hirax.net::Keywords::「電子写真」のブログ



2005-06-10[n年前へ]

品川 

 コクヨホールへ。「電子写真の光沢と形状」というアリガチな煙幕を張りつつ、「強引に電子ペーパーまで繋いだ未来」にたどり着けたかどうかは、…怪しいところです。とはいえ、良くも悪くも他の人にはやれない(単に「やらない」ともいう)タイプの報告ができたのなら良いな、と思っています。そして、それが何かしら楽しんでもらえたのであれば嬉しい限りです。

 というわけで、一番右の画像中の*は

*As tilt detection and image display software, VR-Display (provided by hirax.net) is used.
という注意文です。ラストから4枚目にあたる「As “HANDHELD PRINTS” System」と題したスライドの一部ですね。

 ちなみに、ついでに会場で見せた立体ディスプレイを見ながら、「俺は下から(スカートの中を)覗きたいな」と言っていたのはR社のI氏。ロゲルギストの今井功(=I2)氏の御子息です(あっ、イニシャルで隠した意味がない…)。草葉の陰で泣いているんじゃないでしょうか、お父上が…。

品川品川品川






2006-01-19[n年前へ]

公開特許からの他社動向解析 

inside outモーニング娘。でクラスタ分析 昨日、ベンチャーフェア JAPAN 2006 のパティー・ラボのブースで「発明者相関分析システム」というものを眺めました。「特許公開データベースから共同発明者間の相関により他社の発明技術動向を知る」というものです。この技術は、2003年01月16日分の本ページの記事「他社プロジェクト追跡システム」および「できるかな?」の2003年2月2日分の「モーニング娘。でクラスタ分析」で書かれている内容そのものです。ちなみに、「他社プロジェクト追跡システム」で示されているデータは「E社の電子写真関連の特許千件強の発明者データを元にE社の画像関連技術に携わる社員の業務関連度」を示した図例です。そういった解析を行った上で、時系列クラスタ分析をしたのが「モーニング娘。でクラスタ分析」であるわけです。公開特許データベースへのアクセス・データ取得に時間がかかったりしますが、結構面白い結果を得ることができるので、お勧めの方法です。他社の技術動向を解析しようとする場合、同様のことをしたことがある人は多いかもしれません。(X軸に出願件数、Y軸に出願人数をとって描く特許マップもなかなかに面白い結果が出ます)

Title
 ちなみに、同様なことをR社に対して行って、「職場の男女関係」を明らかにしようとしたこともあります(上の樹形図はその解析過程で得られた図の一例です)。「どの男性」と「どの女性」が近い関係にあるのか?なんてことを調べたわけです。あるいは、「特定の男性の周りにどんな女性がいるのか?」なんてことを調べてみたこともあります。それも、なかなかに面白い(本人達にとってはヒヤヒヤものの?)結果が出ました。

 ところで、昨日見た「発明者相関分析システム」の開発元は特許出願を行っているようですが(特願2005-277349)、この技術の新規性や特許性が認められるかどうかについては少しばかり疑問の余地があったりします。何年か前の一件以来、「特許庁への情報提供(匿名チクリによる特許成立の防止)を積極的に行おうか?」なんて考えるようになってしまいました。つまらない話ですけれど…。

2006-04-03[n年前へ]

Imaging Conference JAPAN 2006 

 6月7〜8日に開催されるImaging Conference JAPAN 2006の予稿を何とか書きました。印刷板では誤字脱字が残っていますが、後日配布予定のPDF版では修正されているはず?と思います。今回は、電子写真シミュレーションのセッションに入っていますが(PDFフォーマットのプログラム)、シミュレーションの話は1/4程度です。その他ジャンルの面白い話もありますので、興味のある関連技術者の方が会場にいらっしゃって、そして楽しんで頂ければ幸いです。

2006-04-17[n年前へ]

画像学会技術講習会&シミュレーション実演講習 

 7/20(木)・21(金)に品川コクヨホールで開催される日本画像学会 技術講習会「画像技術の基礎と最新技術」で講師をやります。同じ話の繰り返しは飽きてきたので、解析プログラムでも適当に作って配布でもしてみようかな、と思っています。興味のある(同業の)方はいらっしゃると面白いかもしれません。
 なお、初日に開かれる電子写真シミュレーション実演講習は先着15名限定ですので、興味のある方はお早めに申し込まれると楽しめるのではないか、と思います。ちなみに、昨年実演講習のお手伝いをした後は、「エクセルの画面をしばらくは見たくない」という気分になりました。エクセルで複雑なことをするのは、表計算ソフトの特長と相反するような気もしたのです。
 また、機械学会分科会主催の同様の講習会も9月4・5日に開催されますので、そちらの方もよろしくお願いいたします。

2006-08-07[n年前へ]

「電子写真技術のシミュレーション」 

 日本機械学会 情報・知能・精密機器部門企画の講習会「電子写真技術のシミュレーション(リンク先はPDFファイル)」に閑古鳥が止まっているようです。9月4日(月)・9月5日(火)に早稲田大学 大久保キャンパスで開催されるこの講習会、特に二日目の「伝熱解析の講習」は一見の価値があると思います。興味のある方は、二日目だけでもいかがでしょう?そして、できれば、(そのついでに)二日目午後の「オッパイ星人講習」も聴いて頂ければ、とも思いますが…。



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