2006-06-14[n年前へ]
■「経済学の世界地図」
これが、(話を聞きながら)一昨日ホワイトボードに描いてみた「経済学の世界地図」です。ミクロ経済学の大陸の上をウロウロしたりもしている「ゲーム理論というラピュタ島」も描かれていたりします。
こんな「経済学の世界地図」と「村上春樹」と「オウム事件」と「善と悪」…そんな話題が出たのが、「経済学を聴きに行こう!」の次回の話、小島寛之・帝京大学経済学部助教授 へのインタビューです。
2006-06-15[n年前へ]
■テープ・リライト
小島寛之さんへのインタビューのテープから起こしたテキストが届いた。消えている言葉も多かったりはする。けれど、リライターの方は、(その場にいないのにも関わらず)よく発言と発言者の対応がわかるものだ。新幹線の中で面白く読みふけってしまった。
かなり発言・言葉が省略されているにも関わらず、それでも、8万字超の文章だ。それを3500字の原稿に組み立て直さなければならない。あぁ、もったいない。今回のテープ起こし文はそのまま全文公開してみたい。
2006-06-29[n年前へ]
■「今という時代」の「写し鏡」
新幹線の中で、雑誌や新聞から切り取ったスクラップを整理する。次の言葉は、「フィルムカメラ v.s. デジタルカメラ」という内容で、朝日新聞に赤瀬川源平と篠山紀信がそれぞれ語ったインタビューの一部。赤瀬川源平の意見は、「デジタルカメラを使って、加工という"作為"を続けていくと、結局人間が頭で考える範囲におさまっていく。思いがけぬ写真が減り、"思いがける"写真ばかりになる」というもの。
写真は、そして写真家は、過去も未来も撮ることはできない。「今」しか撮れない。だからこそ、時代を写す「写し鏡」がカメラだと定義するなら、時代が生んだ最新のテクノロジーに偏見を持たず、それを使って時代を切り取り、そして時代と併走するのが写真家の務めでないか。 篠山紀信
2006-07-07[n年前へ]
■『行動経済学 経済は「感情」で動いている』
出張打ち合わせが終わった後、急遽、夜の品川で「経済学インタビュー」打ち合わせ。松原隆一郎氏・小島寛之氏に続くインタビューイとして、『行動経済学 経済は「感情」で動いている』の友野 典男氏を選び、質問事項を考える。さてさて、友野 典男氏にどのようなことを聞いてみたいものでしょうね?
2006-07-12[n年前へ]
■「インサイダー取引ってなぜ悪いんですか?」
『大学への数学』『高校への数学』『中学への算数』などでの連載でも有名な小島寛之・帝京大学経済学部助教授に、村上ファンドやライブドアの事件報道中で見聞きした「インサイダー株取引」「企業の価値」「会社は一体だれのものか?」といった話を聞いてみました。
今回の小島寛之 助教授へのインタビューは、話の内容を全文公開したいと切実に思っているほど面白かったのです。そこで、せめて2回に分けた記事にすることで、少しでも記事に入れられる内容を増やしてみました。というわけで、小島寛之 助教授へのインタビューの第一回目です。
単なる一従業員である経営者が、会社の持ち主面をして株式市場に"物言い"をつけるのは何かヘンじゃない?
目には映りにくい「働く人の間のつながりといった社会的な価値あるもの」も、高い株価というカタチできちんとその価値が目に見えるモノにされているんだ…ところで、編集者に送る寸前に、実は原稿のまとめ部分の最後を変えたのです。変える前は実はこんなでした。
いつの間にか”お金大好き”カネゴンになってしまわないか心配になってくるくらいです【鏡を見ればおれカネゴン】。