2006-02-20[n年前へ]
■「ポール・グレアム論法」「さいころ…」
from n年前へ.
「ポール・グレアムも言っていた」という一言を自分の主張に加えるという誘惑にかられる。虎の威を借りる作戦である。 高林 哲 「ポール・グレアム論法」
ささやかな予測のために、サイコロを振るのはつねに人間である ボルン
「人間らしく」という言い訳のもと、これからは微分方程式をサイコロで解こうと決意する。【未来はサイコロおれカネゴン】 平林 純
日記っていう表現形態は日本には平安時代からあったでしょ?あれも「ひらがな」っていうブレイクスルーなメディアがあったから活性化したわけじゃん。徒然草とか、枕草子とか…あれがWeb日記/Blogの始まりかもしれないよ。 「ひらがな」っていうブレイクスルー
2006-02-21[n年前へ]
■「文字というツール」
from n年前へ.
言葉で思考を組み立て始めるようになると、その思考を言葉で記憶しやすくなるから、比較的長い時間それを引きずってしまうのだろう。人間が言葉を覚えたおかげで、気分を深く追求できるようになったとも言えるだろうし、人間が言葉を覚えたせいで、気分の切り替えが困難になったと言えるのではないだろうか。
2006-02-23[n年前へ]
■「幸せの検索」と「ありえない私」
fromn年前へ.
最初の「幸せ」の検索結果をクリックすると、PC画面には「このURLには犯罪・ドラッグ・娯楽など業務に関係の無い情報が含まれていますので、表示できません」というような内容の無機質なメッセージが出ただけだった。
...なんとも恐ろしい会話である。すべてが却下されるのである。私は突然、彼女達に指を指され、「ありえなーい」という合唱を浴びる光景を想像した。CAT
2006-02-24[n年前へ]
■「このメディアを続けていくための秘訣」「n年前へ」
from 「n年前へ」
わたしは、読む人の力をいつでも信じています。そうでなかったら一行も書けません。また、見抜く目を最高に持った人を想定読者にするのが、このメディアを続けていくための秘訣でもあります 「からーふぃくしょん」そういえば、この「n年前へ」というのは、「特定日付の日記を過去に遡ってすべて表示する。1年前、2年前に何をしていたのか? どんなことがあったのかが簡単にわかる」という機能です。それはつまり、(このページを作成している)ハイパー日記システム(hns)が実装している「n年日記」という機能です。ページの見た目や書式を変え続けている間に、いつの間にか、私は「n年日記」という名前を「n年前へ」と変えていました。その理由はいくつかあります。ひとつは、「日記」という名前を外したかったということだったように思います。そして、もうひとつは、単純に「n年前へ」という言葉の方が「ふさわしい」と思ったからです。
過去の特定日付から「n年前へ」というリンクをクリックすることは、ほとんどありません。「n年前へ」というリンクをクリックするのは、「今日の日付」からであることがほとんどです。つまり、「今日という瞬間」から「n年前へ」というリンク先へ飛ぶわけです。すると、それは「今日という瞬間から、時間軸でn年ほど過去=前へ飛ぶ」ということになります。そのリンクは、「n年前へ」という言葉が似合うように思います。
それだけでなく、私は、「過去」の長さと同じだけ先の「未来」が見えるものだと考えています。ですから、今という瞬間から「n年前の過去」を眺めれば、今という瞬間から「n年先の未来」が見えると思っています。つまり、「今日という瞬間」から「n年前へ」というリンクを通じて「n年前の過去」を眺めれば、そこからは「n年先の未来」が浮かび上がってくると思っているのです。ということは、そのリンクは「今日という瞬間から、時間軸でn年ほど未来へ=(自分が時間軸上で進んでいく方向である)前へ飛ぶ」ということでもありそうです。やはり、そのリンクは、「n年前へ」という言葉がとても似合うように思うわけです。
n年前を振り返って、今日から先に続いている明日、そしてその先へと進んでいく。つまりは、前へと進んでいく感じは「n年前へ」という感じなのかなぁ、と思うのです。「n」なんていうアルファベットは使いたくないとも思うのですが…。
2006-02-26[n年前へ]
■コミュニケーションの距離感覚
from n年前へ.
「電話は生々しくうっとうしく、メールの距離こそが気持ちいい」と感じる人は間違いなく増えています。それは、電話が普及した当時、「直接会って言うより、電話で話す方が楽で話も弾む」と感じる人が増えていった流れと同じです。 鴻上尚史「ドン・キホーテのピアス」
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