2005-01-15[n年前へ]
■WEB日記の言葉削除依頼
日記のエントリーについてのメール. ふと、(C-MagazineでC++や開発環境の連載を担当したこともあり)東映テレビの特撮ヒーローもののプロデューサーの白倉伸一郎の「ヒーローと正義」の一節を思い出す。現在の仮面ライダーは「改造人間」になったり(手術前後の子供を不安にさせたり、手術をする側を職業差別すると捉えられる可能性のあること)、「(道具の力を借りたものではない)自分の肉体能力としてのキック力」を備えたりすること(そのような能力を備えていない人の「足を踏む」可能性のあること)はできなくなっている、と書きつつ下のように言う。
「足を踏まれた者の痛みは、踏んだ者にはわからない」よく言われる言葉である。…(中略)…足を踏まないために、もっとも確実なのは、近寄らないことなのである。…(中略)…<踏まれた痛み>原則にもとづくかぎり、…あらゆる媒体から「被差別者」とされる存在は抹消されていかざるをえない。「こっちに来て」という声があっても、だれかの足を踏みそうな場所に足を踏み出すことは許されない。「足を踏まれた者の痛みは、踏んだ者にはわからない」のだから。 白倉伸一郎 「ヒーローと正義」 子どもの未来社
2005-01-16[n年前へ]
■WEB日記の日付変更線
「WEB日記の日付変更線」は普通の時間で言うところの「次の日の午前」くらいです。逆に言うと、(普通の時間で言うところの)次の日の午後位までは「ちょっと書いて、書き換えて、さらに書き換えて」という作業が頻繁に行われたりします。で、「WEB日記の日付変更線」を過ぎて(WEB日記の時間軸上で)次の日になると、基本的には書き換えない、という感じになります。いっそのこと、今日の必ずトクする一言の「文書ノ日付ハ季節感ニ基ヅク完成見込ニシテ太陽ノ運行トハ必ズシモ平行セズ」というように、未来の日付で書き始めてしまうのも一つの手かもしれません。
ところで、各WEB日記枚のそれぞれの「日付変更線」を並べてみるのも面白いかもしれません。生活スタイルも反映されるかもしれないし、書くスタイルも反映されているかもしれないですし。
2005-01-17[n年前へ]
■Laugh and grow fat.
WEB日記は「ちょっと書いて、書き換えて、さらに書き換えて」いくことが多いものだと思っていので、何度も「書いたり消したり」しながら、自分が良いとその日に考えているものを残していこうと思っている(かも)。「こちらの方が良い」と思い、(前に書いた)イマイチな文章を削除することもしばしばあるし、「自分が良いと思う言葉」を書き足すことも数え切れないほどある。さすがに、何日も遡って直すことはないけれど、そういう推敲を人に見えるところでしているのがWEB日記の特徴だと思う。逆に、そうしなければ多くの場合長くは続かないのではないか、とも思っている。あまり、気負っていては続かないのかも、なんていう風に思うこともある。また、もし続いたものであれば、それを止めたりするのは何だかとてももったいない、というようにも思う。
ところで、今日は ある言葉を見て考え込みつつも、ふと笑ってしまった。
「WEB日記の言葉削除依頼」というエントリーが。なんとなく気になったので、どんな言葉が削除依頼を受けたのだろう?とリンク先に行ってみたら・・・・削除依頼を受けてたのは僕の文章でした_|‾|○何だか、これはとても真剣な話で、笑っちゃいけないのかもしれないけれど…、上の一行を読んだ瞬間、崩れ倒れる人 _|‾|○ を見た瞬間にはなんだかちょっとだけ笑ってしまったのだった。
2005-04-22[n年前へ]
■「修正できない」という前向きの感覚
鴻上尚史の「ドン・キホーテのピアス」 ライブを止めてスタジオ録音だけをするようになったことで解散したバンドの例をひきながら、
まさかミスしないだろうと思う所で人間はミスするのです。で、相手を責めているうちに自分もミスをして、結果、お互いはお互いのミスを受け入れ、そして、それはつまり、相手の存在を受け入れることになります。そして、自分を受け入れるのです。「WEB」上の、掲示板やBlogやWEB日記や色んなものを「スタジオ録音 <- -> ライブ」軸に並べてみるのも良いかも。
2005-08-28[n年前へ]
■「他の人のWEB日記を本にする」
他の人のWEB日記を本にすることができる「はてなダイアリーブックに他ユーザーの指定追加について」