2009-03-16[n年前へ]
■ポルシェAG、ニューモデル「パナメーラ」に5つの革新的技術を採用
ポルシェAG、ニューモデル「パナメーラ」に5つの革新的技術を採用
ポルシェAG(本社、ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr. ヴェンデリン・ヴィーデキング)のニューモデル、パナメーラはラグジュアリークラスの量産車として初めて、つまり世界的に見ても前例のない5つの革新的技術を採用しています。
オートマチックトランスミッションとの組み合わせでは初めてとなるオートスタート/ ストップ機能、オンデマンド制御によって空気の量を調節できるようにしたアクティブエアサスペンション、アクティブエアロダイナミクスを実現するマルチステージ式の可変リアスポイラー(パナメーラターボに搭載)などです。
2009-04-05[n年前へ]
■[組み込みネット]倒立振子を作ってみよう
…ヴィストンからBeauto Balancer(ビュート・バランサ)という倒立振子のキットが発売されました.倒立振子を構成するすべての機械部品と電子回路がパッケージになっており,同社のWebサイトからは制御ソフトウェアのソース・プログラム(C言語)をダウンロードして学習することもできます.気になるお値段も1万円未満と,入手しやすい価格です.早速購入して組み立ててみましたので紹介します.
2009-04-09[n年前へ]
■BLUE BACKS「制御工学の考え方」
「制御工学の考え方―産業革命は「制御」からはじまった (ブルーバックス) 」は、わかりやすく面白く読めて満足感が得られる本だと思う。とんなことに興味を持っている人かによらず、どんな人が読んだとしても、きっとその人の興味対象と重なる「面白さ・新鮮さ」を感じそうな気がする。言い換えると、この本のあとがきに書かれている「普遍性」、そんな普遍性がある面白さが詰まっている。
制御の普遍性は二つの意味がある。
一つは工学の中での普遍性で、ほとんどあらゆる工学分野で制御は使われている…ある対象をうまく制御することに成功した場合、その成果は比較的容易に他の対象に展開できる。
そしてもう一つは「まえがき」でも触れたように、工学を超えた普遍性である。
経済学については、その本質がダイナミックスにあるにもかかわらず、経済学の教育がそれに目をつぶる傾向にあることを敢えて指摘したい。変化の激しい現代社会では、経済現象の静的な捉え方は、もはや近似としても成り立たないのではないか、と思うのは素人の見当はずれだろうか。
わが国のもの作りが世界で長く優位を保ってきたのは、現場での経験を尊重する経験主義のおかげであった。しかし、経験主義が行き過ぎると、「理屈をこねる」ことを毛嫌いし、「えいやあっとやってみろ」という体当たり主義となる。
制御工学は、理屈を嫌う体当たり主義に対抗する「理論派」の砦である。
2009-08-01[n年前へ]
■「ケインズの不確実な未来」と「PID制御」
「現代思想2009年5月号 特集=ケインズ 不確実性の経済学 」を、しばらく前に居酒屋で眺めた。結局、その後、自分で買って、じっくり読んでいる。選挙のマニフェスト(のようなもの)と比べながら読んでみたり、歴史年表を見て歴史背景を確認しながら読み進めてみたりしている。
この本を読む時、制御工学のPID制御をふと連想することがある。「"現在"の姿に応じた(比例した)"P=Proportional"と、過去の履歴を積分した"I=Integral"と、その瞬間の変化(動き・移り変わり)を強調した微分の"D=Differential"を、テキトーに混ぜ合わせたものを基準にして動く制御機構」と、人々が日々考え動くさまを重ね合わせてみたくる。
人はやりなおしのきかない過去と、不確実な未来の前で、経済行為の決断をするのである。
「ケインズの思想」 伊東光晴
2009-09-29[n年前へ]
■PIDチューニング機能を追加したSimulink Control Design
MathWorks、PIDチューニング機能を追加したSimulink Control Designの新版を発売
米MathWorks社(マスワークス、マサチューッセッツ州ネイティック)はこのほど、PID(比例・積分・微分)コントローラのチューニング処理を自動化する機能を追加した「Simulink Control Design 3.0」を発売した。Simulinkの新しいPID Controllerブロックも同時にリリースする。
新バージョンのチューニングアルゴリズムは、必要な位相余裕とシステム帯域幅にもとづきPIDコントローラのゲインを自動的に計算する。また、新しい PID Controllerブロックを使用することにより、PIDコントローラを迅速に作成でき、PID構造の選択、積分器アンチワインドアップロジックの組み込み、連続時間領域から離散時間領域への変換などが可能になる。
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