2008-03-01[n年前へ]
■日本語変換再び
Perlで何かを作ったのは1年半くらい前が最後で、それ以降に使う新規作成するスクリプトはRubyを使うようになった。それとともに、ATOKの機能拡張ツールとして作ったAmetMultiも使わなくなっていた。
AmetMultiは、スクリプト・バッチ処理などを「辞書登録」しておけば、ATOKというIME(日本語変換プログラム)を使って、色んなプログラム処理ができる、というツールである。IME経由で入力した文字列や、クリップボードにコピーした内容を使ったスクリプティングをIMEで駆使することができる、文字処理も、日付処理も、画像処理も、とりあえず、とりとめもない色んなことができる、というものである。
最近ではWEB APIの速度も苦にならない程度になってきたので、久々にATOKとAmetMultiとRubyでも使って、何かツールを作ってみることにしよう。下のYoutubeリンクは。AmetMultiで画像検索や画像処理や文字処理(行番号付加)などを行っている例だけれど、WEB APIを簡単に使うことができ・その速度も十分速くなってきた今日この頃、それに応じた「スクリプト辞書」を作り直してみるのも面白いかもしれない。
2008-05-30[n年前へ]
■(加速度センサ対応)体感・実感バストシミュレータを作る
体感・実感バストシミュレータを作ってみました。アプリケーションのウィンドーを揺らしたり、(もしThinkpadユーザなら)PCを揺らしたりすると、その振動に応じた変形を計算・表示するというシミュレータです。下の動画はその(Windows上で動作する)アプリケーションを動かしている例になります。マウスでウィンドーを動かすと、その力(加速度)に応じた複雑な変形が生じたりすることが見て取れると思います。
また、Thinkpadを持ち上げ、傾けてみたり・揺らしてみたりすると、その動きに対応する変形が生じるので、まるでバーチャルリアリティのようにその変形の因果関係を体感できるかもしれません。端的に言ってしまえば、このアプリケーションを動かしつつ胸の前でThinkpadを持って体を動かすと、その動きに応じた変形シミュレーション計算結果を刻々表示(レンダリング)する、なんていう遊びもできるわけです。
不可思議に見える動きでも、案外こんな実験をしているうちに、その因果関係を実感・納得できるかもれいません。それが、「体感バストシミュレータ」だったりすると、ナニな感じは漂いますが、そんなクダらなさがこのサイトの一つの特徴でもあるので、(色々な視点から眺めた下の動画でも)適当に流し見しつつ・楽しんで頂けたら幸いです。
このアプリケーション(バイナリ実行ファイル)はここに置いてあります。計算部はC++で適当・速攻で作り、(皮膚からの表面張力を働く)弾性・塑性的な性質を持つPartcleクラスを多数保持するBodyクラスにより、変形状態が計算される、という具合です。書き飛ばした部分を整理し、C++ Bodyクラスのソースも近々置いてくことにしようと思っています。
2008-06-01[n年前へ]
■(加速度センサ対応)体感・実感バストシミュレータのC++クラスソース
「(加速度センサ対応)体感・実感バストシミュレータを作る」のC++クラス・ソース(及びバイナリ)を置いておきました。本当に行き当たりばったりに書いたので、とても乱雑で汚く・遅い代物です。なお、使い方はこんな具合になります。
Body body;中身は、粒子郡を拘束力で適当に包むと同時に外力を与えているというようになっていて、金子さんの水粒子プログラムの単純版です。
body.move();
float *mesh=body.fMesh;
for(int y=-40;y<=40;y++)
for(int x=-40;x<=40;x++,mesh++)
//SurfacePlot(x, *mesh, y);
// この*meshに高さが入っている
2008-06-04[n年前へ]
■64GB ソリッド・ステイト・ドライブ 7万円
1.8インチ 8mm厚もしくは、2.5インチのハードディスクベイ用として使うことができる「ThinkPad 64GB ソリッド・ステイト・ドライブ」がサイト限定で、7万円でモニタ販売されている。ハードディスクを2台詰めるノートPCであれば、そして、開発アプリケーションなどの容量が大きいアプリケーションを入れる必要が無ければ、起動用のディスクとしてはSSD(ソリッド・ステイト・ドライブ)を使い始めても良いのかもしれない。
読み書き速度は、「ランダム・セクター・リード:80MByte/Sec」「ランダム・セクター・ライト:30MByte/Sec」なので、普通のノートPC用ディスクからすれば、(読み込み時間にほぼ支配される)起動時間は半分近くになる 。データ書き込みが遅い分は、データなどを2台目のハードディスクに置いておけば、SSDへの書き込みを減らすことができる、という具合である。1スピンドルマシンではそういったことはできないが、2スピンドルマシンでHD×2台搭載という使い方をしている人も多いだろうから、そういう人はそろそろ人柱になってみても良い頃なのかも。
2008-06-06[n年前へ]
■体感・実感バストシミュレータの内側(粒子群)を見る
「GPUを使った物理計算プログラム」と「スクリプト言語」で読んだ日経エレクトロニクスの、「粒子が動いて流体を表現するさまを示した図」が見ていて綺麗だったので、先日作ったプログラム、粒子法を使った(加速度センサ対応)体感・実感バストシミュレータにも表面レンダリングだけでなく粒子レンダリングの機能を付けてみました(バイナリはここに置いておきます)。
アプリケーションを実行させて、「皮膚」=表面層の内側を眺めたさまは下の動画のようになります。