2004-04-27[n年前へ]
■今日の神さま
AmetPerl(AmetMulti)のインストール方法。参考になります。うぅ、ありがたや…。
そういえば、私の実験室には「エクセルは敵だ!」という標語がホワイトボードに大きく書いてあります(本当)。で、「マウスクリックは一日百回まで」という、標語も小さく(残念ながらこれも本当)書いてあります(だけど、こっちはさすがに無理だった)。で、少し前に今年の新人くんからはExcelを取り上げて、代わりにPerlやら、GnuPlotやら、ghostscriptやら、そこら辺のソフトをインストールさせました。で、何も知らない新人くんに、まさにパワーハラスメントで「みんな、Atokでワンライナーだよ。AtokでGnuPlotだよー。PSは手書きだよー。みーんな、そーだよ。それが社会人の常識だよ。えー知らないのー?」と教えました。いや、教えたというよりは、力ずくでそう言い放ったわけです。
ふと、昨日その新人くんに「**くんコンピュータって好き?」って聞いてみたわけです。すると、小さな声で「…もともと苦手だったのですけど、ますます好きじゃなくなりました…」と呟きました。彼にこれまでに課した(実験の片手間で、コンピュータなんか使わない部署の割には)凄まじいコンピュータ地獄を考えると、そりゃ、そーだよなー、と思ったわけです。何しろ、彼はこれまで「あのね、実は明日トラックにイッパイのアレが来るの。しかも、三度に分けて。だからさ、明後日までにFlashMob I位のこと完成させてね。あっ、でも悪いけどFlashMob Iと違って全て一人でね」なんていう地獄を考えると、まぁ当たり前なわけです。
彼がWEBで日記書いたら面白いかもなぁ…。あまりに、不幸で…。
2004-05-18[n年前へ]
■「物差し」では計れない
先日、発表資料を作りながら業田良家の「自虐の詩」の一節を思い浮かべていた。頭の中で、その中の言葉を色んな言葉で入れ替えながら、その一節を思い浮かべてみた。善や悪、美しさや醜さ、賢さや愚かさ、あるいは強と弱、いろんな「物差し」をその一節に差し込んでみた。
色んなものを眺めると、色んな「物差し」をあてたくなる。自然と色んな基準で判断したり、色んな値踏みや値付けをしてみたくなる。けれども、ふとこの一節も思い出す。この一節の中の言葉を、「幸」や「不幸」や「人生」といった色んな言葉で入れ替えて、色んなことを考える。
そして、入れ替えたそれらの言葉を元の言葉に戻した後に、もう一度だけ元の文章を読んでみる。
私たちは泣き叫んだり立ちすくんだり…でもそれが幸や不幸ではかれるものでしょうかこの世には幸も不幸もないのかもしれません人生には意味があるだけですこの人生を二度と幸や不幸ではかりません「…幸や不幸はもういい」「どちらにも等しく価値がある」「人生には明らかに意味がある」 業田良家 「自虐の詩」
2004-05-21[n年前へ]
■人を"幸せ"を願うのび太たち
「あの青年は、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それが一番人間にとって大事なことなんだからね」と言われるのび太たち。二十一世紀の今、ドラえもん 恋愛編に収録されている二十一話を読んでみるのも面白いかも。 from YASWiki2実験室.
のび太「ぼくと結婚したらしずかちゃんが不幸せになる、だから嫌われなきゃ」
ドラえもん「ばかばかしいとは思うけど、いじらしくもあるなぁ」
2004-05-24[n年前へ]
■若気の至り+過去の過ち
「ナニ屋さんですか?」を書いていてふと思い出したのが、ずっと昔の配属面接。
配属面接なのだから当然のごとく私はまだ若かった。そんな若かった私は思わず「バブルジェットって原理的に高画質出力は無理そうですよね。熱利用ってなんだか今ひとつダメダメですよね」とインクジェット部門のお偉いさんに言ってしまった。それから何年かした後に、エプソンがPM700を出したことをキッカケに(ただ熱を使ってないので、そういう意味では今でも同じ意見を私は持ち続けているのだが)、高画質インクジェットの時代が訪れた。今では、高画質と言えばインクジェットだ。とんだ大誤算+若気の至りである。
そして同じ頃、違う部門のやはりお偉いさんに「NEXT OSって終わってますよね。あんなとこのしかもハード部門を買う会社の気がしれないですよねー」とやはり若かった私は言ってしまった。すると、そのお偉いさんは「何言ってんだ、NEXTはこれからのOSだー」と言い放った。その時、私は「落ち目のNextをこれからのOSだなんて、こらアカン。この会社は絶対アカン」と思ったのだった。が、最近ふと気づいてみればNEXTはMacOSXとして見事にこれからのOSに変身している。これまた、とんだ大誤算+若気の至りだった。思い出すたび、自分を恥じるハズカシイ思い出話である。
そしてやはり同じ頃…、と言い出すときりがない。考えてみれば、そんな予想外のことがたくさん起こる。世の中には、良くも悪くも予想外のことばかり起こる。私のツマラナイ予想はたいていの場合、幸か不幸か外れ続けている。それが良いのか悪いのか判らないけれど、世の中は「若気の至り」と「とんだ過ち」ばっかりだ。
2004-06-19[n年前へ]
■エンジニアの読む雑誌分析と性格分析
エンジニアが読む雑誌から判断する「現在の幸せ度×技術への自信度」と「ユングの性格分類」の分析。分析の中で挙げられている雑誌中で、私が読んでいるのはトランジスタ技術だけ。「技術に自信があるけど、今は不幸せ。そして、ユング的には思考型」になる。
二次元散布図とユング心理学だなんていう料理の仕方はとても面白く好きだ。ただ、その材料の雑誌は少し悪いような気も。「主に実務のために読む技術雑誌」に限る必要は無いようにも思う。ちなみに、Tech総研のURLの「利用」の仕組みは今ひとつ、かな。