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2006-05-05[n年前へ]

オリエンタルラジオ「武勇伝」と「北斎 浮世絵」構図の相似 

YouTube - Broadcast Yourself. オリエンタルラジオの「武勇伝」を観ていると、二人が形作る構図が北斎の浮世絵に見えてくる。構図の中にさまざまな「補助線」を引きたくなるような、独特奇妙な遠近感を感じるのは、二人の意図かそれとも熱のせいの妄想か…。
 それにしても、真ん中の「一枚目の瞬間」から一番右の「次の瞬間」の立ち位置・構図変化で、左の人物(中田敦彦)が「飛び出して大きく見させる」効果は実に素晴らしい。
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2006-09-12[n年前へ]

経済学インタビューの最終回は希望学 

『希望学』:東京大学社会科学研究所 希望学プロジェクト玄田ラヂオ 経済学インタビューの最終回は、東京大学社会科学研究所 「希望学プロジェクト」で知られる玄田有史 東大助教授にインタビューをさせて頂くことに決まりました。ありきたりかもしれませんが、経済学インタビューの最終回はつまり「希望」がテーマです。これまでの「満足」「価値」「魅力」「選択肢」「感情」「技術革新」といったことを聞いてきたつもりですが、その最後はやはり、「希望」です。

キャリアとは、轍(わだち)のことだ。轍が繋がり、そこに道が出来る。ただ、どんな道にせよ、共通するのは、途中で必ず迷うということだ。どちらに進んで行けば良いのか、わからない時がきっとあるだろう。大切なのは、わからないということへのタフネスを身につけることに精力を注ぐことだと私は思う。それが、最良のキャリア教育であると、私は信じている。 「3つ」のヒント 玄田ラジオ
思うに希望とは、もともと、あるものとも言えぬし、ないものとも言えない。それは、地上の道のようなものである。もともと、地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。 魯迅 竹内好 訳「故郷」

2006-10-12[n年前へ]

「鴻上尚史 v.s. 中村うさぎ」 

 鴻上尚史のインターネット・ラジオ Klap内の「生きのびるために笑う」 10月12日更新分は「鴻上尚史 v.s. 中村うさぎ」 ポッドキャストはこちら

うさぎさんを持っている同時代の女性はラッキーだなあと思いました。率先して、体験して、傷ついて、大借金して、欲望の結果をひとつひとつ教えてくれるクリエーターがいることは、同姓にとって心強いと思います。 「ドン・キホーテのピアス」 Vol. 588

2008-04-27[n年前へ]

水道橋博士と河合隼雄が語る「星座」と"Connecting Dot"な「日々」 

 20年くらい前に、こんな言葉を聞いた。京都府の山中にある学校の学園祭だったか、大阪市内のコンサート会場だったか、あるいは、武蔵野のどこかの学園祭だったか、…その言葉を聞いた場所は忘れたけれど、それは種ともこの言葉だった。

 数字がバラバラに書いてあって、その数字を順番になぞっていくと最後に絵ができる"Connecting Dot"ってパズルがあるじゃない? バラバラだったりしても、途中で間違っているように思えたりしても、色々と続けていたら最後に何か浮かび上がってきたりしたら、それで良かったりするのかな?って時々思ったりするの。
   種ともこ
 この言葉を聴いてから、"Connecting Dot"というパズルを見ると、そのバラバラに散らばった数字が「人の一生」に見えてしょうがない。

 「河合隼雄 その多様な世界―講演とシンポジウム 」を読んでいたとき、河合隼雄が語るこんな言葉を見た。

 (目の前にいる人・目の前にある悩みを)ボーと見ていると、おもしろいものが見えてくる。その面白いものが見えてくることを"コンステレーション"と呼びます。"コンステレーション"というのは「星座(を意味する言葉)」です。
 河合隼雄 「河合隼雄 その多様な世界―講演とシンポジウム
 この言葉とよく似た言葉を、お笑いコンビ「浅草キッド」の片割れの水道橋博士が、1年ほど前にインターネットラジオで語っていた。
 星が散らばっている時、その星を結んだ瞬間が一番楽しい。
  浅草キッド 水道橋博士
 この「星」というのは、誰かの「足跡」ということである。ただ眺めてみた時には、それらの足跡の集まりは 、何の姿も持たない「空に散らばっている星」にしか見えない。けれど、その人の足跡・星を結んでいくと、そこには、ただの点でも直線でもない「その人の姿」が浮かび上がってくる、ということだ。

 私たちは毎日走り続けている。時には、立ち止まったり、ゆっくり歩いてみたりしながら、流れる時の中で、何かの歩みを続けている。あるいは、好む好まざるに関わらず、移り流れゆく世界の中で、泳ぐことを続けている。その軌跡は、一体、どんな星座を描くのだろうか。

Constellation






2008-06-08[n年前へ]

秋葉原という街で 

 秋葉原に行くようになったのは、三十年くらい前。国際ラジオのような店の前で色んな部品を眺め、役に立ちそうにない汚い部品の数々に、わけもなくワクワクした。何の部品も半田付けもされていないapple][のコンパチ基盤をロビン電子で眺め、武田鉄矢が笑う(けれど、間違っても武田鉄矢が使いそうにはない)「マイコン」を抱えるポスターを眺め、タダの緑茶自販機で喉を潤したりしながら、一日秋葉原で過ごす週末も多かった。

 そういえば、マイコンの宣伝ポスターで笑うのは、高倉健や斉藤由紀や……なぜかみんなマイコンを使いそうにない芸能人ばかり、だったような気がする。あれは、一体なぜだったのだろうか。



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