2006-04-10[n年前へ]
■「過去の記事や画像」を検索する
「WEBが発展してからの記事や画像の検索は容易になったけれど、過去の記事や画像の検索は容易というわけでなくて…」というメールを頂きました。「過去に見たテレビの画面や広告や…といったもの」を見つけ出したいけれど、なかなか見つからない、という話です。
「過去に何らかの媒体に掲載された記事」や「画像」といったものを探す場合、図書館や資料館などに行って探す、のが一般的なのでしょうか。過去の出版物(記事)や資料を保存しておくのが図書館や資料館の目的の一つなのですから、通常は、そういった場所を訪ね歩き探すことになるのでしょう。そんな場合、自分がその場所まで行って探さなければならないわけですから、地方に住んでいたり、はたまた海外在住だったりすると実に面倒なことになってしまいそうです。
ところで、例えばGoogleは図書館などの収蔵書物もすべてデジタル化しようとする(した)"Google Print"といったプロジェクトを行おうとしています。もしも、世界の色んな図書館にあるたくさんの本が読み取られた日には、「過去に見たテレビの画面や広告や…といったもの」の検索も(今よりは)簡単になりそうです。例えば、昔のコマーシャルをキーワードで検索すれば、「広告批評」や当時の「ポパイ」や「明星」といった雑誌の記事が検索されて、その画像なども容易に眺めることができるようになるに違いありません。つまり、過去の画像検索や記事検索が(世界のどこからでも)できるようになるのかもしれませんね。
2006-06-29[n年前へ]
■「今という時代」の「写し鏡」
新幹線の中で、雑誌や新聞から切り取ったスクラップを整理する。次の言葉は、「フィルムカメラ v.s. デジタルカメラ」という内容で、朝日新聞に赤瀬川源平と篠山紀信がそれぞれ語ったインタビューの一部。赤瀬川源平の意見は、「デジタルカメラを使って、加工という"作為"を続けていくと、結局人間が頭で考える範囲におさまっていく。思いがけぬ写真が減り、"思いがける"写真ばかりになる」というもの。
写真は、そして写真家は、過去も未来も撮ることはできない。「今」しか撮れない。だからこそ、時代を写す「写し鏡」がカメラだと定義するなら、時代が生んだ最新のテクノロジーに偏見を持たず、それを使って時代を切り取り、そして時代と併走するのが写真家の務めでないか。 篠山紀信
2006-07-03[n年前へ]
■「地平線までの距離」
リコーのデジタルカメラ RICOH GRD で地面近く・足下近くから、その先の景色を撮影し、「巨人の国」を蟻の視点から眺めてみよう、というという"DISTANCE TO THE HORIZON" その景色からは、確かに「地平線までの距離」を実感することができる。写真集のスライドショーページはこちら。
実はその(本城直季の)撮影方法のアイデアは本城のオリジナルではない。昔からそのやりかたは知られていたし、実際は本城よりもずっとまえに同様の、写真集も海外で出版されていた。
多くの人が彼(本城直季)の写真に共感するのは、その撮影方法のアイデアがオリジナルかどうかではなく、かれが描きだしたビジョンが他の写真家より明確で、一歩進んでいたからだろう。
2006-08-17[n年前へ]
■ストレス・フリーのホワイトボード「らくがき」術
仕事打ち合わせの時は、大型のホワイトボードに液晶プロジェクターでPCの画面を投影し、必要に応じてホワイトボード(つまりPCの画面)にホワイトボード用のペンで書き込み(説明文や説明用の図)を書き入れていくことが多いです。そして、その画面に関して話し終わったら、デジタルカメラでそのホワイトボード画面(PC画面+ペンによる書き込み)を撮影して、次の話題にうつるわけです。時には、プラズマ・ディスプレイを使った説明などでも、そんな画面への(ホワイトボード用のペンを使った)書き込みをして、周りを驚かせてしまうことがあります。
ところで、自分のノートPCを使っている時や、他の人のノートPCを使って作業をする時には、ちょっと面白い「テクニック」を使います。それは、(文房具屋さんで普通に売ってる)「透明の下敷き」をノートPCの画面に重ねて、その上に自由自在にホワイトボード用のペンを使ってカラフルに書き込みをする、というテクニックです。つまり、普通のノートPCをタブレットPCであるかのように使うわけです。使い慣れた「ホワイトボード用のペン」を使う分、タブレットPCよりも直感的に思えたりもします。例えば、そんな例を動画でお見せすると、「こんな感じ(動画を三つほど右に置いておきます)」になります。あるいは、その動画例からいくつかスクリーンショットを作ってみたのが、下の画像です。
これが私の「ストレス・フリーのホワイトボード"らくがき"術」です。「説明上手になれる「らくがき」の技術」や「ストレスフリーのホワイトボード術」に影響されて、ちょっと書いてみましたが、考えてみれば「仕事」じゃなくて"らくがき"なので、ストレス・フリーなのは当たり前のような気がしてきました。しかも、この動画で示した例なんて、「仲間由紀恵をめがねっこに変えてるらくがき」です。ストレス・フリーなのが当たり前、かもしれません。…けれど、気分転換くらいにはなりますし、説明をしたりする時にもちょっと便利で面白いテクニックです。騙されたと思って、「透明の下敷き」と「細くて小さなホワイトボード用のペン」を文房具屋で買って、持ち歩いて使ってみるのはいかがでしょうか。
ちなみに、この動画中で、ブラウザ画面の左横でピョコピョコ動いているのが「眺めたWEBページ内容をすべて(本文つき)インターネットショートカットとして保存するアプリケーション」です。
2006-09-03[n年前へ]
■「デジタル逆さめがね」
「デジタル逆さめがねを作ってみた。」「Sex in Video Games」「性交時における女性の喘ぎ声と “感じているふり(演技)”に関する研究」「(いつの間にか20年前の曲になっていた)なんだったんだ?!7Day's」
/DL