2005-05-09[n年前へ]
■「デジタルハーフトーニングの最適化と評価手法」
以前、純愛で世界を描ききれをキッカケに、「最適化した純愛スクリーン」を作って頂いた阿部淑人氏による講習「デジタルハーフトーニングの最適化と評価手法」が5/20に開催されます。というわけで、感謝の気持ちと期待を込めての宣伝です。
2005-05-20[n年前へ]
■五反田・九段下
五反田で技術情報協会の「デジタルハーフトーニングの最適化と評価手法」阿部氏の4時間にわたる講習の資料は255枚。FFhで「すべてがFになって」終わるという辺りが実に凝っていた。4時間の講習というような場合には、本番で初めて「最初から最後まで喋る」とならざるをえないから、結構時間調整に不安を感じたりすると思うが、その状態でFFh枚に調整できる辺りがスゴイ。
巡回セールスマン問題の解説では借力氏の「超東京地図」が例に出されており、思わず笑ってしまった。エッシャーのDay and Nightスクリーンや純愛スクリーンや…と、とても楽しめた。気に入ったスライドの内の一枚は「最適解を探すためのやり方」を示した次のようなスライド。(ちょっと変えてあるけれど)
集中化と多様化・集中化 ・「良い解に近いところには、良い解が存在する」 という性質を信じ、良い解の周りで集中的に探索・多様化 ・「悪い解の周りで彷徨い、良い解に出会えない」 ことを避けるため、今までと違う場所を強制的に探索
夜は、きっと最初で最後の武道館アリーナ最前列。アンコール最後「私が見てきた全てのこと 無駄じゃないよって君に言って欲しい」の"ハローグッバイ"まで二時間半。
2005-07-08[n年前へ]
■書籍の自動電子化装置
リコーの「自動ページめくりデジタル複写機」を思い出すような、「書籍の自動電子化装置」
2005-10-04[n年前へ]
■ビデオゲームの「歴史」と「文化」と「未来」の展示
Tech総研ブログにビデオゲームの「歴史」と「文化」と「未来」の展示 〜 あのゲームも!このゲームも!全部プレーできる! 〜を書きました。
この記事で書いた「ビデオゲームに関する企画展」は、おそらく30代以降の「ゲーム好きの人」「かつてゲームをたしなんだ人」であれば、もう一生出会えないほどに楽しい「展示」かもしれません。できれば「テレビゲームとデジタル科学展」がこういう展示を実現していたら…、と思ってしまいますね。
2006-01-20[n年前へ]
■他者の金儲けの途中でお金をとる「鵜飼い」業種
ニコンのフィルムカメラ事業からの(事実上の撤退や、コニカミノルタのカメラ事業撤退のニュースが続いた。残るのは日本では一社か二社といったところで、残りは他社のOEMになるのかもしれない。
「コニカミノルタはカメラと写真が看板事業」というイメージを1日でも早く脱して」とコニカミノルタホールディングスの社長が言っている通り、さまざまなところで書かれている人の感想を見る限り、「会社の主要事業に対する印象がずれ続けている」ことが面白い。コニカミノルタは勢いのあるOA機器メーカー以外の何者でもないが、「カメラ事業」を本業だと考えていた人はやはり多いようだ。こういった「事業に対するイメージのズレ」は、なんだか「ライブドアの本業に対する意識のズレ = IT企業がマネーファンドや広告代理店みたいなことをしてどうする!なんていう意見」などとも似ている。
「他事業の会社が(その会社の)利益を得るために必要とされる製品・サービス」を提供している会社、もっとわかりやすく言い換えれば、「他者の金儲けの途中からお金をもらう事業」以外ではなかなか大きな利益が出ない、と思う。つまり、利益を出している大きな会社の主業種というのは、結局のところ「他社が業務を遂行するために必要なOA機器」「広告料で利益を得るITネットサービス各社やいわゆる広告代理店」「他人の金のやりとりでお金を稼ぐ証券会社」であることが多い。他者の金儲けの途中でお金をとる業種、それは一言で言えば、「鵜飼い」業種である。「お腹を空かせた鵜が川中で飲み込んだ魚を、吐き出させ取り上げる」という鵜飼い漁法のような業種である。大利益を出している会社の主要事業は鵜飼い業種であることが多いように思う。