2004-09-17[n年前へ]
■キーワードのリンク量変動幅≒「バースト度/頻度の推移」
「バースト度/頻度の推移」とは話題(キーワード)の注目度を自動的に分析する指標として、「blogの各entryが持つ日付の情報を利用して、任意の話題(キーワード)に関する注目度(burst度)を分析、グラフ表示することが出来ます。この注目度は、Web上でその話題が「いつ」「どのくらい」注目されたかを示す値になっています。*」というものです。なんていうキーワードのリンク量変動幅≒「バースト度/頻度の推移」 例えば地震の例。from ふじきにっき
2004-11-06[n年前へ]
■「コーラの科学」と「ナニワのオカン」
いつの間にか秋も終わっていた。これではマズイ、というわけで、「コーラの科学」と「ナニワのオカン」-「沈むコーラ」と「浮かぶコーラ」-です。「大阪市立科学館友の会」の会誌「うちゅう」10月号用に書いたものをもとに、少しだけ手を入れてみたものです。「うちゅう」の次号が出る頃になりましたので、hirax.netで公開しておきます。
「hirax.netからこどもにも見せられるコンテンツだけ独立させて欲しい」なんていう失礼な意見も時折聞こえてきます…。が、今のところ「その予定」も「その気」も全然ありません…。サイト側で何か便利なツールがあって、R指定区別・カテゴリ分け等が自動(自分で手動だと…やる気無し)でされるのであれば別なのですけれど…ね。
2004-11-22[n年前へ]
■腕時計の自動巻き上げ器
「一度に15個の自動巻腕時計を巻き上げ可能!」という業務用「腕時計の自動巻き上げ器」プロワインダー15 。その巻き上げのようすを眺めてみたり、オプションのギミックに感嘆してみたりするのも面白いかも。とりあえず、一見の価値はあると思います。
2005-01-05[n年前へ]
■全自動立体コピー「ピエリモ」
複数のカメラで人を撮影し、こんな立体動画を生成してしまったり、あるいは「その人の可愛いフィギア」を作り上げたり、さらには「その人をガラスの中に閉じこめてしまったりする」全自動立体コピー「ピエリモ」。
2005-01-08[n年前へ]
■「二十年後の未来」
「つくば科学万博クロニクル」という本を買った。今から二十年前に開催されたつくば科学万国博覧会についてかかれた本だ。二十年前のあの頃を懐かしく思い出す人たちはもちろん、二十年前の過去に描かれた未来を知らない人たちも一度手にとってページをめくってみると良いと思う。例えば、高さ42メートル幅48メートル、(閉会式後に)2000インチ超大型ディスプレイの「ジャンボトロン」で"We are the world."を上映した「関係者10人だけの閉会式」の話など、「二十年前に描かれた未来の舞台裏」は間違いなく読む価値がある。
そういえば、つくば科学万博が開催された二十年前の1985年に発行された本が「科学技術を考える」だ。「万博会場の自動翻訳機を使って、エスキモーとケニア人が対話している。いまや、世界中が科学の力で結ばれている。ロボットにピアノを弾かせたり、似顔絵を描かせることが流行している。しかし、そんなことができたからといって、世界中に渦巻いている異民族間、異文化間の問題が何か一つでも解決したわけでもない」という書き出しで始まるこの本には科学技術の(その当時の)現状や未来(特に科学技術が人に対して何をなしていくか)が描かれている。
この本の中で、坂村健は「新技術が研究されてから一般化するまでに二十年かかる」と言う。つまり、その当時の新技術が今現在2005年の世界を支えている(あるいは近い未来に支えていく)ことになる。科学技術の発展はそんなに速くない。科学技術を作っている側も使っている側も速いように思えるかもしれないけれど、実はそんなに速くない。車輪の再発明でない新しいことがたくさんあるわけではないのだから、二十年前の過去の未来を眺めてみると、今の未来が見えてくるかもしれない。二十年前に作り出された夢を振り返ってみると、自分たちの未来の方向が蜃気楼のように(だけど明瞭に)見えてくるはずだと思う。