hirax.net::Keywords::「インタビュー」のブログ



2004-03-01[n年前へ]

広い世界は狭い世界 

 昨日川上弘美のインタビューの続き。

 インターネットは時々、知り合いに見せてもらっています。(中略)こんな調子ですから、私は、すごく狭い世界というか、従来どおりの普通の世界で生活しています。
 これはやはりインターネットが広い世界、というニュアンスだろうか。「(特にインターネットを指すわけではなく)広くて色んな人がいる場へ行ってみたつもりが、ふと気づくと周りはなんだか似たような人達。広い世界を探しに出たハズがいつの間にか、自分と似た人ばかりの少し狭い世界に入り込んでしまっているような…」ということはよくあるように思う。

 広い世界はえてして狭い世界を作る。似たようなものを集めようとする力がある限りは、母集団が多い場の方が純粋に似たものが数多く集まってしまう。とはいえ、もちろん狭い世界はやっぱり狭い世界なんである。ただ、さらに狭くなるのが難しい、というだけで。

2004-04-04[n年前へ]

「不可能」なんて、ありえない。 

 「それには少しばかり?マークが頭に浮かぶ」と思う側でも、あるいは「その違う判断をしていく」側も、もしかしたらどちらにも面白いかもしれない「「不可能」なんて、ありえない」 色んな-強い-アスリート達のインタビューも面白いし、スクリーンセーバーもあるし、なかなか良いかも。from すがメモ/SUGAMEMO

2004-04-17[n年前へ]

月刊化学5月号 

 月刊化学5月号の【化学の本だな】にhirax.netのインタビュー記事が掲載されています。松田卓也氏の「プレゼン道を極める」なんていう面白そうな連載があるので、化学に興味がそれほどない人でもバックナンバーも含めて結構「買い」の雑誌かも。

 帰宅すると月刊化学5月号が届いていた。これ、「かも」どころか「定期購読で買い」で間違いない。「緊急特集 『中村裁判』ショック!!」もいや面白い。こういう雑誌を遅ればせながら知ることができたことに感謝、と。

2004-07-12[n年前へ]

コインには2つの面がある 

 未来を眺めるためには、まずは過去を眺めるべき。未来は可能性の宝庫だが、過去は知識の倉庫だ。だから、今日は古い記事を眺めてみよう。

MITの最初のハッカー達の書いたプログラムは、その言語なんか関係なく、とにかく完全で、美しいものだったんだ。努力に努力を重ねて뒰꓊ꓢ꓎꓋믅뻥꒲꒿꓎꒵ꆣ쎯꒬뢫꓆ꓢꆢそれ以上改善する余地はまったくないほどにね柴田 ただ、あまりにも短く最適化してしまうと、人がそれを見たときに理解しにくいという難点がありますよねそれはそうだよ。でも、それを理解しようとする努力は、必ず報われるんだよ。努力して理解できるようになったときに、何かを学ぶことができるんだ。だから、コインには2つの面があるということさSteve Wozniak
 ちなみに、インタビュアーである当時の柴田文彦氏は某有名事務機メーカ勤務のエンジニア。つまり、Macintoshが影響を受けたAltoを作った企業系である(現在の私の)ライバル会社のエンジニア。そして、この文章中で語られている「appleの高解像度モード」がClearTypeCoolTypeグレーフォントFreeType 2にほぼそのままの形で繋がっている。「appleの高解像度モード」が作られたのが'76年のこと。他の技術はいずれも'90年代中盤以降のこと。一番早いものでさえ、20年近く後のこと。やはり、過去は可能性の元となる知識の巨大倉庫だ。

 それにしても、このインタビューの原文の台詞を知りたい。

'79.10.26- 

直江喜一 ザテレビジョン別冊3年B組金八先生25周年メモリアル。生徒達、PTAを前に四人の教師が「愛とは何か」について延々と語る授業や、色んなことを語る長台詞を懐かしく、そして強く思い出したければ、買ってみるといい。現在、2級建築士・一級建築施工管理技師の資格を持つ直江喜一所長、つまりは"腐ったミカン(じゃない)"加藤優のインタビューも載っている。

 こんな話は古いかもしれない。けれど、それはとても当たり前、だって、「25周年メモリアル」なんだから。もう、ずっと昔の話なんだから。

12年経つと21世紀がやってきます。世界はより支え合わなければ生きていけない時代であります。第3シリーズ('88.10-'88.12) 12話



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