2008-06-27[n年前へ]
■電子ペーパーを使ってみた
東海大学とブラザー工業が提供する電子ペーパーを試用する機会があった。A4より少し小さく、十字キー+中央ボタンという入力インターフェースを持ち、厚さは5mm程度で、非常に薄く感じた。
表示コントラスト・解像度など、表示デバイスとしてはは十分満足できるレベルだった。後になって感じた要望としては、「(左右頁を折りたたむことで)A4 見開き2ページを眺めることができたら良いな」ということくらいで、不思議なくらい画質面には満足することができた。
電源を確保するのが難しい場所で電池消費の心配をしなくても済まず安心して使うことができたことも、多分良い印象を持った大きな理由の一つだったと思う。逆に言うなら、消費電力とサイズという点こそが、この種の電子ペーパーの優位点だと感じた、ということでもある。
あとは、紙と比べると「ユーザ・インターフェースがまだ自然に思えないこと」が解決されさえすれば、ぜひ使いたいと思う。
もちろん、「書き込みができない」「必要な部分だけ破り取ったりすることができない」といったことも感じる。けれど、システム手帳やノートPC(電子ペーパーと似た点も多い、右画像のタブレットPCである)やカメラをいつも持ち歩いているので、そういった「自分が行う書き込みや切り取り」といった要望はそれらの機器で解決してしまえば良い。「その場でただ読むだけ」という用途向けに割り切ってしまえば、電子ペーパーも良さそうだ。その「割り切り」が可能になるためには、私たちのライフスタイルの変化も伴う必要があるとも思うが。
2008-07-01[n年前へ]
2008-09-22[n年前へ]
■アクティブ・ノイズ・キャンセリング PC を作る
「周りの騒音が大きな場所で、集中してPC作業をしたい」と思うことがあります。そんなときに、ふとこんなことを思いつきました。
PCのマイク入力から環境音を取得して、その逆位相の音をスピーカーから出力したら、PCのごく近くの領域だけは、ノイズ=ゼロの理想的な作業環境が生じるのではないだろうか?というわけで、アクティブ・ノイズ・キャンセリング PC を作ってみました。やったことはとても簡単、SimuLinkを使って、サウンド入力の逆位相の音をスピーカーから出力するモデルを作ってみたわけです。一言で書けば、サウンド入力×-1の音声をサウンド出力するだけのモデルです。
1分クッキングで作った「サウンド入力の逆位相の音をスピーカーから出力するモデル」が下中央で、(試しに動かした時の)下左画像はサウンド入力の波形で、下右画像はサウンド出力画像になります。なお、両者ともオートスケールなので、一見するとDCレベルが違っているように見えますが、DCレベルは同じです。(そもそもDC成分はサウンド入出力では無視されますし)
PC周囲の騒音を逆位相の音波で消せたか・・・というと、その効果は全然わかりませんでした。大雑把な計算では、低音騒音は消せそうな気がしたのですが、1分クッキングのアクティブ・ノイズ・キャンセリング・モデルでは何の効果もありませんでした。・・・というわけで、「アクティブ・ノイズ・キャンセリング PC を作る」という楽しい課題がここに生まれたのです。
2009-05-06[n年前へ]
■機能性と機動性を両立した「鞄」をリストアップしてみる
スラッシュドットの「アレゲ人はどんなカバンを使っている?」を読み、その中に登場していて良さそうなカバン、自分が現在や使っているカバン、過去使っていたカバンをピックアップしてみました。
「カタ エルゴテックシリーズ センシティビティ sensitivity V バックパック KT A44V 」 新感覚。快適フィット感。ユニークなデザインのErgo-Techコレクション。最新技術(Flexi-Shield)、素材(Elasto- Guard)、デザインが複合的に機能して高い柔軟性を発揮し、どんな体の動きや体型・姿勢にも適応して、まるで身体の一部の様なフィット感を提供します。最新技術(Flexi-Shield)専用に開発されたテクノロジー。優れたフィット感を損なわない高い柔軟性を保ちながら、バッグ外部を効果的に補強し、万全の保護機能を発揮します。素材(Elasto-Guard)専用に開発された特別な素材。高い耐性を持つ伸縮性のあるニット素材、気泡を内包したウォータープルーフラバー製パッド、柔らかくキズが付きにくいニット織素材の3層で構成されています。【製品の特徴】U字型に大きく開く2つの開口部から上下のスペースに別々にアクセスでき、それぞれフレキシブルに活用出来ます。上下のスペースの仕切りはファスナーでとめられており、ファスナーを開ければ1つの大きなスペースとして使用可能。内外に設けた豊富なポケットも便利です。 / 内寸(cm):幅27 ×奥行き12 ×高さ35 重量(kg):1.01 ※内寸は主たる収納室の寸法です。※Ergo-Techコレクションのバッグは柔軟性に富む為、寸法は収納する機材により変動します。
「ロープロ キャリングバック バックパックファクター 」 カメラバッグで培ったノウハウで仕上げられたロープロの新シリーズ。ビジネスでもカジュアルでも使える都会的なスタイリングとカラーリングのノートPC バッグです。コンパクトで軽量な保護パッド構造が大切なアイテムを守ってくれます。また、ロープロならではの信頼性を維持しつつも、カジュアルに街やキャンパスにとPCバッグとしてだけでなく普段使用するバッグとしても軽量なので使い勝手も非常に良く魅力的です。 / <仕様>表面素材:600Dポリエステル、300Dマイクロリップストップ収納例:13インチワイド~15.4インチ液晶サイズまでのノートPC:1台+アクセサリー内寸法(mm):(ノートPC収納部)W 315 × H 400 × D 40 :(前面収納部)W 315 × H 410 × D 115重量(g):1000
「ロープロ キャリングバック スリムファクター S エスプレッソ/ラテ 」 カメラバッグで培ったノウハウで仕上げられたロープロの新シリーズ。ビジネスでもカジュアルでも使える都会的なスタイリングとカラーリングのノートPC バッグです。コンパクトで軽量な保護パッド構造が大切なアイテムを守ってくれます。また、ロープロならではの信頼性を維持しつつも、カジュアルに街やキャンパスにとPCバッグとしてだけでなく普段使用するバッグとしても軽量なので使い勝手も非常に良く魅力的です。 / <仕様>表面素材:600Dポリエステル、300Dマイクロリップストップ収納例:12.1インチワイド~13インチ液晶サイズまでのノートPC:1台内寸法(mm):(ノートPC収納部)W 325 × H 230 × D 40重量(g):400
「ゼロハリバートン ZERO HALLIBURTON LMA4-BK 」 【世界のセレブが愛用するゼロハリバートン】・・・ゼロ・ハリバートンの歴史は、ひとりのビジネスマンの手によって幕を開けました。その男の名は、アール・P・ハリバートン・シニア。 1930年代当時、世界を駆け巡るエンジニアであった彼は、鞄の隙間から入り込む砂や埃によって重要な書類や荷物が汚れ、傷むことに不満を募らせていました。 「どんな環境にも対応できる鞄を」 と切望した彼は、中身を完全に保護する密閉性、強度、耐久性を備えた理想の鞄造りに自ら着手。エンジニアとして培った知識と経験を活かし、さらに航空機設計会社の協力を得て、ついにアルミニウム2024合金製オリジナルケースを完成させました。強さと美しさを兼ね備えたアルミケースの誕生です。 その評判はやがて世界的に拡大し、1969年にはアポロ11号の「月面採取標本格納器」を製造。以来今日まで、その確かな機能性と優雅なフォルムは、世界中の熱狂的な支持者たちから愛されてきました。 ◆【正規輸入品】修理・メンテナンス窓口【ゼロハリバートン カスタマーサービス】電話:0120-729007(平日9:30~17:00)「ロープロ キャリングバック トートファクター エスプレッソ/ラテ 」 カメラバッグで培ったノウハウで仕上げられたロープロの新シリーズ。ビジネスでもカジュアルでも使える都会的なスタイリングとカラーリングのノートPC バッグです。コンパクトで軽量な保護パッド構造が大切なアイテムを守ってくれます。また、ロープロならではの信頼性を維持しつつも、カジュアルに街やキャンパスにとPCバッグとしてだけでなく普段使用するバッグとしても軽量なので使い勝手も非常に良く魅力的です。 / <仕様>表面素材:600Dポリエステル、300Dマイクロリップストップ収納例:14インチワイド~15.4インチ液晶サイズまでのノートPC:1台+アクセサリー内寸法(mm):(ノートPC収納部)W 335 × H 255 × D 45 :(前面収納部)W 400 × H 305 × D 105重量(g):700
「FRANKS DOGフランクス ドッグKnog(ノグ) 」 15インチPCがすっぽり入るスリングバッグ: 15インチPCをEVAプロテクションがしっかり守ってくれる、少し大きめのスリングバッグ。ユニバーサルハブを使用してアタッチメントを装着でき、パニアバッグやバックパックとしても使用できます。(パニアバッグアタッチメントが付属)カラーバリエーションも4色と豊富。ストラップには75mm幅の極太サイズを採用し肩への負担も最小限です。
「DRY DOG 17”ドライ ドッグ17”Knog(ノグ) 」 完全防水仕様のKnogバッグ。 コチラは、それぞれのアタッチメント(パニア仕様)を使用することによりパニアバッグ/バックサックになります。 もちろんこのバッグにもEVAプロテクションが入ったPCポケット装備で、収納のことも他のバッグと同様にとても考えられている。 それに加え、たとえ視界の悪い雨の中の走行でも、バック部・サイド部のリフレクターが、車などからあなたの身の安全を守ってくれるでしょう。縫製:Zip&Rollfold flap、生地: 1200デニール BACKLINES、付属品: パニアバッグアタッチメント、サイズ:(W×H×D) 17" 390×480×180、重量: 1,130g
「ロープロ カメラバッグ スリングショット100AW
」 スリングショット100AWは、たとえ使い古しても、カメラ機材へのすばやいアクセスはいつまでも可能。快適なキャリング、そして、バッグ自体を背中から手前まで瞬時に回せるので、そのまま撮影に集中できる、まさにフォトジャーナリストにふさわしいデザイン。中望遠ズームレンズ付一眼レフカメラ1台と2~3本の交換レンズ、ケーブルや他のアクセサリーを収納、全開できるフタを開ければ収納物すべてに簡単にアクセスできる。オールウェザーカバーTM 、作り付けのメモリーカード入れ、液晶モニターを保護するマイクロファイバークロス、スリップロック 式アタッチメントループが標準で装備されている。
ユニークな形のカメラ用ワンショルダーリュック。リュックをおろさずに体の前にまわし、簡単にカメラを取り出せます。雨や雪、砂ホコリから機材を守るオールウェザーカバーを背面下部に内臓。収納口内側に液晶モニターを保護するマイクロファイバー製の布とメモリーカード用ポケットが付いています。内寸:W190×H250×D130mm 重量:700g 素材:420デニールリップストップナイロン、420Dナイロン、840Dナイロン収納例●小型レンズ付デジタル一眼レフカメラ、交換レンズ1~2本またはストロボ一式
「マリメッコ 007447 マグネッティラウック ショルダーバッグ」 斬新でカラフルなデザインで大人気のマリメッコから、使いやすいショルダーバッグの登場です!フロントのフラップポケットを開くと、正面にファスナーポケットが1箇所、開口部もファスナー式になっています。大きすぎず、小さすぎないサイズが毎日使いにぴったり!マチもあるので、余計な膨らみが出ることもありません。ユニセックスで使える万能バッグ。素材キャンバス、W:約30cm H:約23.5cm D:約8cm ショルダー:約83~145cm
「西日本新聞×福岡帆布コラボライターバッグ」 西日本新聞社の記者がライターズバッグを開発。記者の必需品・一眼レフにノートパソコン、地図、新聞、A4判の書類も入る収納力は圧倒的です。素材は軽くて丈夫な帆布製、底は牛革で補強し、熟練の職人が丁寧に縫製しました。まさに、過酷な取材にも耐えうるプロ仕様です。ビジネスからアウトドアまで活躍するフィールドは無限大。素材:表:はっ水加工帆布、キャスターヌメ牛革、カラー:ブラック、グレー、ベージュ、ナチュラル、1100g、、A4サイズのノートPC、一眼レフカメラ等収納可能、、内装:ポケット(中)×3、ポケット(大)×1、ペンホルダー×3、外装:前面ポケット(大)ホック留め×1、背面ポケット(大)ホック留め×1、側面ポケット(小)マグネットベロ留め×1、底面革張り、持ち手つき
「ティンバック2 クラシックメッセンジャーバック 」 機能的で丈夫、スタイリッシュなデザインと高い品質を誇る「ティンバック2」 1950年代に製造された、電話線技師が電信柱にぶら下がっている状態でも、簡単に道具や補修部品に手が届くようにデザインされた丈夫なキャンバス製のショルダーバッグ。1970年代後半、急速に成長する都市で増え続ける交通渋滞の中で急増したメッセンジャーたちは、仕事用にそのバッグを使い始めた。毎日の酷使にも耐えうるタフさや防水性に代表される”プロ仕様”の機能性、なんでも運べる性能などにより、メッセンジャーバッグは都市生活者にとっても重要なカバンのジャンルの一つとなった。 1989年のサンンフランシスコ、ひとりのメッセンジャーによって古いミシンひとつで作り始められ生まれた「ティンバック2」は、瞬く間に都市生活者の必需品として広く一般ユーザーにも浸透していき、今日、特徴的な3パネルデザインとカラフルなバリエーション、一目で分かるスワール(渦巻き)ロゴはサンフランシスコのアイコンとなっている。高い機能性を誇り、丈夫さを兼ね備え、バッグに求められている快適性をも備えたクラシックメッセンジャー。用途によって選べる、豊富なサイズバリエーションも魅力。
「ティンバック2 マトリックス S TB8-C-MXS 」 仕様:サイズ:24.9×36.8×13.5cm、重量:約800g、肩の負担を軽減するストラップパッド、軽量かつ強靭なX-PAC素材を使用、頑丈な縫製、すばやくショルダーの長さを調整可能なカムバックル、取り外し可能なクロスストラップ、夜間の安全性を高めるリフレクタータブ、フラッシャーライト取付ループ、防水性を高めるTPU(サーモプラスティックポリウレタン)ライナー、内側のオーガナイザーとキーリング
2013-04-23[n年前へ]
■「ボカし処理された暗号文」の解読法を科学する!?
アスキーPC 6月号、「ボカし処理された暗号文」の解読法を科学する!?が届きました。内容は、いわゆるボカし処理としてガウシアン分布のボカし処理が広く用いられる理由や、そんなボカし処理された画像を「なるべく戻してシャープにする」ための方法を書いたものです。
『読者への挑戦状!この「暗号」を解き、名探偵になってみろ!?』の「暗号」も、ガウシアンボカしが掛けられた画像です。だから、この「暗号」を解こうと思ったら、まずは「ボカしをなるべく戻す」作業をすることになります。…だから、「ボカし処理された暗号文」の解読法を科学する!?を(本屋で見かけたら)少し読んでみると良いかもしれません。
ちなみに、『読者への挑戦状!この「暗号」を解き、名探偵になってみろ!?』の「暗号」は、画像が大幅にボカされているため、ボカしをなるべく戻したとしても、そこに書かれた「文章」がわかるほどにはなりません(下に貼り付けたのが、ボカしを”ある程度”取り除いてみた例ですが、まだまだボケています)。そこで得られた「手掛かり」をもとにして、「その条件に当てはまる文章を選び出す(見つけ出す)」という作業を行うことになります。
というわけで、 次回、アスキーPC連載記事の最終回で解き明かす・相手にする「暗号画像」が実は『読者への挑戦状!この「暗号」を解き、名探偵になってみろ!?』の画像です。たとえば「解くための持ち時間を45分」というように決めて(制限して)、集中して「解読」に挑戦してみると面白いと思います。
(解答が出たら正誤確認は、こちらかこちらまで、「解答・推理」を御連絡下さい)