hirax.net::Keywords::「揺れ」のブログ



2004-06-02[n年前へ]

お茶の水への行き帰り 

 揺れる新幹線の中で原稿を書いてみる。書いたからと言って何かができるわけでは決してないけれど、書くために考えるというその過程は何かを生み出すように思う。

 今日は「現在・過去・未来」「人と自分」編なんて題して文章を書いていた。ふと、思い立って今これまでの分を眺めてみると、「人と言葉」「Googleも自分も変わる」「未来の可視化」「思いこめば見えてくる?」なんていう感じだ。そうか、私は「人」「未来」「見える」という辺りの言葉が気にかかっていたり、好きだったりするのだな。「自分」と「思いこみ」辺りは、要チェックといったところだろうか。

2004-11-26[n年前へ]

300系新幹線の悪夢 

.今日の必ずトクする一言 -- TODAY'S REMARK -- 新幹線に飛び乗り、東京に向かう。目覚ましにコーヒーを買って、隣の席のテーブルに置いて、ノートPCを開いて資料作成の続きを始めた。しばらくすると、トンネル(トンネル内はいつも恐怖を感じる)に入り、いつものようにガタピシグラグラ車両が揺れ始める(300系は本当に悪夢以外の何者でもない)。と、思ったらコーヒーの缶があまりの揺れで飛び上がりながら倒れ、周りにコーヒーをまき散らした。もちろん、作業中のPCの上にも…。砂糖無しのコーヒーだったのが不幸中の幸いだ。急いで乾かしつつ、作業を続ける。
 Wikipediaにも「300系の導入当初は、座席前のデスクに置いたコーヒーがこぼれたとか、サンドイッチが手も触れないのに丸ごと床に転落した、などの苦情が相次いだ」と書いてあるが、多少の改良をした今でもひどすぎだ。

IEEE History Center - Tokaido Shinkansen (Bullet Train) 1964 IEEEのマイルストーン賞も受賞した東海道新幹線だが、少なくともあんな300系を世に出してしまい、しかもそれを今でも使い続けている、という点において(かつてのJRではなく、少なくとも「今の」JRは)マイルストーン賞はスッパリキッパリ返上して欲しい。「高速鉄道に関して世界最高水準の技術と風洞を持つJRが300系の揺れ問題を長年放置していたのは実に情けない」という5年前から全然変わっていないところが、情けない。

2004-12-04[n年前へ]

The Blue Hearts 

 The Blue Hearts. リンダリンダの東京公演は明日が最終日。当日券もある。

夢をあきらめ故郷に帰ったかつてのバンド仲間に「いい加減、夢から覚めろよ!もう夢も青春も終わったんだよ!」と怒鳴られて、ヒロシが怒鳴り返す。「夢と青春が終わっても、人生は終わってないんだ!」
バイク事故によって生死の境を彷徨った北野武が、復活第一作として撮ったのが「キッズ・リターン」である。心無い大人たちの踏み台となって前途をボロボロにされても、彼等は死なない。生きることで己の意味を問い続ける。「俺たち、もう終わっちゃったのかなあ」「馬鹿野郎、まだ始まってもいねえよ」
岩谷がバイク事故で死んだ時、一緒に乗っていた女の子がいました。劇団という言葉を聞くと、僕はあの時の風景を思い出します。 路地の先を走り抜けていく彼女の背中です。 その背中は、走りながら見つめているので、常に小刻みに揺れているのです。揺れながら、風も当たっているのです。
セリフを読むキッズ・リターンthirdstage.com

2005-02-17[n年前へ]

武蔵小杉 

 出張と打ち合わせが続く。新幹線が揺れまくりでなければ時間を有意義に使えて良いのだけれど…、残念ながら大波小波状態だからなぁ…。

武蔵小杉武蔵小杉






2005-05-03[n年前へ]

Thinkpad加速度(傾斜)センサ読み取りアプリケーション 

Thinkpad加速度(傾斜)センサ読み取りアプリケーション 最近発売されているThinkpad(他のノートPCでも同様ですが)では加速度センサを搭載していて、急な加速度変化が生じたときにはハードディスクを停止させる機能が搭載されています。つまり、Thinkpad(ノートPCを)を落としたときとか強い揺れが生じたときに、ハードディスクが破損しないようにヘッドを待避させ、データ消失を防ぐわけです。

 そのThinkpadの加速度センサの時々刻々の検出値を出力するアプリケーションを組んでみました(GetAccelerometer.050503.lzh 57kB) Thinkpadが搭載している2軸の加速度センサの検出値を、とりあえず"Y軸値, X軸値"の形式でコンソール出力し続けます。加速度センサは、重力が働いている通常環境下では傾斜センサとして使うことができるわけですから、X軸値はThinkpadの横方向(左右の高さ後外)の傾斜を示し、Y軸値は奥行き方向(手前と奥の高さの違い)の傾斜を示すことになります。アプリケーションの使い方は、

GetAccelerometer.exe 100 1000
という具合です。引数1はセンサ出力の間隔(ms)で、引数2は出力回数です。上の例では、100ms間隔で1000回にわたりセンサ値を出力します。つまり、上の例では100秒間にわたり10Hzのサンプリング周波数で加速度(傾斜)を出力し続けます。ハードディスク保護機構が備わっているここ数年のThinkpad(T41以降及びX41以降)ユーザーの方なら、色々楽しめる使い方があるかもしれませんね。



■Powered by yagm.net