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2005-04-18[n年前へ]

興味のベン図 

 昨日はTech総研の原稿を締め切りより早めに書いたわけである。ただ、順番が私の前のたださんと「これは重なるよなぁ…きっと」というものがあったので、ちょっと担当の方にメールを出して訊いてみた。すると…、やっぱり重なっていた。というわけで、原稿チョット書き直し。
 ちなみに、質問メールにラクガキのように書いた私の勝手な印象はこんな感じ。

 そうえいば、私が興味を惹かれる記事はオリバーさんとかなり重なることがわかりました。ちょっと仕事よりになると、たださんと重なって、わくたまさんとはあまり重ならない…、という感じです。 で、勝手な想像をすると、「私の興味とオリバーさんの興味の重ならない部分」がちょうど「オリバーさんの興味とわくたまさんの興味の重なっている部分」という感じのような…。
 そして、その返事に書かれていた「これまでに重なり合ってしまった記事」を見ると、「それぞれの興味のベン図」が描けそうで面白いかも。

2005-05-06[n年前へ]

「一枚の画像から立体像を再現する技術」  

 Computer Vision at Microsoft Research Cambridge面白そうなプロジェクトの数々。「一枚の画像から立体像を再現する技術」もフェルメールの絵画や「そんな絵画が並ぶ不思議な美術館」の動画を眺めてみると、とても面白い。

 また、フェルメール繋がりで「フェルメール風絵画を書く方法」と「フェルメール絵画の立体空間」も。
i2iVision at MSR Cambridgehow_to_paint_your_own_vermeerFebruary 2002 - Feature Story - Vermeer: Master of Light - iCOM Magazine

「水粒子プログラム」と「タマ転がし」 

 ある掲示板で知ったことなのが、(そのWEBサイトの持ち主、情報の書き手の双方ともに)おそらく「この件でリンクされることは好まないだろう」と想像するので、(この件では)リンクは張らないのでおこうと思う。リンクを張るのであれば、後味が悪くなりがちなこの手の話ではなく、もっと違った大域照明(Global illumination)レンダラなどの面白い話題にしたい。

金子氏の「水粒子サンプル・プログラム」佳作受賞作品「タマ転がし」 CGプログラムやゲーム・プログラム、あるいは、シミュレーション・プログラムに興味がある人、特にそんなプログラムを自作してみたい、と一度でも考えたことがある人であれば、第10回学生CGコンテストインタラクティブ部門の佳作受賞作品「タマ転がし」(本文章の横に貼り付けた画像のうち、左の画像)を見れば、それが金子勇さんの「水粒子サンプル・プログラム」の動作画面(本文章の横に貼り付けた画像のうち、右の画像)だと一瞬でわかることだろう。もちろん、この両方を初めて見る人であっても、受賞作品の動画と金子さんの水粒子サンプル・プログラム(定数をいくつか変えた上で、コンパイルしたもの)の動作画面 (Balls.mov 5.6MB)を眺めてみれば、一目瞭然同じものであることがわかるはずだ。金子さんの水粒子サンプル・プログラムの定数を変えたものの動作画面を撮影したものが、インタラクティブ部門の佳作受賞作品「タマ転がし」である(もちろん、応募学生は金子氏ではない)。
 コンテストの主催者曰く、「(受賞者の指導教員によると)金子氏に許可を得ている」ということではあるが、「制作過程の論理性・技術力・審美性・オリジナリティなどから、いかに新しい表現を追求しているかを評価基準とする」という謳い文句は…少し浮いてしまっているようにも思える。

Water2第10回学生CGコンテスト受賞作品|審査委員会第10回学生CGコンテスト受賞作品|インタラクティブ部門 話は少し変わる。当時の金子氏(47氏)が学生からの質問メールに誠実に対応されていたことに驚く。Winny裁判を(開発者として)抱え、また、他にも処理すべきメールが数多く溢れていただろうに、よくきちんと対応できるものだ。メールになかなか対応できていない自分を振り返ると、…感心してしまう。プログラムを書く速度だけでなく、メールを書く速度も天才的に速いのだろうか。才能もお金も、世の中のありとあらゆるものは同じモノどうしでの引力が強い、と考えれば納得できる。天は二物も三物も与えるし、お金はあるところに集まる。そして、電気オタクは秋葉原に集まる…とか?

2005-05-08[n年前へ]

「現代のフェルメール」と「水彩画のフェルメール」 

 「フェルメール風絵画を書く方法」を作成したJonathan Janson は「現代のフェルメールのような油絵」や「フェルメールに影響を受けた水彩画」を描く。「フェルメールに影響を受けた水彩画」はとても好きな感じだ。ぼんやりとした空気と、ボケつつも鋭い光と、そんな雰囲気が生々しく(だけど柔らかく)描かれている。アートエマルジョンを使った写真を、もっと素晴らしくした感じ。
In The Light of Vermeer: Oil Paintings by Jonathan jansonIn The Light of Vermeer: Oil Paintings by Jonathan jansonjonathan_janson_watercolors_urban_american_landscapejonathan_janson_watercolors_urban_american_landscapejonathan_janson_watercolors_urban_american_landscape

2005-06-19[n年前へ]

今日書いたメイル 「We Cn Wok It Out」 

今日書いたメイル 「We Can Work It Out」
 一昨日、メールを一通書きました。今の状態で最良のバランスであると思われる選択を書きました。悪く言えば、中途半端な選択とも言えるかもしれません。それでも、会社で雇用されている「サラリーマン」としては、少し踏み込んだ内容であるような気もします。

 私の学生時代の担当教授は、「メールを送った相手」の担当教授でもあります。その教授は大学院生と起業の二足のわらじを履こうとした彼に、「やるなら、その選んだ一つだけにして、そして頑張れ」と言って、大学院を中退させました。

 今のところ、私の立ち位置は「中途半端」というところにあるような気がします。だから、私自身は中途半端な位置に立ち続けようと思っています。その時点でのギリギリ中途半端な位置に、牛歩戦術のようにズリズリ移動し続けようと思います。私たちの担当教授が彼の力と成功を信じたように、私は私自身が中途半端な位置に立ち続ける力がある、と何とか信じてみることにします。

 Try to see it my way,
 Only time will tell if I am right or I am wrong.

jun hirabayashi



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