2001-08-22[n年前へ]
■画像学会技術研究会
テーマは「高画質化のための画像処理技術」。というわけで、台風とともに東京タワー横へ。
発表内容はさておき、「プレゼン道」からの感想。
セイコーエプソン 角谷 -> トークが面白い。JHC2001でPCのトラブルにも悠然としていたことに今更ながら納得だ。
大日本印刷 阿部 -> 内容があまりに私の好みにぴったりで、トークの印象は薄い。しかし、菩薩像を般若心経スクリーンで描くなんて楽しいぞ、と。
富士ゼッロクス 石井 -> 「台風の中、ご来場ありがとうございます。」というページを挿入しておく、あのゆとりが大好き。このくらい聴衆者のことを考えて欲しいもの。
東芝テック 渕上 -> Vaioのカメラをその場で使いながらのプレゼンは新鮮。面白いやりかたで実に参考になった。
(リンク)(リンク)
2002-04-13[n年前へ]
■EarthBrowther
「EarthBrowser は地球全体の状況を美しいグラフィックで直感的に把握できる新しい革新的なプログラムです。そして、EarthBrowserはただの3Dイメージではありません。 最新の天候、天気予報、地震、火山、雲の様子、世界中からのWebカム画像などを表示する事が出来ます。EarthBrowserは随時更新される情報によって地球が生きている事を実感できる大変ユニークなツールです。」
わきさんが欲しがってたようなやつ。面白い。(リンク)
2003-10-25[n年前へ]
■Live on Earth
Night and dayです。私も自分用に世界各地のウェブカムを経度方向一周分のサークルに並べてみることにしました。色んな時間に眺めてみるときっと面白いと思います。朝のコーヒーを飲みながら、午後の紅茶を飲みながら、夜のビールを飲みながら、夜も昼も、昼も夜も、色んな街と色んな人をただぼぉっと眺めてみるのもきっと面白いんじゃないか、と思います。
ところで、どう見てもこのウェブカム更新されてるのかー?っていうものがありますよね。これをもちろん、載っけたままにしてるのは「http://〜に入れ替えた方が良いんじゃないですか?」っていうありがたいツッコミを待っているわけです。はっきり言ってしまえば、自分で適当なリンク先を探すのが面倒だった…ということですね。他力本願主義とも言うかもしれませんが…。
It's no matter darlingwhere you are, I think of you.Night and dayDay and night.
■Live on Earth
Night and day
カムチャツカの若者が色んな朝の空を背景にして、谷川俊太郎の詩「朝のリレー」が朗読されるCMがTVで流れている。ネスカフェのコーヒーのCMである。丸い地球を太陽の光が照らして、その地球の回転に合わせて次々と世界中が朝を迎えていく様子を生き生きと描写する谷川俊太郎の詩は、地球全体を遠くから眺めつつも同時に地球上の何処かにいる一人一人の生活を近くで眺めている。遠いところからだけでなくて、近くからも地球を眺めまわす視点で「朝のリレー」の様子が謳われると、丸い地球がたくさんの人を乗せて、そして太陽に照らされながら回っている様子が心の中に浮かび上がって来るに違いない。
きりんの夢をみているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っているニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝日にウインクする
この詩をTVで眺めていて思い出したのがNIGHTAND DAYというサイトである。これは、世界各地のウェブカムを経度方向一周分のサークルに並べ、いま地球に落ちている太陽の影や日向・夜や昼を見てみよう、というプロジェクト・ページである。今では、ウェブカムの画像が取得できていないらしく、残念ながら太陽の光が次々と地球上を照らしていくさまを眺めることはできない。かつて動いていた頃の様子を眺めることができるのみである。
そこで、「朝のリレー」を自分の目で眺めてみたくなった私は自分用に世界各地のウェブカムを経度方向一周分のサークルに並べてみることにした。それがこの"Liveon Earth"だ。24時間で一回りする地球上のウェブカムを24(今のところ-1)個並べて、夜と昼が地球上を駆け抜けていく様子を眺めてみることにしたのである。ただ、世界中の街の景色が貼り付けてあるだけの、だけど世界の街中を遠くから近くから眺めることのできるページを作ってみることにしたのである。
40 Moscow | 30 HELSINKI | 20 Thessaloniki | 10 Koeln | 10 DUBLIUN | |
50 Tehran | 60 Prince Edward | ||||
70 Karachi | 24 hours a day | 70 New York | |||
100 Nong Khai | Live on Earth | 80 UF | |||
110 HongKong | 90 UM | ||||
120 Taiwang | 24 views an earth | hirax.net | 100 SiouxFalls | ||
130 Fukuoka | 110 SaltLake | ||||
140 Sappro | 150 Melbourne | 170 Dunedin | 160 Hawai | 180 | 20 San Francisco |
このページを色んな時間に眺めてみれば、丸い地球が回転していくと同時に太陽の光が照らす領域が次々と動いていくさまを目にすることができる。
もちろん、世界には街の灯りが見えない地域があるように、この"Liveon Earth"の上には実はアフリカや南米はないし、人のいない地域だってこの"Liveon Earth"の上では眺めることはできない。それでも、朝起きてコーヒーを飲みながら、せわしく人が歩き回る何処かの昼の街並みを眺め、昼に一息つきながら、眠りについている地球の裏側の街を眺めてみる。そして、夜眠る前のひとときに朝コーヒーを飲んでいる誰かの街を眺めてみる。地球が回っている様子を遠くから眺めつつ、生き生きとした何処かの街の誰かの様子を眺めてみるのもきっと面白いんじゃないか、と思う。
この地球では
いつでもどこかで朝がはじまっているぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってるそれはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
2004-12-31[n年前へ]
■New Years Eve 2004 - EarthCam
"Edinburgh, Las Vegas, London, Memphis, Moscow, New Orleans, Seattle, and Washington, D.C."に設置されたライブ・ビデオカムを見ながら世界の大晦日を眺めてみる。
そして、 Live on Earth- Night and day -を眺めて(欠損しているデータもあるけれど)、地球が自転し、太陽が東の世界から西の世界を照らしていくようすを眺めてみるのも良いかもしれない。2004年の世界が2005年の世界に書き換えられていくようすを、PCの画面の中に眺めてみるものちょっといいかもしれない。そんな「地球の夜と昼」を肉眼で実際に眺めることは難しいでしょうから…。裏と表の「夜と昼」の世界を同時に眺めることは、なかなか難しいことでしょうから。
さて、今日は大晦日なので、今日の「夜」は2004年です。そして、次の「昼」は2005年です。これから迎える2005年の「夜も昼も」が幸せなものとなることを、願うことにしましょうか。