hirax.net::Keywords::「バブル」のブログ



2003-09-06[n年前へ]

ちゃろん日記(仮)とバブルの逆襲の一人称 

 そういえば、確かにちゃろん日記(仮)capsctrldaysが書くとおり、「わし」で語られていたっけ。そして、バブルの逆襲は「ワシ」が結構使われていた。

 この二人はそういえば「家族」を強く意識させる文章だった。ちゃろん日記2000(仮)を読んだことのない人は、ぜひぜひ読んでみて下さいな。私の今でも一番のお気に入り。

2004-05-11[n年前へ]

今日の思い出し色眼鏡 

 イラクでの米軍の「捕虜(という取り扱いになるのかよく判らないが)」の取り扱いの写真を見ていると大学に入学した頃を思い出す。

 その頃の世の中はバブルに浮かれていた頃であるはずだ。それなのに、時代に取り残されたらしき大学のキャンパスの中では、中核派と革マル派の「陣地争い」が日々起きていた。つまらない、だけれどずいぶんと暴力的な陣取りゲーム(特にこの"sanae chan"はもういないの写真の教室の辺りはその主戦地だった)が飽きもせず毎日行われていたり、授業をしている教室脇の廊下で人が撲殺されたり、朝のキャンパスを血だらけの人が逃げていたり、あるいはイラクでの米軍の「捕虜」の取り扱いの写真とよく似たような風景が昼のキャンパスの中で繰り広げられていたりした。本当にイヤな景色だった。

 そして、正直に言えば、その風景はやはり少しショックだったような気がする。特に、今現在眺めている米軍の「捕虜」の取り扱いの写真とよく似たような風景や、あるいは、キャンパスの中で機動隊の盾が踊っている風景はとてもショックだったように思う。

 その景色を見てからは、それ以来どんなことであっても声大きく何かを言う人を苦手になった。声高に何かを力説する人を色眼鏡を通して眺めるようになった気がする。話される内容に関わらず苦手になったような気がする。そして、それが本人としては声高でないにせよ、苦手になったような気もする。

 そんなこんなで苦手・鬼門は、新聞・正論・声の大きい井戸端会議…。

2004-05-24[n年前へ]

若気の至り+過去の過ち 

 「ナニ屋さんですか?」を書いていてふと思い出したのが、ずっと昔の配属面接。

 配属面接なのだから当然のごとく私はまだ若かった。そんな若かった私は思わず「バブルジェットって原理的に高画質出力は無理そうですよね。熱利用ってなんだか今ひとつダメダメですよね」とインクジェット部門のお偉いさんに言ってしまった。それから何年かした後に、エプソンがPM700を出したことをキッカケに(ただ熱を使ってないので、そういう意味では今でも同じ意見を私は持ち続けているのだが)、高画質インクジェットの時代が訪れた。今では、高画質と言えばインクジェットだ。とんだ大誤算+若気の至りである。

 そして同じ頃、違う部門のやはりお偉いさんに「NEXT OSって終わってますよね。あんなとこのしかもハード部門を買う会社の気がしれないですよねー」とやはり若かった私は言ってしまった。すると、そのお偉いさんは「何言ってんだ、NEXTはこれからのOSだー」と言い放った。その時、私は「落ち目のNextをこれからのOSだなんて、こらアカン。この会社は絶対アカン」と思ったのだった。が、最近ふと気づいてみればNEXTはMacOSXとして見事にこれからのOSに変身している。これまた、とんだ大誤算+若気の至りだった。思い出すたび、自分を恥じるハズカシイ思い出話である。

 そしてやはり同じ頃…、と言い出すときりがない。考えてみれば、そんな予想外のことがたくさん起こる。世の中には、良くも悪くも予想外のことばかり起こる。私のツマラナイ予想はたいていの場合、幸か不幸か外れ続けている。それが良いのか悪いのか判らないけれど、世の中は「若気の至り」と「とんだ過ち」ばっかりだ。

2004-12-14[n年前へ]

5ギガバイトのStarbucksミント缶? 

eBay item 5148532066 (Ends Dec-18-04 17:40:58 PST) - 5 Gig USB 2.0 Portable SUPER SMALL! STARBUCKS CASE USB2対応の5GBの超小型のリムーバブルハードディスク。しかも外観はスターバックスのミント缶に入っている、という「5ギガバイトのStarbucksミント缶」デザイン・性能ともに、これは買いかも。今のところ、175ドルほどだし。


2005-06-13[n年前へ]

下丸子 → 渋谷 

 10年くらい前の今頃、渋谷でコピー機セールスの実習をしていた。二月弱ほどの短い期間、道玄坂から円山町そして鉢山町の辺りを一軒一軒「飛び込み」の営業をして廻っていた。バブルも終わり、「田舎へ戻る」というデザイナ達も多かったように記憶しているし、マンションの中にある小売業者や不動産業のオフィスも、静かで誰もいないところも多かった。そのエリアをしらみつぶしに廻るので、自然とその辺りの道やビルやその中の入居状況を覚えてしまった。

 今日、10年振りに渋谷を歩いた。渋谷駅から鉢山町の方へ向かうと、やはりまだ頭の何処かがその辺りの道を覚えていることに気づく。不思議なことに、今日の風景を見ながら、10年前の景色が頭の中に浮かび、実際に眺めている風景と二重に重なって見えることに気づく。

下丸子 → 渋谷下丸子 → 渋谷下丸子 → 渋谷下丸子 → 渋谷下丸子 → 渋谷下丸子 → 渋谷








■Powered by yagm.net