2003-06-30[n年前へ]
■ぼくんち@300円
西原理恵子の「ぼくんち」(全)を300円で古本屋で買う。2ページ1話で全114話だから、1話が1円硬貨にもならない値段。だけど、2ページの中に色んな世界が詰まってる。
ぼくのすんでいるところは 山と海しかないしずかな町で はしに行くとどんどん貧乏になる。 そのいちばんはしっこがぼくのうちだそんな1円以下のページをめくり続ける。
2003-07-02[n年前へ]
■浦戸の景色
「ぼくんち」の原風景である高知の「浦戸の景色」を眺めながら、「彼女の作品世界には英雄がいない。現れるのは、北斗の拳なんかで主人公に一撃で倒されるためだけにでてくる雑魚敵にいじめられる人々、のような人間達である」という 文章を面白く読む。
2003-10-13[n年前へ]
■「ぼく知ってるで、こんな時は笑うんや」
「涙はなぜ流れるのだろう」というエッセイ。
ある種のうつ病患者や、深刻な育児放棄を受けた子どもは、涙を流さないという。涙の持つ、人に訴える力が信じられないほど傷ついて。赤ちゃんが親の抱擁を求めて泣くように、涙は人を信じるメッセージ。泣くことを、恥じることはない。という一説を読みながら連想したのは「ぼくんち」の
泣いたら世間がやさしゅうしてくれるか!泣いたら腹がふくれるかあっ!泣いてるヒマがあったら笑ええっ!!という台詞。 from hardでloxseな日々
2004-01-18[n年前へ]
■今日見た景色
今日の夜、CASIOのA5403CAを買った。いつものデジカメが電池切れで、充電器も見つからないし、これからはこのメガピクセルのカメラ付き携帯電話で「今日見た景色」を撮ることが多くなるのかもしれない。
そういえば、新明解国語辞典で「景色」という言葉をひくと、「観賞に堪える、自然物のながめ。〔直接にはかかわりのない、余裕の有る傍観者の立場からする言葉〕」と書いてある。確かに、「景色」という言葉には第三者的、傍観者的な立場が写っているような気はする。
とはいえ、余裕があってもなくても、頼みもしないのに景色は目に入ってきてしまうようにも思えるけれど。とにもかくにも、カメラのシャッターボタンを押してみることにしましょうか。というわけで、手元の「ぼくんち」をA5403CAで撮ってみる。画質は、…これならなかなかに使えるかな。
2004-04-30[n年前へ]
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