2005-01-08[n年前へ]
■「二十年後の未来」
「つくば科学万博クロニクル」という本を買った。今から二十年前に開催されたつくば科学万国博覧会についてかかれた本だ。二十年前のあの頃を懐かしく思い出す人たちはもちろん、二十年前の過去に描かれた未来を知らない人たちも一度手にとってページをめくってみると良いと思う。例えば、高さ42メートル幅48メートル、(閉会式後に)2000インチ超大型ディスプレイの「ジャンボトロン」で"We are the world."を上映した「関係者10人だけの閉会式」の話など、「二十年前に描かれた未来の舞台裏」は間違いなく読む価値がある。
そういえば、つくば科学万博が開催された二十年前の1985年に発行された本が「科学技術を考える」だ。「万博会場の自動翻訳機を使って、エスキモーとケニア人が対話している。いまや、世界中が科学の力で結ばれている。ロボットにピアノを弾かせたり、似顔絵を描かせることが流行している。しかし、そんなことができたからといって、世界中に渦巻いている異民族間、異文化間の問題が何か一つでも解決したわけでもない」という書き出しで始まるこの本には科学技術の(その当時の)現状や未来(特に科学技術が人に対して何をなしていくか)が描かれている。
この本の中で、坂村健は「新技術が研究されてから一般化するまでに二十年かかる」と言う。つまり、その当時の新技術が今現在2005年の世界を支えている(あるいは近い未来に支えていく)ことになる。科学技術の発展はそんなに速くない。科学技術を作っている側も使っている側も速いように思えるかもしれないけれど、実はそんなに速くない。車輪の再発明でない新しいことがたくさんあるわけではないのだから、二十年前の過去の未来を眺めてみると、今の未来が見えてくるかもしれない。二十年前に作り出された夢を振り返ってみると、自分たちの未来の方向が蜃気楼のように(だけど明瞭に)見えてくるはずだと思う。
2005-01-09[n年前へ]
2005-02-28[n年前へ]
2005-04-08[n年前へ]
■搭乗型の武器装備二足ロボット ランドウォーカ
今は大人たちが、まだ子どもだった小さな頃に憧れていたロボット…「いつか、自分が乗り込んで操縦したり戦ったりすることができるロボット」を榊原機械株式会社が作った。それが、リアル体感ロボット『LAND WALKER』 バルカンタイプとショットガンタイプのエアー砲(発射するのはソフトボール)が両腕についているところも完璧だ。 ロボットの移動は「前後左右の四つのペダル」による足操縦。というわけで、空いた両手で、本体左右に取り付いている銃の操作を行う、という風に移動しながら攻撃するようなことも簡単らしい。歩行のようす(WMV)や砲撃のようす(WMV)を眺めてみると、ワクワク楽しくなるハズ。
2005-05-22[n年前へ]
■ジャンケンに必ず勝つロボット
「高速モーションキャプチャ情報を利用し、人間の行動結果を(人間の行動が終了する前に)予測し、それに対するリアクションを起こす」ことにより「ジャンケンに必ず勝つロボット」 ジャンケン動画を見ると、いたって自然にロボットが勝ち続けている。なんというか、究極の「後出し」ジャンケン・ロボットだ。
同じような原理の高速バッティングロボットも面白い。 from いろいろ memo