hirax.net::Keywords::「画像加工」のブログ



2007-06-14[n年前へ]

画像加工サービスで作られた処理サンプル 

 「画像処理ジェネレータ・サービス」を作り出すサービス、ケータイで撮った写真で簡単に画像加工をすることができるサービス、"Imagenerator"を使ったサンプル集です。

2007-07-14[n年前へ]

デッサン技術と画像処理プログラム 

 画像加工サービス "Imagination You Make"の中に含まれている「画像をイラストレーション風に加工するプログラム」は、割に時間をかけて作った。何しろ、Imagination You Make の1機能として、このイラストレーション化プログラムを作ったのではなく、イラストレーション化プログラム用のフロント・エンドとして、(Ruby on Railsの勉強がてら)Imagination You Makeを作ったのだった。Imagination You Makeが出力する解像度ではわからないが、イラストレーション加プログラムの出力はベクトル化処理もされていて、PostScriptとして出力を保存することもできたりする。…その後、Railsで動くサービス側に興味を惹かれたこともあって、「画像処理ジェネレータ・サービス」を作り出す"Imagenerator"を作ってみたりもしたけれど、やはり、本来の「画像をイラストレーション風に加工するプログラム」を作り直す作業は続けている。

 「画像をイラストレーション風に加工するプログラム」の画像処理アルゴリズムを作るために、さまざまな試行錯誤を繰り返した。それと同時に、デッサンやイラストレーションや油絵や似顔絵書きなど、絵画に関するテキストを結構読んだ。「イラストレーション風に加工する」するために、「イラストレーション」がどういうもので、どういう風にすれば描けるようになるかをたくさんのテキストから学ぼうとした。

 いろいろ実験してみて、普通 人物画や肖像画を描くときは、写真撮影ではないのですから、陰影とか明暗といったようなことは、あまり考えないでいいと気づきました。 安野光雅 「絵の教室」
 そういう絵画の教科書を読んでみた結果、試行錯誤の結果として作られた画像処理アルゴリズムが、デッサンやイラストのテキストに載っている「描き方」と瓜二つになっていることも多かった。これが、とても新鮮だった。処理アルゴリズムに正解なんてないだろうが、「そう悪くない答え」をプログラミングすることができたように感じ、楽しく気持ちの良い感覚だった。

2008-01-16[n年前へ]

凸版印刷とノーリツ鋼機、「ネットプリントサービス」の提供で提携 

 凸版印刷とノーリツ鋼機、「ネットプリントサービス」の提供で提携

凸版印刷とノーリツ鋼機が提携。デジタル写真の補正・加工サイト「いい色」で楽しく、簡単に、高品質な『ネットプリントサービス』を開始

2008-07-13[n年前へ]

「奥行きを持ち浮かび上がってくる名画」グッズ 

 以前、『カンバスから飛び出す「名画の世界」』『もう一つの目から眺めた世界』などで、名画を立体視画像に変えて遊んでみました。本来は、「一枚の平面画像」であるものを画像加工することで、奥行き情報を適当に付加した上で、立体視ができるような画像に変えて眺め楽しんでみたのです。

 右上の画像は、以前ミュージアムショップで買った名画たちです。といっても、ポストカードのような「いわゆる平面的な画像」ではなく、(下に張り付けた動画を見ればわかるように)手で丸めるように立体にすると直方体状に形が変わり、直方体に開けられている穴を覗いてみると、美しい名画が奥行を持った立体的な世界として浮かび上がってくる、という仕組みです。



 こういった名画が一体どんな立体画像として見えるのだろう?と興味を持つ人も多いでしょうから、この「名画を立体視ができるようにしたグッズ」を覗いた時に見える景色、たとえばフェルメールの"Milk"を覗いた時に見える小さいけれど立体的な世界を、右にアニメーションGIFとして貼り付けてみました。といっても、カメラ付きケータイで「名画を立体視ができるようにしたグッズ」に空いている穴を覗きつつシャッターを押して、左右の画像を撮影しただけです。そのため、ずいぶん画質は悪くなっていますが、それでも、少しは立体的なようすがわかることを願っています。

 ちなみに、下に張り付けたのは、平行法の立体視画像です。左右立体視ができる方であれば、こちらの方がずっと綺麗に立体感を持った世界を体験することができるかもしれません。奥行きを持ち浮かび上がってくるたくさんの名画を、眺めてみたくなりませんか?


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2009-01-07[n年前へ]

Mathematica 7で「ミニチュア模型風写真」 

 少し高いところからアオリを付けて写真を撮り、「ミニチュア模型風にした写真」に惹かれる人は多いようだ。撮影手法自体は昔からあるけれど、広告写真などでよく使われるようになったり、画像加工アプリケーションを使うことで特殊なカメラを使わなくてもともそういった写真画像を作ることが簡単にできるようになったために、流行り続けているようだ。

 今日、数式処理プログラムのMathematica 7が出荷され始めた。Mathematica 7のデモンストレーション・アプリケーションの中にも、Digital Tilt-Shift Photographyという「ミニチュア模型風写真」アプリがある。「こんなことは簡単にできる」という題材としては、使いやすい例題なのだろう。

 Mathematica 7のデモンストレーション・アプリケーションが並ぶ「Wolfram Demonstrations Project」は、面白く眺めることができる」ものも多い。色々な分野のデモをクリックして楽しみ、その後、「自分ならこんな道具でこう作る」という一種のパズルを解き続けてみると、とても頭と手の練習になるに違いない。



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