために、さまざまな研究がおこなわれている。
技術解説書の「エクセルで熱伝導シミュレーション」の小コラムを書くために、熱伝導の計算例を探してみると、その中に「86cm Cカップの女性のバストの熱分布の計算例」があった。それが、右の画像である。(向って)左が温度分布である。温度が単位を持たない数字として表示されているので具体的な温度に換算しづらいが、最も温度が高い(赤色で表示されている)胸板表面に対して、最も温度が低く水色に表示されている部分では、8割ほどの数値になっている。
この数値が、外界の温度を0(x100)とし、胴体内部での血液の温度を100(x100)というように扱っていると仮定し、適当な数値を入れてみると、たとえば、外界の温度が20℃で、血流の初期値が38℃としてみると、いちばん温度が高い部分が(38-20)*0.6+20=30.8℃くらいとなり、いちばん温度が低い部分が(38-20)*0.5+20=29℃となる。バストの表面の温度分布に2℃ほどの高低が生じている、ということになる。
計算結果が、左右・上下で非対称な温度分布になっているのは、たとえば、右の画像のようなバスト内部の血管や脂肪や筋などの各組織構造をモデルに入れているからだろう。逆にいえば、こういう計算をしておくことで、実際の温度測定計測結果を見れば、内部の組織構造の異常が推定できるということになる。非接触の(温度計測用)赤外線カメラで撮影するだけで、簡単計測ができたら(マンモグラフィーは痛くて嫌だ、という声もちらほらと見かけるし)「乳がん検査」の敷居が下がるかもしれない。
そういえば、以前、人体の指を(中央線に対して)対称な形状として、熱伝導計算をしたことがある。「湯冷め」を防ぐ「上がり湯」のヒミツ!?として、指先の熱移動が「熱拡散」「血液の移動による直接熱移動」「外部からの冷却」によってのみ行われるものとしてみて、指の熱分布の計算をエクセルでしてみたのである。こんど、練習がてら、同じように「エクセルでできるバスト熱分布計算」でもしてみよう。もちろん、技術解説書には使えないだろうが・・・。
2009-06-02[n年前へ]
■「微乳こそ美乳!」の科学
週刊SPA!の中吊り広告を見た。特集記事:「微乳こそ美乳!」の科学・・・って、週刊SPA!相変わらず濃い。時代を反映し、記事内容はやはり変わっているような気もするけれど、それでも、やはり濃い。何しろ、Bカップの魅力を悶絶探求の「科学」だもの。