2006-01-22[n年前へ]
■「今日見た瞬間」
「Lightbox JSで動画もWEB 2.0っぽく表示しよう」なんていう改造をしたのは、これからは動画へのリンクが増えそう・増やそうと思ったからです。「今日見た景色」の写真に、少しづつ「今日見た瞬間」の動画を混ぜていこうか、と考えたからです。だから、写真と動画を同じように扱えるようにしたかった、というわけです。
毎日、目の前の広い360度の景色の中にある「ごく狭いどこか」に目が惹きつけられます。そして、私はカメラのレンズをそこに向けシャッターボタンを押し、その一瞬の景色がデジタル・カメラの中に記録されるのです。「その一瞬の景色」といっても、私の記憶の中にある景色は「一瞬だけれど動いている景色」です。けれど、デジカメに記録された画像は静止した一瞬になってしまっているのです。「動いている一瞬の景色」にはなっていないのです…。
先週、何年も前に発売された「古いDVビデオカメラ」をYahoo!オークションで買いました。なぜ、そんな古いビデオカメラを買ったかというと、そのカメラは毎秒240フィールド(インターレース)の撮影ができる、という機能を持っていたからです。わかりやすく言えば、(上手く使えば)一秒間に240コマの高速度撮影ができる機能を持っていたからです。自分の目の前にある「何か」に惹きつけられて、それを眺めた時の「記憶の中の景色」を忠実に記録できるかもしれない、と思ってそのビデオカメラを買ってみたのです。「動いている一瞬の景色」を眺めることができるかもしれない、と思って買ってみたのです。
というわけで、右上に貼り付けてみた「今日見た瞬間」私が眺めた「動いている一瞬の景色」は、東京北千住で眺めた「雪どけの水滴」です。BGMは1950年にヒットしたSammy Kayeの"Harbor Lights"です。(ちなみに、iPod用のビデオ動画だとこんな感じです)
2006-01-31[n年前へ]
■「撮影後に画像処理で手ブレ補正するデジカメ」
カメラ内のジャイロセンサーにより「シャッターボタンを押した際のカメラの揺れ・ブレ軌跡」を計測し、画像処理でモーションブラー(カメラに対して物体が動くことにより生じるブレ)を除去(デコンボリューション)するというオリンパスのデジタルカメラμ810(紹介記事)。上記メーカサイトでデモを眺めることができます。撮影後の「ユーザ処理」がどんな手順であるかとか、「補正画像の品質度合いの目安」などを知ることができます。
ジャイロセンサーで計測した「カメラの動きを示す数値」を撮影画像のタグ内部に記録しているのであれば、また色々と別の楽しみ方も考えることもできそうですね。関連情報は「モザイク消し器の真実」「アダルトビデオの科学」「恋のインパルス応答」などでしょうか。
2006-03-08[n年前へ]
■「Life Hacks PRESS」
3月23日に発売されるLife Hacks PRESS 〜デジタル世代の「カイゼン」術〜に25ページほどの「プレゼンが簡単にうまくなる」という原稿を書きました。書かれている内容は…右のサムネイル画像をクリックしてみると大雑把にわかるかと思います。
「Life Hacksって何ですか?」と編集者の方に訊ねた覚えがあります。「(私にはよくわからない)Life Hacksって、コンピュータを駆使した伊東家の食卓みたいなものでしょうか?」などと訊ねたような気がします。…なるほど、Life Hacksって「デジタル世代のカイゼン術」なんですね。
2006-03-17[n年前へ]
■新聞の未来と新聞配達屋さん
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に新聞の未来と新聞配達屋さん〜ガッツで配る配信システム〜を書きました。
「デジタル化が進み、紙媒体新聞(の配達)がなくなる」のではなくて、「紙媒体新聞の配達がなくなってしまうから、紙媒体新聞がなくなる」んだ、というその時に聴いた内容を思い出します。そしてまた、高校の頃にした新聞配達のバイトをしていた頃、雨の朝がとてもイヤだったなぁ…と何だかしみじみ思い出すのです。
2006-04-07[n年前へ]
■夜の京都
紅天女が出てきそうな風景だ。と、一瞬思うが「ガラスの仮面」の紅天女は梅の木だったことにしばらくして気づく。ほとんど全ての人が、デジタルカメラかカメラ付き携帯電話で夜桜を撮っている。携帯電話を両手で携えて桜に向かっている人たちは、まるで何かのお祈りをしているかのよう。