hirax.net::inside out::06月19日

最新記事(inside out)へ  |   年と月を指定して記事を読む(クリック!)

2024年5月 を読む << 2024年6月 を読む >> 2024年7月 を読む

2000-06-19[n年前へ]

プリュアン散乱法とリプロン光散乱法 

熱ゆらぎ計測法 from InterLab

病院 

一時間半かかった...

2002-06-19[n年前へ]

今日の青空 

 今日は昨日と違って天気が良い。(リンク

近代サッカーは疲れるのだ 

 出社して初めて気づいた。今日は新人歓迎会だった。で、11人で店へ行った。一つの長いテーブルにみんなで座って食べ始めた。私はちょうど真ん中くらいに座った。で、皿が三つきたので、私は真ん中の皿に箸を延ばすと「きっとその皿はこっちの三人分」とツッコミが入った。何と、皿をよく見るとそれぞれ、4きれ、3きれ、4きれ、という具合に入っている。何と、一人一切れ制度らしい。つまり4・3・4システムなのである。最初の刺身も焼き肉もそうなのだ。スゴイと思うと同時にそんなシステムはとてもつまらないのである。もっと、ピッチを縦横無尽に駆け回る方が楽しいのである。

2003-06-19[n年前へ]

忙しい日々 

 を過ごしています。せめて、夢の中でゆっくり景色を眺めてみることにしよう、かな。

2004-06-19[n年前へ]

メローメロー 

 メローメロー

We see your potential 

 We see your potential.

子供達が学んでいく姿が見えます。夢が現実になっていくのが見えます。私たちには見えます。小さな彼らの、大きな夢が。あなたの中にある無限の可能性が見えます。
 「ポテンシャルって何?」とたまに訊かれる。「すぐには見えるものじゃないけれども、何かが潜在的に持っている力、みたいな感じ」と答えることが多いような気がする。そして、「その見えないものを見えるようにするのが電子写真」と答えることが多いような気もする。そんなことを思い出すマイクロソフトのコマーシャル。冒頭の音楽も映像もナレーションも大好きなコマーシャル。「今は見えないかもしれないもの、だけど、あなたが持っている可能性と未来」が見える、というコマーシャル。


 ピアノが奏でる音楽を聴きながら今回のCMを眺めたり、ギターの弦の音を聴きながら、これまでのCMで、一人のお母さんの背中のたなびくマントや、ギターを弾く青年をいつかとりまく大観衆や、そして、年老いたウェイトレスが近い未来に大学を卒業していく姿を、そんな景色を眺めてみるのも気持ちが良いかも。
We see your potential.
 

海辺の景色 

 明るく薄い緑でとても綺麗な海。波は大きめだけれど、まだ風はそんなに強くない。陽射しが暑い海辺の景色。

海辺の景色海辺の景色海辺の景色海辺の景色海辺の景色海辺の景色海辺の景色






字が浮き出る日時計の特許 

 Digital Sundial Patent. from digitalsundial

エンジニアの読む雑誌分析と性格分析 

 エンジニアが読む雑誌から判断する「現在の幸せ度×技術への自信度」と「ユングの性格分類」の分析。分析の中で挙げられている雑誌中で、私が読んでいるのはトランジスタ技術だけ。「技術に自信があるけど、今は不幸せ。そして、ユング的には思考型」になる。
 二次元散布図とユング心理学だなんていう料理の仕方はとても面白く好きだ。ただ、その材料の雑誌は少し悪いような気も。「主に実務のために読む技術雑誌」に限る必要は無いようにも思う。ちなみに、Tech総研のURLの「利用」の仕組みは今ひとつ、かな。

生体シミュレータ 

 色んな生体シミュレータ。ちょっと面白い製品群。

無限のポテンシャルと有限の時間 

人の可能性や能力は無限にあるの。だけど、人には有限の時間しかないの。これって、面白いパラドクスだと思わない?J.P.ホーガン

 運動量は加えられた力積で変化する。力積は「力」×「時間」で定義される。人が持つ潜在的な力・ポテンシャルは無限、だけど時間は有限だとしたら、その結果となる人の運動量は、無限×有限=…?

セリフには感情を乗せない 

 小栗康平が岸辺一徳に言ったセリフ。

セリフに感情を込めるとセリフの伝わる範囲がすごく狭くなる。セリフに感情を乗せるな。

「そもそも」@プチ論客 

 これであなたもプチ論客! 語った気になれるマジック・ワード集を眺めると、「そもそも」がいる。私は、「「『そもそも』という言葉を頻繁に使う人は、ほぼ例外無しに(本人が意識してるのかは別として)人の意見を聞く気がない」と思っている。ということは、プチ論客風エッセンスの中には「実は人の意見を聞く気が全くない」という風味が強くトッピングされているのだろうか。

2005-06-19[n年前へ]

沼津 

 久しぶりの「どこにも出かけない休日」

沼津沼津沼津沼津沼津沼津沼津






スクロールバーに見る「未来の予感」 その2 

Tablet PCTablet PC というわけで、「視線の移動」という視点からは、「スクロールバー」類はその言語の「上手」に位置するのが自然です。つまり、左から書き始める言語を表示している際には、本文などよりもスクロールバーが左側に位置する方が自然に思えます。
 その一方で、右手でマウスを操作する感覚からすると「スクロールバー」類は本文よりも右手に位置する方が自然に思えます。Tablet PCを操作し始めると、そんなことを実感します。

Personal Histories of the Desktop User Interface 液晶に(ペンで)触れることにより操作できるTablet PCは、WEBページをぼーっと眺めたり、メールをつらつら(書くのではなく)読んでみたりする分には、とても自然に気持ち良く使うことができます。「文中のリンクを選んで、そのリンクページに進む」というような作業をペン(=自分の指)で直接していると、「マウスで操作する」という作業はやはり「自分の腕や指を使う作業」のフェイク(偽物)であったんだなぁ、と思います。「モドキ」だったんだなぁ、と思います。ハッキリとした現実そのものというわけではない「モドキ」だったから、現実と違って「位置関係の効果」も曖昧に見えてしまうのかもしれない、と思ったりします。

 Tablet PCを使う際には、(右利の私には)「スクロールバーが右に位置」していないと、とてもじゃありませんが耐えられません。もしも「スクロールバーが左に位置」していたとすると、スクロール中に、「移動させているページ内容」が自分の腕に遮られて見えなくなってしまうからです。否応なしに、「どんな役割のものがどこに位置するか」ということの制限・効果を実感せざるを得ないのです。視線の移動や手の移動といった作業の自然さ・不自然さが、とてもわかりやすくなるような気がします。(続く)

Tablet PCを使う 

レノボ、B5サイズタブレットPC「ThinkPad X41 Tablet」PORTEGE M200  - 東芝ダイレクトPC Tablet PCを使い始めました。といっても、Tablet PC一本にしたわけではありません。もしも、Thinkpad T42 の(もちろんキーボードも併用可能で&軽量な)Tablet版があれば、Tablet PC一本にしてしまったかもしれませんが、残念ながらそのような製品はありません。Thinkpad X41 Tabletでは、(私の用途では)RAMと表示能力が致命的に小さいですし、Portege M200では、キーボードとポインティング・デバイスが(私には)今ひとつです。そこで、結局 Thinkpad T42 + Portege M200 という組み合わせで使っています。

IT用語辞典 e-Words : リモートデスクトップとは 【remote desktop】 ─ 意味・解説 せっせと作業をする時には、Thinkpad で作業をして、ちょっと曖昧な作業や考え事をする時には Portege を前にしたりする、という感じです。そして、急に Thinkpad の能力が欲しくなった時には、Portege経由でWindows XPのRemote Desktopを使ってThinkpadを操作したりします。Thinkpad T42 は14.1インチのSXGA+ (-1400ピクセル x 1050ピクセル) のディスプレイで、Portege も同じSXGA+(サイズは12.1インチですけれど)ですから、何の違和感もなく手元のPortegeをThinkpadの代わりに使うことができるわけです。もちろん、キーボードとトラックポイントには違和感があります。とはいえ、なかなか便利なこともまた確かです。

2006-06-19[n年前へ]

裾野 

裾野裾野裾野裾野






「無限の可能性と有限の時間」 

 fromn年前へ

人の可能性や能力は無限にあるの。だけど、人には有限の時間しかないの。これって、面白いパラドクスだと思わない?   J.P.ホーガン
子供達が学んでいく姿が見えます。夢が現実になっていくのが見えます。私たちには見えます。小さな彼らの、大きな夢が。あなたの中にある無限の可能性が見えます。   Microsoft "We see your potential."

「行動の総当り解析」 

 「自分(たち)の全行動を総当りでデータベースに入れ、失敗・成功の全てを残し、それをあとで解析するとどうなるだろう?」という「行動の総当り解析

2008-06-19[n年前へ]

続・バスト体感モデル「システム同定」用自動振動シミュレータ 

 『バスト体感モデル「システム同定」用自動振動シミュレータ』が使いづらかったので、少しコードを書き換え・初期設定も変えてみました。(BustSimulator20080620.lzh 870kB) アプリケーションを動作させると、強制的に振動を起こし、入力振動→出力振動の関係を眺めることができます。アプリケーションを動作させたときのようすは、下に貼り付けた動画のようになります。


もちろん、揺れないのが一番いい!?というわけで、Sport Bra のBust Simulator(参考までに、Simulatorをいじっているさまを、下に動画として貼り付けておきます)を眺めながら、防振制御するにはどうしたら良いかを考えてみたりするのも、面白いかもしれません。


2009-06-19[n年前へ]

ランニングのペースに合った曲を自動再生してくれるという携帯音楽プレーヤー 

 ランニングをする時、自分のペースと同じリズムの音楽を聞いていると、不思議なくらい気持ち良く走ることができる。本当に不思議なくらい、ランニング中に聞く音楽のリズムが自分のリズムと同じか、違うかの差は大きい。

 リズム抽出ソフトウェアはいくつも公開されているので、「このペースなら、この曲がお勧めだ」というデータベースを作る自動解析処理システムを、いつか作ろうと思っていた。そして、自分の好きな曲を、ペース・リズム毎に分類してiPodに入れ、ランニングをしてみようなどと考えていた。

 日経トレンディの頁をめくっていると、ランニングのペースに合った曲を自動再生してくれるという携帯音楽プレーヤー「ヤマハのボディ ビート(BODiBEAT)」を知った。

 内蔵のモーションセンサーがペースを検出して、お気に入りの曲の中から自動選曲。さらに数千種類の短い音素材をランダムに組み合わせることで、10万通り以上の曲をつくり出す”BODiBEAT Mixer”搭載!どんなペースで走っても音楽との一体感を楽しめます。

 一回、ボディ ビート(BODiBEAT)を腕に付けて、ランニングをしてみたい。で、やはり、その上で自分で自分のためのシステムを作ってみたいものだ。

ボディビート BODiBEAT






2010-06-19[n年前へ]

「サラリーマン的アルゴリズム」という名の最適化手法 

 遺伝的アルゴリズムもシミュレーティド・アニーリング(焼きなまし法)も、いずれも最適解を求めるための手法である。ふと、結構世の中に満ち溢(あふ)れていそうな最適化(最適解獲得)問題のための手法として、「サラリーマン的アルゴリズム」というものがあるのではないか、と考えた。

 「サラリーマン的アルゴリズム」では、基本的に3つの状態遷移・探索過程がある。その最初のものは、局所的最適化を淡々と追い求める「兵隊フェーズ」である。この過程は、少なくとも局所的最適解を求めるが、ただしそれにより大局的な最適解を求めることができる可能性はかなり低い。

 次の過程が、「船頭多くして、船山に登るフェーズ」である。兵隊だけでなく船頭も多くなり、エネルギーが高くなり、(焼きなまし法ではないが)比較的離れた解探索も行うようになる。ただし、悪く言えば、少し行き当たりばったり法とも言えるような状態になる。

 そして、もう3つのフェーズのうち一番影響の大きいのが、「天の声フェーズ」である。このフェーズはこれまでの最適解から大幅に離れた場所の探索も可能にする、問答無用の(遺伝的アルゴリズムのような)突然変異的な探索である。

 これら3つのフェーズの繰り返しにより、もちろん「兵隊フェーズ」「船頭多くして船山に登るフェーズ」「天の声フェーズ」の比率は異なるが、これが繰り返されることにより最適解を求めようとする最適化手法は意外に多いのではないだろうか。

 「集中化」と「多様化」
 「集中化」 -> 改善力
  良い解の近傍を探索すれば   もっとよい解が見つかるはず...
 「多様化」-> 探索力
  悪い解の近傍に陥らないように広範に探索すればずっと良い解が見つかるはず...

集中化と多様化」から

「サラリーマン的アルゴリズム」という名の最適化手法






2011-06-19[n年前へ]

どれだけ「蒸し暑い」のか24時間計ってみよう!? 

 首都圏で電車に乗ると、節電が行われていて、エアコンの出力を絞り、その代わりに窓が開けられている電車を多く見かけます。窓が開いていても、梅雨時のせいか、ラッシュアワーにはとても蒸し暑くなります。

 あまりに電車の中が蒸し暑かったので、「一体どのくらい蒸し暑いのだろうか」「この蒸し暑さを定量化したいぞ」と思い、秋月電子通商で「温湿度ロガー EL-USB-2-LCD」を購入してしまいました。温湿度ロガーというのは、温度や湿度を測り記録し続けてくれる機械です。

 そして、購入した温湿度ロガーを普段持ち歩く鞄にくくりつけてみました。つまり、これで24時間自分が感じる「暑さ」や「涼しさ」、「蒸し暑さ」や「不快さ」を数字にし、その数字を眺めて遊んでみよう!というわけです。ジャック・バウアーは、犯人と24時間戦い続けていますが、こちらは、温度・湿度と24時間、戦い続けてみよう…というわけです。

 そんな具合に温湿度ロガーを身につけて、生活空間の温度・湿度を10秒おきに計り続け、はや数日経ちました。過ごしやすい週末・平日の首都圏の交通網・街の居酒屋…その日常空間の「蒸し暑さ」がどんな具合だったか…というあたりは、また明日書くことにしましょう。

温湿度ロガー EL-USB-2-LCD温湿度ロガー EL-USB-2-LCD






2013-06-19[n年前へ]

iOS 8のメニュー画面には「フロントカメラを使った環境光のリアルタイムマッピングレンダリング」くらいはして欲しい!? 

 iOS 7のアイコン表示時の新機能として、画面の傾きに応じてアイコン位置を変えることで、画面の中に描かれたアイコンや背景に遠近感を与える、というものがあります。

hirax.net式VR表示法  思い起こせば、「未来の立体ディスプレイ」を作る と称して、同様の遊びをしてみたのが8年前…それが今やスマホで実現できる時代になった、と考えると感慨深くもあり、同時に身の回りの世界というのは10年程度ではあまり変わり栄えしないのだな…とも思わされます。

 さて、今日は(iOS 7の先の未来で登場するはずの)iOS 8のアイコン表示では「これくらいはして欲しい!?」というものを、iPad miniで行ってみました。やってみたことは、iOS 7同様に加速度センサ値を使って背景とアイコンに遠近感を与えつつ、(ディスプレイ面を向く)フロントカメラから「ディスプレイ面にあたる光(色)分布」を取得して、その状況をリアルタイムに反映したアイコンや背景をレンダリングをする実験をしてみました。それが、下の動画です。動画前半でiPad miniを色々な向きで眺めた後に、その後「さまざまな色の光」をiPad miniに色んな方向からあてるさまを撮影したものです。



 iPad miniの加速度センサとフロントカメラから得られる値・映像をもとにして、「(使用者が手に持つ)iPad miniは”こんな光”に囲まれていて」「使用者は”こんな風=向きに”iPad miniを持っていて」…そして、「画面内のオブジェクトはこんな風に光を受け・反射しているはず」…だから、使用者からは「こんな風に(リアルタイムに)見える」はず…というものをレンダリングしてみました。

 だから、傾ければ「オブジェクト面の反射光沢の状態」や「オブジェクトの間の距離感」も変わりますし、照明状態が変わると「画面中にある各種オブジェクトの色・見え方」も当然変わります。青い光に照らされている時には、青色波長に対応する光しか(背景もアイコンも)反射・返すことをしませんし、照明スペクトルが赤色ならば、赤色の反射光しか返しません(画面上に反映させません)。

 iOS 7はともかく…iOS 8くらいになった暁には「フロントカメラを使った環境光のリアルタイムマッピングレンダリング」くらいはして欲しい…と思いませんか?(…そんな過剰で不必要でつまりはムダなことには電流消費したくないぜ!という声がたくさん聞こえてきそう…)