2007-11-17[n年前へ]
■A dream is a wish your heart makes.
"Rail is draw"というURLにマッピングした「線路を描く」「自分が進みたいイメージ、けれどよくわからないイメージを自分で描く手伝いをする」というWEBアプリケーション。 作っているときに気づいたことは、自分が作りたいものは「定型作業をするアプリケーションでないもの」だということだ。目的・したいことが明確に決まっているものでなく、曖昧なイメージを形にする手伝いソフトウェアを作るのが好きだ、ということがわかった。だから、曖昧なイメージが「具体的なイメージ」として目の前に集められていくこのRailisdrawは、結構気持ち良く気に入っている。
システム手帳に"Cinderella Magick"とラクガキし、そして、このラクガキWEBアプリを作り始めました。だから、「シンデレラの魔法」がこのWEBアプリで作りたかったテーマです。ブラウザ上で、誰もがシンデレラになれるといいな、というのが本WEBサービスの"wish"です。
When you can dream, then you can start.
A dream is a wish you make with your heart.
A dream is a wish your heart makes.
If you keep on believing,
The dream that you wish will come true.
2007-11-23[n年前へ]
■夕日と列車
奇麗な景色や、奇麗な時間がたくさんある日。いつもと同じ、そんな一日。
「夢を見続ける力のことを“才能”と言うのだ」from 「関連記事」から
「そういう意味では、今回の芝居は、戸惑いつつも、才能は決して枯らさなかった人たちの物語ですから」
「裸足のままで飛び出して あの列車に乗って行こう。
ここは天国じゃないんだ かと言って地獄でもない。
いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない」
「愛じゃなくても恋じゃなくても、決して負けない強い力を、
僕は一つだけ持つ」
2007-11-24[n年前へ]
■オン・レイルズ(廃線)
ランニングをしている時、信号待ちをしていると、足下の変な金属が気になった。錆びた黒い金属が長く伸びている。その長く延びる金属の上を歩いていく老夫婦を眺めると、まるでレイル(線路)の上を歩いているように見える。さらによく眺めてみると、老夫婦が歩く道の先に、さらに「レイル」が延びているように見える。
これは一体なんだろう?と思い調べてみると、その物体は本当に鉄道の「レイル」だった。昭和49年まで使われていたという旧国鉄の蛇松線が、こうして沼津駅から沼津港までの街の中に残っていたのだった。街の中に廃線が残っていて、人がその廃線上を、気づかぬうちに歩いていたりする風景は、映画を写すカメラの中の景色のようで、少し幻想的で綺麗だ。
2008-07-30[n年前へ]
■「道具」と「文化」
「道具」は「文化」の要素の一つだ。しかも、それは比較的大きな要素である。「2001年宇宙の旅」で棒という道具を手にした猿が、その棒をついには宇宙ステーションという道具に変えたシーンが象徴的であるように、道具は人の生活スタイルに大きな影響を与え、そしてその生活スタイルは考え方・感じ方にさらに大きな影響を与える。つまり、道具は文化に影響を与える。
「フレームワークと異文化論」が面白い。
「Railsって一本道のイメージなんでしょうか。これにそって作ればWebアプリケーションが不安定にならずに完成するんでしょうか」
「私にとって“レイルズ”のイメージはこれなんです」といいながら、東京近郊の複雑な路線図を大写しにすると、会場は大爆笑に包まれた。
この会場に来るためにどの路線を使ったら良いのかを考えたときに、さまざまな選択肢があったと思います。……そんなにレイルに縛られなくてもいいんじゃないでしょうかp>
「線路」と「人生の方程式」ではないけれど、レール(線路)なんか一本じゃないし、だいたい設計した線路は実際の線路とは全然違ったりする。それが人生ではとても普通のよくあることで、それが大変さでもあるし、楽しさでもある。
多少なりとも他の文化を知らないと、ひとつの文化の姿を実感することはできない。他のものとの差異を見て、初めて自身の特徴が見えてきたりするからだ。道具の特徴を知るためには他の道具を知ることが役立ち、道具が文化に強く影響を与えるのだとしたら、そして文化が人の生活そのものだとしたら、(一つの道具を使えるようになった上で)他の道具を眺めてみることは、人の生活に大きな影響・大きな広がりを与えるに違いない。
2009-03-30[n年前へ]
■岡村孝子 「電車」
混み合う電車に押し込まれ
ガラスに額をつけたまま、
仕事を始めていたずらに
時間が流れていくけれど、
誰もが自分の生き方を
見つけて歩いてゆくけれど、
私は都立大という東横線沿線に住んでいたんですが、いつも電車に乗って仕事に通っていたんですね。その電車の中って、一杯ドラマが毎日生まれていて、その電車の中のドラマや、電車から見る風景を見ながら書いた曲です。