2003-03-17[n年前へ]
■Pukiwiki
手持ちのノートPCにApache+PHP+Pukiwikiをインストール。最初はhirax.netに合わせてApache+Yukiwikiで行きたかったのだけれど、仕事場と環境を合わせるためにApache+Pukiwikiに。これまで、アイデアメモには付箋紙ソフトを使っていたけれど、(もちろん付箋紙ソフトも使うけど)Wikiの方ばかり使っちゃいそう。
■はてなダイアリー:テーマ別によるスタイルシートサンプル
とても便利そうなテーマ別によるスタイルシートサンプル 。「スタイルシートの設定がよくわからない」という人はもちろん、メモメモ。
■次のヒット曲を「予見」するソフト
「Hit Song Science」(HSS)は楽曲をヒットチャート1位に導く特徴——メロディー、和音、拍子の変化、テンポ、リズム、音程など——を特定できる。 アイリッシュロックグループのU2とベートーベンの楽曲からは、似たような数値が得られた。ビートルズとエルビス・プレスリーの楽曲にも、一致する特徴が見られた、というzdnetの記事
なかなか面白そうなソフト。動作画面を見てみたい。そんなソフトを作ってみたい。で、このソフトが役に立つかどうかは…自分の耳と感覚に頼った方が…というのは正直な感想。
■TRUNK STATION
トランクが開けばそこは自分の書斎スペース。そんなTRUNK STATION。これ会社で欲しいかも。
■カメラを使ったバーチャルマウス〜Siemens
これも同じくzdnetの記事。「バーチャルマウス」というカメラを使ったポインティングデバイス。背面に内蔵されたVGAカメラの前でペンを動かすと、合わせて画面上のポインターが動く。また、ゲームの画面に実際の風景を重ねてしまおうというデモも。
MR-SYSTEMみたいなデモ。こういう技術をカメラ付きVAIOとかに是非搭載して欲しいもの。
■PuzzleWiki
とても面白そうなPuzzleWiki。面積配分やら、その配置方法やら、とて〜も興味を惹かれるので、なんとかソースを勉強してみるのだ。
■魔法の液体「ナノカーボン」が付録に〜「ケータイBEST」
これも同じくzdnetの記事。3月15日発売の携帯電話情報誌「ケータイBEST」(ソフトバンクパブリッシング刊)に、魔法の液体「ナノカーボン」がついてくる.「ナノカーボン」は、直径15ナノメートルの超微細なダイアモンド粒子。物体の表面にある目に見えないキズをナノカーボンで埋めて、電気の流れを効率的にする。
鉛筆ゴシゴシとの違いを是非試してみたいのである。というわけで、明日は本屋に走るのだ。
2004-03-17[n年前へ]
■「2ちゃんねるが盛り上がるダイナミズム」
「メッセージのサイズや投稿数,返信率,投稿される早さなどの基本的な属性に加え,2ちゃんねるに特徴的な名無しと,2ちゃんねる語やアスキーアート(AA)などの定型的な表現技法に注目し、共分散構造分析により構築した「2ちゃんねるモデル」により定型的表現傾向が議論発散傾向と議論深化傾向に及ぼす関係などを明らかにする 」という「2ちゃんねるが盛り上がるダイナミズム」 from 石塚研究室
■更紗眼鏡 = カレイドスコープ
『カレイドスコープは、スコットランドの物理学者デヴィット・ブリュースターが1813年に発明しました。日本にカレイドスコープが伝わったのは発明から6年後の1819年(文政・天保期)。大阪の年代記に「更紗眼鏡(さらさめがね)」として記述があります』というカレイド・スコープ(万華鏡)ギャラリーのオタルカン。万華鏡の動画も見ていてとても面白い。
■今日書いた質問メール
男の私にはよくわからないんですけれど、女性がたまに「自分の大きなお尻がイヤ」と言うのを聞きます。 なんで、「大きなお尻」はイヤなのに「大きな胸」を寄せて上げて作ったりするのでしょう?なんだか、世の中にはわからないことが多すぎます。 それは養老孟司が出演するコマーシャル風に言うならば、「私は知らない、なぜ女性が大きなお尻を嫌うかを。私は知らない、なのに女性が胸を大きくしたがるその理由を。 …だから、知りたい」という気持ちです。ちなみに、オリジナルは「インターネットが普及し、さまざまな情報が身近になっても、私たちにはまだまだ知らないことはたくさんあります」という『IPv6ネットワークソリューション「知らない、知りたい」篇』です。
2005-03-17[n年前へ]
■「女目線」という「同性に対する敵視点」
"女性による女性のための女性タレント研究本"の「女性タレント・ミシュラン」の作り手が週刊文春のインタビューで答えたセリフ
女性が女性を見る視点は、男の視線とは違ってこんなに鋭く、厳しいものかと目からウロコが落ちましたね。
女性はすべての同性に対して、自分のライバルになる可能性を感じ、常に"敵視点"をもって観察しているんですね。男目線では胸やお尻が大きくてウェストはくびれて……となるが、女目線では服をしっかり着こなせる体型なのかが重要だとか。
■青葉台駅チャリンコ2分
自転車と出会い「早大自転車部初の女子選手」となった作者が綴る壮絶青春記「青葉台駅チャリンコ2分」の作者鈴木カオリが週刊文春のインタビューに答えた言葉。
どうせ生きているなら、80パーセントの力で日々を過ごしていくなんて、イヤなんです。120%で生きたい。
2006-03-17[n年前へ]
■新聞の未来と新聞配達屋さん
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に新聞の未来と新聞配達屋さん〜ガッツで配る配信システム〜を書きました。
「デジタル化が進み、紙媒体新聞(の配達)がなくなる」のではなくて、「紙媒体新聞の配達がなくなってしまうから、紙媒体新聞がなくなる」んだ、というその時に聴いた内容を思い出します。そしてまた、高校の頃にした新聞配達のバイトをしていた頃、雨の朝がとてもイヤだったなぁ…と何だかしみじみ思い出すのです。
■戸島 國雄さんと梅田 望夫さんは似てる!?
梅田 望夫さんと戸島 國雄さんは、かなり似てるかもしれない。かなりどころでなく、とても似ている。写真からだけでは区別つかないかも、いや、実際に(雰囲気も含めて)眺めてみると、なおさら似ていたりするのかもしれない。
■自分のボディを「計測器」にしよう
「街中の建築物を眺め、その仰ぎ見る角度を知るにはどうすればよい?」という話題を見かけました。「(高い)建築物の高さを測るには?」という話題から、です。
手ぶらのとき、だけど角度を知りたいときには、自分のボディを「計測器」にする、というのも頻繁に使われる方法のような気もします。例えば、手の分度器〜身体を使った角度の測り方〜のようなものです。よく、「掌を基準にして長さを測る」なんていうことをしますが、あの角度版ですね。
とはいえ、「(高い)建築物の高さを測るには?」くらいの話題なら、90(真上), 60(90度の見た目三等分から), 45(90度の見た目2等分から), 30度(90度の見た目三等分から)くらいの大雑把な角度しか考えなかったりしそうな気もしますよね。そのあと、45,45,90度の三角形か、30,60,90度の三角形で計算しそうですし、ね。
左右の親指と人差し指で「大きな円」を作り、両手を伸ばして眺めてみよう。それが、今回判明したアンドロメダ銀河の大きさだ。夜空に向かって両手を伸ばし、自分の指越しに「大きな銀河」の姿を思い浮かべてみよう。きっと、自然に気持ちがよくなるだろうと思う。
2008-03-17[n年前へ]
■みんな「ゆびピアノ ドレミくん」で遊んでる。
ふと気づくと、「ゆびピアノ ドレミくん」を色んな人たちが買っている。「ゆびピアノ ドレミくん」を手に入れて、みんな色んな遊び方をしている。
「ゆびピアノ ドレミくん」を駅前の本屋さんで、思わずキャッシャーに持って行き、そして、幸せそうにしている人がいる。パラレル・インターフェースでPCに繋ごうと考えて、「パラレルなんて、今時、そんなレガシーなI/F?を使うんですか?」と突っ込まれ、落ち込んでいる人もいれば、USBで「ゆびピアノ ドレミくん」をPCに繋ごうとしている人もいる。…と思えば、「今時モルフィー?やっぱり、標準ヒューマン・インターフェース・デバイスで繋ぐのがデフォルトでしょう?」と突っ込んでいる人もいる。
そんな風に、「ゆびピアノ ドレミくん」を色んな人たちが買っている。「ゆびピアノ ドレミくん」を指先につけ、思うままに色んなメロディを奏でたり、それぞれの電子工作をして楽しんだりしている。みんな「ゆびピアノ ドレミくん」で遊んでる(今日の演奏は「メリーさんの羊」)。
2009-03-17[n年前へ]
■夏目雅子と阿修羅像
とても綺麗な顔をしているこの人が、”怒”の表情を見せたなら、それは恐ろしいほどに”怒”を写実的に表現した顔をするのではないかと、夏目雅子の写真を見るたび思う。柔らかな笑顔を見せる夏目雅子の顔を見るたび、そんなことをを考える。
よく見る夏目雅子の写真は奈良県・興福寺の阿修羅像の正面の顔とよく似ている。喜怒哀楽のどの表情とも言い難いような、けれど、澄んで美しい顔をしている。
奈良 興福寺の阿修羅像が左右に見せている顔は、一体どんな顔をしているのだろうか。そして、その表情は、夏目雅子のそれと似ているのだろうか。・・・と、そんなことを考えてみても、夏目雅子の色々な表情を知っているわけでないから、ただ、そんな空想にふけってみるしかない。
(向田邦子には)喜怒哀楽でいうと「怒」と「哀」はあると思う。しかし、本当の意味での「喜」と「楽」はなかった思います。
和田勉が「向田邦子をめぐる17の物語 」中で語ったこと
向田邦子という人についていろいろ書いてきて、いったい私はあの人のそんなに幾つもの顔を知っているのだろうかと、ふと考えてしまう。…多分、誰にも見せていた顔を、私も長い間ずっと見てきただけである。…そんなことから言えば、私などより特殊な人間関係、たとえばあの人に愛された人、憎みあった人、心配された人、可愛がられた人ーいくらもいるに違いない。あの人もそういう人の前では、激しく怒ったり、涙が出るくらい笑ったりしたはずである。
久世光彦 「触れもせで―向田邦子との二十年 」
ずっと昔、とても好きだった人がいるの。私、その人の前では、誰にも見せたことがない表情をしていたと思う。今、そんな顔をしてみようとしても、どうしてもできないの。だって、好きだったのだもの。
久世光彦 「私があなたに惚れたのは」中の向田邦子の言
3月31日が待ち遠しくて、たまらない。上野、東京国立博物館で開かれる「国宝 阿修羅展」の阿修羅像、夏目雅子に似た正面の顔、そして、ふだん私たちには見ることができない左右の顔、それは一体どんな表情なのだろうか。それを見る人に、どんな感情を起こさせるのだろうか。
2010-03-17[n年前へ]
■「生まれ変わる自分」と「付き合う相手」と「理系と文系」
「理系と文系」といった分類については、多くの人が一度は考えてみることがある話だと思っていますし、あるいは、一度は考えなければいけない時期があるのかもしれないとも、思っています。さらには、そんな二択の選択肢のどちらかを、選ばなければいけないように見えるときも、あるのかもしれません。
とはいえ、多くの人は、そういう話題・時期からは離れ・いつの間にか卒業していくものだとも、思っています。それでも、たまには、そんな話題を思い出し考えることもあります。
「理系女子向けのコミュニティ雑誌」を手に取り読んでいると、「生まれ変わるなら、理系と文系のどちらを選ぶか?」「付き合う相手は、理系と文系のどちらが良いか?」を男性・女性/理系・文系の計4種類の人たちに聞いたアンケート結果がありました。そのアンケート結果が、とても興味深いものだったので、その記事を撮影してみました。それが、下のスナップ写真です。
このアンケート結果を眺めたとき、そこから見えてくるのは、理系と文系という二者選択が仮にあったとするのなら、そしてそこに自分の好みというものがないのだったとするならば、文系を選んだ方が良さそうだということです。”いわゆる”理系と文系の男女比率がどのようなものであるかに寄りますが、そのような「答え」が自然に思われます。
この話は、忘れなければ、もう少し続けようと思います。もちろん、適当に、時間をおいつつ、になるとは思いますが…。
2011-03-17[n年前へ]
■原発の「想定リスク・対策」と「福島第一原発の現状」を整理してみました
海外にいる親戚から、昨日、こんなメールが届きました。
福島第一原発の1・2・3・4号機を「それぞれどのようなシークエンスで収束させようとしてるのか」「どんなリスクがあって、どんな対策が講じられているのか」「最悪の場合には、どんな可能性が考えられるのか」といったことについて全く説明されていないように思う。インターネット上で探してみても、そういった情報が見当たらない。説明不足のことばかりだ。というわけで、「ないなら作れ」の精神で資料を作れ。…「ないなら作れ」と言われても困る…それに「ないなら作れ」ではなくて「「ないなら作る」じゃなかったか?…と思いつつ、私もちょうどそんなことを知りたかったので、原子力発電所(軽水炉)における「想定リスク」と「想定対策」および「緊急非常時の対策」…そして「福島第一原発の現状」をまずはざっと整理してみました。それが、下のスライド(画像)です。「スライド1枚でわかる原発想定リスク・対策と福島第一原発の現状」です。
このスライドは、主に二つの観点から、つまり、
■「核分裂の臨界状態による災害」
■「放射性物質の拡散による災害」
に対する防御策(しかし起こりうるリスクと対策)などを整理しようとしたものです。たとえば、「原発には五重の防護壁がある」と言われる部分「放射性物質の拡散による災害」を防ぐための(=放射性物質を内部に閉じ込める)ためのものになります。そして、それらの「想定ストーリー」に対する「福島第一原発の現状」を付記したものになります。
「原発想定リスク・対策」と「福島第一原発の現状」
ニュースで報道されていることがらを、このスライドを眺めつつ・追記してみれば、少しは「現状のシーケンス」がわかりやすくなるかもしれません。
勘違いしていることや、情報を取り違えている(最近の)情報部分もあるでしょうから、ここに貼付けてみたのは、まずは「とりあえず」の資料です(要修正点などについては、jun@hirax.net までご連絡下さい)。
資料を作ってみて「なるほど確かにそういうものかもしれない」と(思想的な面でなく、システム工学的な観点から)感じさせられたのは、「原子炉には、よく五重の防護があるといわれています。…(しかし)いちばん肝心なところは圧力容器だけで、まったく多重にはなっていません。(中略)一挙に全部壊れてしまう事態が起こるので、このような多重性は意外ともろく、あまり意味がないのです」とか「核燃料サイクル全体を五重の壁が覆っているわけではない」という高木仁三郎の言葉でした。
なお、「想定リスク」と「想定対策」および「緊急非常時の対策」については、設計段階から考えられているものであり、今回固有のものを指しているわけではありません。
2013-03-17[n年前へ]
■「モザイクで隠された読めない文字」を復元・解読する方法
「モザイクで隠された読めない文字」を復元・解読する方法を書きました。
全く読むことができなさそうであっても、文脈や文字情報を組み合わせていくと、「可能性が高そうな組み合わせ・内容」が浮かび上がってきたりするのです。
ちなみに、腕(何の腕?)に自信のある方は(今回の記事で使った)下記のモザイクが掛かった「暗号」解読を、記事を読む前に挑戦してみると面白いかもしれません(ヒント:この暗号は「場所」に関するメッセージです)。
2015-03-17[n年前へ]
■不具合続出を歌い上げる「クラリネットをこわしちゃった」…実はまさにデスマーチな軍歌だった!?
不具合続出を歌い上げる「クラリネットをこわしちゃった」…実はまさにデスマーチな軍歌だった!? を書きました。
ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない…ドもレもミもファもソもラもシの音も出ない…もう何の音も・グーの音も出ないデスマーチ状態で、それでも「歩け!足を進めろ!歩め!」「さぁ仲間たち!」と歌い上げる童謡「クラリネットをこわしちゃった」、実は由緒正しいフランス軍歌だったのです!?
2019-03-17[n年前へ]
■ベルヌーイの定理とPythonで、風が見える「拡張現実」を歩く!
今週発売される「Software Design 4月号」に、4ページのソフト製作記事、題して『ベルヌーイの定理とPythonで、風が見える「拡張現実」を歩く!』を書きました。iPhoneとPythonで、好みに応じて物理現象のAR可視化をしてみよう!という話です。
記事を書いた後になってみて…ふと冷静になってみれば、線形代数入門とか微分積分入門が特集になる雑誌に「ベルヌーイの定理を使って…センサ測定値を変換し…」なんていう製作記事は、そのコンテキストをわきまえていないような気もしてきました。
ちなみに、その次号は、「100円程度の小さな工夫、スマホセンサをこんな活用するなんて!」と題したやはり4ページの製作記事で、今週のAR可視化記事をさらに拡張する内容です。平成の次の時代が公表されて、けれどまだ平成の本当の終わり頃、公開される予定です。
今号と次号の内容は、4/20に大崎で開催される「第75回オープンCAE勉強会@関東(流体など)」で紹介してみようと思います。