2005-01-03[n年前へ]
■「左の未来」と「右の正義」
「左の未来」で思い出すのは、「英語で右 = rightが-正しい-のと同じく、ドラマにおいて善玉は右・悪玉は左に立ち、ウルトラマンのスペシウム光線も仮面ライダーのライダーキックも、もっぱら右から左へ放たれる」と書く「ヒーローと正義」だろうか。それとも、「右目(right eye = 正しい目)」を失明し「左目(left eye = 残された目)」だけで眺める世界を描く「Right Eye」だろうか。
のこされた私と、のこされた瞳は今日もまた目の前のものだけを見る。君たちと右目の代わりに。それでも、のこされたものは、のこされた瞳でのこされた夢を見つづける義務がある、いや自由がある。あのカメラマンが、それでもシャッターを押したように。あの戦場の光の真下で、悠久の時へ向けて。 「Right Eye」
2005-02-27[n年前へ]
2005-05-13[n年前へ]
■「天空を見つめる数多の瞳」
電磁波の「波長」「色温度」「どんな現象が見えるか」「どんな観測システムなら見えるか」などを一枚のチャートにまとめた「天空を見つめる数多の瞳」
2005-07-01[n年前へ]
■「瞳を開いて眺める」の3つのニュース
Tech総研で「瞳を開いて眺める」の3つのニュースが公開されています。
そういえば、このTech総研のコーナーは一本のニュースにつき200文字くらい、という目安を言われていました。…しかし、ふと気づくと(意図的に?)、かなり長く書くようになっていました。今回の『みんなが笑顔の「ベストショット検出技術」』なんか800文字くらいありそうです…。それに、『実は3倍の大きさだった「アンドロメダ座大銀河」』なんか、原稿用に計算までしてしまいました…。ほとんど気分はミニミニ「できるかな?」です…。同じように、冒頭の「ひとこと」も全然一言でなくなっています。ちなみに、今回の「ひとこと」の送付原稿はこんな感じでした。
液晶画面をペンで操作することができる(もちろんキーボードでも操作することはできる)Tablet PCを使い始めた。すると、「マウスで操作する」という作業はやはり「ペンや自分の手を使う作業」のフェイク(偽物)に過ぎなかったんだなぁ、と今さらながらに気づかされた。未来のPCのインタフェースはどんな風に変化していくのだろうか?
これでは、全然「ひとこと」ではないですよねぇ…。
2005-09-08[n年前へ]
■「角膜検査」と「不思議な遠近感」
先日、職場医に「右目の角膜に異常があるように見えますので、病院に行って下さい」と言われた。そこで、今日の午後、職場からタクシーに乗って眼科医に行った。
まずは、視力検査をすると、両目とも2.0だった。視力はそれほど悪くないようだ。そして、散瞳剤を点眼する。しばらくすると、右目の遠近感がおかしくなってきて、近くのものが(いつもより)遠くに見える。試しに左目と比べると、近くのものがとても小さく見える。何が違って見えるのか(自分でも)よくわからないのだが、全然見える世界のパースペクティブが違う。こんなに「目の状態が違う」だけで世界が違うなんて、(当たり前のようでも)とても不思議な感覚だ。
しばらくして、眼底写真を撮影すると「まったく角膜に異常などは見られないですよ?」と眼科医に言われ、眼科医を後にして、タクシーで職場へ戻る。タクシーの中から、台風一過の景色を普通の左目で眺める。時々、(とてもまぶしい世界を)右目で眺めてみる。