2001-09-10[n年前へ]
■今日の書評
今日の朝日新聞夕刊。萩原博子、中沢孝夫、童門冬ニの三氏の書評。中沢氏の文章に納得し、童門氏の文章を思わず鼻でフフンと笑う。ちなみに、題材は「ファーストフードが世界を食いつくす」「ニッポンのコメ」「プロジェクトXリーダーたちの言葉」
「学資が安いという理由で東京大学工学部に入学」とか「男が惚れる男」なんて言葉が出てくるのでびっくりだ。お金があったらどの大学に入りたかったのだろうか。女が惚れるのとどう格が違うのだろうか。 by 中沢孝夫。
2001-11-26[n年前へ]
■今日のニュースステーション
プロジェクトXのパロディ。面白かった。
2002-06-12[n年前へ]
■Pentax Auto 110
買ったのが届いた。早速フィルムを買いに行こうっと。で、秘密のプロジェクトX始動だぁっ。(リンク)
2004-04-14[n年前へ]
■「研究開発リーダーの条件」
技術情報協会主催の明日・明後日開催の「研究開発リーダーの条件」 ちょっとプロジェクトX風なタイトル・内容なのかな。
2004-07-26[n年前へ]
■「二十年前の過去」の未来
先日、GRAPHICATION(グラフィケーション)の紹介をした。紹介するのは実は二回目だ。前回は、
一言で言うなら、富士ゼロックスの企業広報誌ということになります。ただ、多分その一言で伝わるイメージは間違っていると思います。 もし、手に取ったことがなければぜひ一読してみるべきだと思います。もしかしたら、いえもしかしなくても、きっと気に入る人がとても多いと思います。一言で言えば、「とてもお勧めの雑誌」です。なんていう風に書いた。ほんの二年弱前からの愛読者であるわけだが、そんな私の手元にはグラフィケーション編集部編「科学技術を考える」なんていう本もあったりする。1985年発行、つまりほぼ二十年前に発行されたこの本には、「グラフィケーション」で連載されていた(坂村健、渡辺茂、村上陽一郎、竹内啓ら19人による)対談11編が収録されている。
1985年というとつくば科学万博が開かれていた頃だが、その内容は決して古くない。例えば、前書きを少し引用をすると「万博会場の自動翻訳機を使って、エスキモーとケニア人が対話している。いまや、世界中が科学の力で結ばれている。ロボットにピアノを弾かせたり、似顔絵を描かせることが流行している。しかし、そんなことができたからといって、世界中に渦巻いている異民族間、異文化間の問題が何か一つでも解決したわけでもない」というような感じだ。これは、二十年前の話ではなくて、ほんの少し前のATRやソニーの発表のことだと言われても納得するような風景だ。
この中に、二十年と一月前に行われた坂村健と端山貢明の対談の中で、「二十年」に言及した部分がある。
技術の進歩が早い、早いとよく言われますがそんなに早まってはいないんですよ。 というのは、いまパソコンが世の中でたくさん使われていますが、パソコンが発明されたのはもう二十年くらい前の話なんです。新技術が研究されてから一般化するまでに二十年かかる。「いまパソコンが世の中でたくさん使われていますが、パソコンが発明されたのはもう二十年くらい前の話なんです」というこの言葉は今から二十年前に交わされた会話である。
プロジェクトXを好きな人達やキライな人達、あるいは二十歳そこそこの人達、あるいは八十年代を懐かしく思い出す年代の人達も、昔の本を読んだりして「二十年前の過去」の未来を振り返ってみるのも良いかもしれない。「二十年前の過去」の未来はまさに今現在であるのだから。
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