2006-04-26[n年前へ]
■「経済学」@Tech総研
新橋にあるリクルートの会議室で、ある経済学者の方に「経済学で○×は?」なんていう話を教えてもらってきました。話をしたのは2時間弱ほどの短い時間でしたが、密度が高い話を聴くことができたように思います。その話の内容は、近いうちにTech総研の記事として公開する予定にしています。
「経済学者」の話を聴きに行きたいなと思ったのは、ライブドアの一件がニュースになっていた頃です。「Tech総研の編集者とウォームビズの計算をする」という共同作業をしながら、こんな話をしたのがきっかけでした。
「このしんどい作業の報酬を、二人でどう分けたら納得できるんでしょうかね?」
「そんなことを経営者なんかに聴いてしまうとナマナマしくなってしまうけれど、(少し現実から離れている)経済学者に訊いたらどういう答えを教えてくれるんでしょうかね?」
「そういえば、Tech総研ってほとんど経済記事がないですよね?ライブドアの一件も全然記事に出ないですよね?」
「(経済事件という意味で)リクルートはライブドアの先輩なのに、ライブドアの件に触れないのって何かヘンじゃないですか…?」
…といった話を私がして、それなら「経済学者に色々聞いてみよう!」「そして、わかったことを記事にしてみよう」ということになったわけです。
ちなみに、今日の対談、会議室の予定がきちきちだったので、次の会議室予約を入れていた「リクルート社員」から怒られながら会議室を出て、終えました。自分の所属する会社内とはいえ、自社内の対応を外の人にも適用する「リクルート社員」って多いんでしょうか…。やだなぁ、あぁいうの。
2006-05-06[n年前へ]
■2年先の未来
ふと、「ニュース・ウォッチ」と称していた頃の「平林純@hirax.netの科学と技術と男と女」の過去ログを眺めてみました。2004年3月〜2005年7月までの過去記事ですが、その過去記事から、色んな種類の未来が見えてくるような気がします。「みんなが笑顔のベストショット検出技術」「トランプ・カード透視術「“コーヒーでガッツ”の秘密」「一人と一人を繋ぐIP糸電話」…2年前の過去を眺めれば、間違いなく2年くらい先の未来は見えるはず、と思います。
2006-06-14[n年前へ]
■ところでおカネって何なんでしたっけ?
東京大学大学院総合文化研究科の松原隆一郎教授にお話を聞きに行き、「ところでおカネって何なんでしたっけ?」という記事を書きました。
ライブドア社の事件のころ、経済にまつわる難しい言葉をテレビ・新聞などで見かけました。そんなニュースを眺めながら、恐ろしいことに「経済」のことを私は全然知らないということに気づいたのです。そこで、「素人の疑問」を経済の専門家に聞いてみることにしました。第1回目は、東京大学大学院総合文化研究科の松原隆一郎教授です。
(モノ主体の経済学では)MP3なんかは実に問題児なんですね。本当に変化しないですから。 これが経済学上では最大の問題。ホントに壊れないから。へたすると、それ自体の複製さえ生まれていっちゃう。 Winnyでどんどん増えたりしてますからね(笑)。
合理的に考えて行動・交換するのが経済学上の人間ですから。 合理的に行動する賢い人間を前提にするあたりが、経済学っぽいですね……。次回は、「大学への数学」でも有名な小島寛之・帝京大学経済学部助教授 です。
2006-07-20[n年前へ]
■「WEB日記」
from n年前へ.
ネット上のニュースを流し読みしがちな自分を反省しつつ、図書館へ行きドンキホーテを手に取る。が、その本のあまりの厚さに衝撃を受けパラパラと流し読みして本棚に戻す。
ハムレットは日記を書くだろう。ドンキホーテは日記を書かない。
バブルの逆襲、サイト閉鎖。