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2000-11-07[n年前へ]

SEXYタレント売り出し術 

または恋のフライバイ

 
 

 朝のテレビと言えばテレビ朝日の「やじうまワイド」である。私はニヒルな吉澤アナウンサーが大好きなので、毎朝TVのチャンネルを「やじうまワイド」に合わせておくのが日課なのである。

 吉澤アナの素晴らしさを少し語らせてもらえば、コメンテーターが変なコメントを言った場合、吉澤アナは即座に「本当にそうですかねぇ?」といとも簡単に否定する。しかも、深夜番組ではなく、早朝のさわやかな時間帯にである。コメンテーターの威厳などあったものでない。しかし、コメンテーターの威厳というモノがそんな言葉で否定されるようなならば、そんなものは実は「張りぼて」のような威厳であるわけで、その張りぼてを日の下にさらしてしまうそのイケズな感じが私は実に大好きなのだ(そしてそんな斜に構えた吉澤アナがホントーにたまに真剣な目になる感じが私は同時に大好きだ)。

 とりあえず、そんな感じで毎朝「やじうまワイド」を流していると、梨本勝とか福岡翼などの芸能レポーター達が芸能スキャンダルをしゃべりまくり、いやでもそれらが耳に入ってくるのである。朝のTVはと言えば、何はなくともまずは芸能スキャンダルなのだ。といっても、私の耳は興味のないことにはかなりの難聴気味になるらしく、それらの芸能スキャンダルは耳には入ってくるのだが残念ながら頭には入ってこない。

 そんな私でも、芸能オンチの私でもスキャンダルを利用した「SEXYタレントの売名行為」が多いことには驚いてしまう。古くは(そんなに古くない?)「古屋一行のAVギャルスキャンダル」から、「羽賀研二と桜庭あつこ」「岡村隆史と美人巨乳釘師」まで、そんな話は腐るほどある。

 確かにそんな話は腐るほどあるのだが、SEXYタレント売り出し術を科学的に考察したという話は今だ聞いたことがない。私が不勉強なせいかもしれないが、少なくとも私は聞いたことがない。

 一体、それはナゼだろうか?ミョーに科学的な芸能プロダクションあたりが、そんな研究をしないものなのだろうか?もうすぐ21世紀になるというのに、そんな科学的な芸能プロダクションは存在しないものなのだろうか?

 いやもちろん、そんな芸能プロダクションはないだろうし、そんなクダラナイことも誰もあえてするわけもないだろう。しかし、クダラナくて誰もそんなことをしないというのであれば、それはもう本サイトの大好きなジャンルである。というわけで、今回は「SEXYタレントの売り出し術」を考察してみることにした。
 
 

 まず、芸能に疎い私が考えてみるに、なぜかだか知らないが「SEXYタレントの売り出し術」は「愛」を装うのが普通である。「古屋一行のAVギャル」でも、「羽賀研二と桜庭あつこ」でも、「岡村隆史と美人巨乳釘師」でもいずれも「始まりはいつも愛」なのである。こう書くと「ちょっといい話」に聞こえるが、実は全然「いい話」ではないのが不思議と言えば不思議であるが、とりあえず「SEXYタレントの売り出し術」は「愛」の一応用例として考えることができるかもしれないわけだ。
 

 本WEBサイト「できるかな?」でも「愛」ならぬ「恋」の力学は常日頃から考えているわけで、「恋の力学」が解けるなら、「愛の力学」も解けるかもしれないし、だとしたら、「SEXYタレントの売り出し術」も解けると言っても必ずしもウソとは言えないだろう(典型的な詭弁)。そこで、今回はこれまで考えてきた「恋の力学」を応用することで、「SEXYタレントの売り出し術」を考えてみることにした。
 

 とりあえず、登場人物として次のような三人を考えてみよう。

  • 登場人物 男性タレントA : 名実共にA級のタレント。
  • 登場人物 男性タレントB : B級タレント。沖縄に店を経営していたりする。女性に「誠意」を見せるのが得意中の得意。
  • 登場人物 女性タレントC : C級タレント。少なくとも私には「誰だそれ」状態の無名人。だけど、大抵の場合SEXY度だけはバツグン。
この中の女性タレントCが、他のタレント - 男性タレントA,B - にモーションをかけて、「SEXYタレントの売り出し術」を実行する場合を考えてみる。まずは、女性タレントCが、名実共にA級である男性タレントAに接近する場合である。

 つまり、

  1. 女性タレントCがはるか遠くから男性タレントAに近づいていく
  2. 女性タレントCと男性タレントAが最接近する
  3. 女性タレントCが男性タレントAから離れ、ずっと離れた方に行ってしまう
という過程を考えてみよう。このような過程は
  • 女性タレントC
  • 男性タレントA
だけが登場して、その二人の間の運動を考えるわけであるから、の場合と同じく「二体問題」として解くことができるだろう。

 しかも、男性タレントAの存在感と女性タレントCの存在感はあまりに差がある。そのため、女性タレントCが近づいてきても男性タレントAはビクともしない。もちろん、もともと男性タレントA自身は芸能界の中をどっしりと動いているわけであるが、女性タレントCが近づいてきても我関せずである。それに対して、女性タレントCは男性タレントAに近づくことで影響を受ける。

 このような場合は単純なケプラー運動の一例であり、細かい導出はメンドくさい(私が)のでしないが、女性タレントCは男性タレントAの近くでは、彼を基準とした座標系で双曲線軌道を描く。普通であれば「双曲線軌道」という言葉には何の色っぽさもないが、コトが「SEXYタレントの売り出し術」であるだけに、双曲線軌道という言葉でさえ何か色っぽさを感じてしまうのは私だけだろうか?

 そんなことはおいておいて、女性タレントCは男性タレントAに近づいて、そして離れていくのである。その時、彼女は彼を基準とした座標系で双曲線軌道を描くわけだ。
 

ある女性タレントCの双曲線軌道

 この場合、女性タレントCの「イキオイ」(ここでは速度とでもしておこう)は男性タレントAを基準とした座標系では「一番最初に近づいてくる時」と「一最後に離れて行く時」では変わらない。もちろん、方向は違うのだが、大きさは同じである。それを描いてみたのが次の図である。女性タレントCのイキオイは最初と最後では、方向が違うだけで大きさは同じコトがわかるだろう。
 

この場合、女性タレントCの「イキオイ」は変わらない。

 この場合、「SEXYタレントの売り出し術」としては単に女性タレントCの方向転換を図っただけ、である。図に書くとこんな感じだ。
 

「美人釘師」から「AVギャル」への方向転換。

 ちょっと具体的すぎたような気もするが、この例はフィクションにすぎない。別に男性タレントAがナイナイ岡村だと言っているわけではない、と一言だけフォロ〜しておくことにしよう。
 

 さて、この場合の「SEXYタレントの売り出し術」はかなり低レベルなテクニックである。これは単に女性タレントCの方向転換ができただけである。それ以外のさしたる効果は何もない。

 しかし、これまで考えてきた「恋の力学」を応用して考えるに、さらなる高度な「SEXYタレントの売り出し術」が考えられる。それはどのようなテクニックかと言えば、相手すなわち男性タレントAのイキオイを利用するのである。日本のお家芸の柔道のように、相手の力を利用してそれを自分のモノとするのである。

 こちらは、結構ハイテクニックなので判りにくいが、それをなんとか絵にしてみたのが次の図である。この場合、「男性タレント自身にもともとイキオイがある」ことが重要である。すなわち一般視聴者を基準とした座標系に対して、男性タレントA基準系は動いているのである。
 

男性タレントのイキオイを利用した「SEXYタレントの売り出し術」

 すると、一般視聴者を基準とした座標系では、面白いことに女性タレントのイキオイ自体も男性タレントに接近する前と後で変わるのである。もちろん、上の図を見てもらうと判るように、男性タレントA基準系では女性タレントのイキオイは方向が違うだけで、大きさはなんら変わっていない。しかし、それは男性タレントA自身がイキオイがあるためで、一般視聴者を基準とした座標系では女性タレントCのイキオイは増しているのである。赤い線で描いた「一般視聴者を基準とした座標系での女性タレントCのイキオイ」が最初と最後で違っているのが判るだろう。つまり、女性タレントCはこの接近戦でイキオイが増しているわけだ。これが比較的高度な「SEXYタレントの売り出し術」である。このテクニックを使えば、男性タレントの背後から近づけば女性タレントCのイキオイは必ず増すということになる。

 さて、それでは女性タレントCの接近相手

  • 男性タレントB : B級タレント。沖縄に店を経営していたりする。女性に「誠意」を見せるのが得意中の得意。
の場合はどうだろうか?この場合、まず男性タレントB自身にイキオイがない。ということは、男性タレントのイキオイを利用した「SEXYタレントの売り出し術」は使うことができないのである。せいぜい、「SEXYタレントの方向転換」くらいしかできないのだ。

 そして男性タレントB相手の場合には、もうひとつ問題がある。相手が名実共にA級のタレントAであると、タレントAは女性タレントCが近づいたくらいではビクともしない。しかし、それがタレントBの場合だと、あまりに重みがないために女性タレントCがタレントBに近づくと揺れ動いてしまうのである。そんな状態では「SEXYタレントの方向転換」すら上手く行くかどうか判ったものではない。誠意大将軍の彼を頭に浮かべて頂ければ、おそらく納得して頂けると思う。
 

 さて、今回は相手の力を利用して自分のイキオイを増す「SEXYタレントの売り出し術」方法を考えてみた。もちろん知っている人も多いだろうが、これはフライバイ(flyby)とかスイングバイ(swingby)と呼ばれるテクニックで、ロケットの軌道制御などに使われるテクニックだ。それを「SEXYタレントの売り出し術」に応用してみたわけだ。

 最初の方に書いたとおり、今回は「SEXYタレントの売り出し術」は「愛」の一応用例として考えてみたのだから、このフライバイを「恋・愛」に適用してみるのも面白いのではないだろうか?例えば、あなたが誰かに恋をして、その恋をすることで自分自身も輝いたりイキオイが生まれることがあるはずだ。このフライバイを行う限りは、相手とはすれ違うだけで、いずれ遠くへ離れてかざるをえないわけであるが、少なくともその「恋・愛」であなたが成長することもあるだろう。相手の後ろから追いかけて、そして少し方向を変えてまた離れていくときに、イキオイは必ず増すだろう。それは一つのフライバイ、「恋・愛」のフライバイと言っても良いのではないだろうか、と思ったりするのである。もちろん「SEXYタレントの売り出し術」と同じで、それは結局相手次第だと思うけどね。
 

2000-12-17[n年前へ]

9人の女神はピンク映画の夢を見るか? 

WEBの画像の色分布を調べよう

 
 

 「お笑いパソコン日誌」の「2000/12/4 今日のネタ・パッチワーク」で、「エクスプローラーが作るブックマークのサムネイル」の話が書かれていた。「うんうん、そうなのだ。」と思ったネタだったのでちょっと引用してみると、
 

2000/12/4 今日のネタ・パッチワーク
 1日の Dekirukana?? Diary に、favicon.ico のパッチワークという話が書かれていた。実は私も、似たようなネタをだいぶ前から抱えている。ただしこちらはアイコンではなく、左図のような、エクスプローラーが作るブックマークのサムネイルを使うつもりだった。

    (中略)

 そんなわけで、この企画は投げ出したままになっているのだけど、もともとの意図はパッチワークを作ることにはなかった。私がやりたかったことは、ポルノサイト、ニューズサイト、アニメサイト、女性タレントサイトといった具合に、それぞれ代表的な10個ぐらいをサンプリングし、サムネイルの中で使われている色の分布を調べることだった。当然、グラフ化してサイト別の特徴を調べるのが目的である。おお、なんかまるで「できるかな?」みたいなネタやんけ、と思われただろう。まったくその通りである。ただ、大きな違いは、私の場合、ざっとサムネイルを見ただけで、おおむね予想された結果に近いとわかった時点で終わってしまうことであった。わははは(嘆息)。
 

という内容である。そうそう、私もやはり同じようなことをずっとやりたかったのだった。WEBページを小さな画像にして、それを何らかの色空間の中で再配置してみたかったのである。そして、その色空間の中でのWEBページ達の配置を参考にして、大きな画像をパッチワークで作ってみたかったのだ。

 結局のところ、私はやはり最終的に一つの画像をパッチワークで作ってみたかったのだ。それはパッチワークという言葉を使うより、モザイクという言葉を使った方がずっと良いだろう。きっと、その方が私の作りたい画像のイメージが伝わりやすいに違いない。そう、私はMosaic等から始まったWEB空間を、「小さなWEBサイト達で点描写することで一つの大きなモザイク画像として描いてみたかった」のである。

 ここまで読んで、「それってMosaicとモザイクをかけただけの、ただのダジャレ?」などと言ってはイケナイ。ホントのところは全然知らないのだが、Mosaicを作ったMarkAndreessen達とそもそもMosaicの語源であるミューズ達もきっとそんなモザイク画像を心に思い浮かべていたに違いないのである。全然根拠はないのだけれどそう思うのである。チョットだけそう考えてみれば、誰にだってそんあモザイク画- 一つ一つの点を眺めているとそれらは小さなWEBページだけど、遠く離れてみると何やらぼやけて大きな一つの画になるモザイク画- が見えてくるに違いない、と私は思うわけだ。
 

 さて、お笑いパソコン日誌のおかげでIEのThumbnailsViewを使うという面白い方法が見えてきたわけではあるが、いきなり「WEBページのモザイク画像」に挑戦するのもキツイものがある(いや、私にはね)。そこで、今回はWEBページで使われている画像の色分布を調べてみることにしようと思う。WEBページ内には写真が多く使われているわけで、それらの写真がモザイク画像を作ることができるほど色々な色合いを持っているかどうかを調べてみるのである。
 

 今回行う手順はこんな感じだ。

  1. WEBサイトから画像をゴッソリと収集する
  2. 低機能解析ソフトでそれらの画像の色分布を解析する
  3. とりあえずそれを眺めてみよう
この手順の中で「WEBサイトから画像を根こそぎゲット(収集)する」というソフトは色々あるのでそれを使うとして、まずは解析ソフトがないと話にならない。というわけで、作ってみたのがこのソフト(あくまで低機能)である。名前はそのものズバリMosaic(ニセモノ)である。
 
Mosaic(ニセモノ)の動作画面

 まずはローカルディスクの適当なフォルダに画像ファイルを保存しておく。そして、このMosaic(ニセモノ)でそのフォルダ内の画像を全部読み込んで、それらの各画像の色を調べるのである。本来は、それぞれの画像の特徴色(っていっても意味不明であるが)を抽出したりする方が良いのかもしれないが、今回は簡単のために各画像内で色味をテキトーに平均した結果を用いた。

 このソフトの目的はあくまでモザイク作成(しかし未実装)なので、何の役にも立たないボタン(というより動くボタンがLoadFolderボタン一つだけ…)や領域があるが、それはそれいつものことなので気にしないで欲しい。というわけで、これ

である。いつものように、色々な画像フォーマットの画像を読み込むためにはSusieプラグインが必要である。

 これを使って、例えばカラフルフリースで絶好調のWEBサイトwww.uniqlo.comで使われている画像をゴッソリとゲットして、それらの画像をMosaic(ニセモノ)で解析してRGB色空間で眺めてみた結果はこうなる。赤い点がいっぱいあるが、その一点一点が一枚の画像の平均の色味なのである。
 

ユニクロのサイトで使われている写真の色分布
RGB色空間

 といっても、三次元のRGTB色空間を平面のグラフでこんな感じで眺めてみてもワケわからん状態なので、Red-Green平面、Red-Blue平面で眺めてみたのが次の二つの図である。
 

ユニクロのサイトで使われている写真の色分布
Red-Green平面
Red-Blue平面

 こんな風にしてみてもやはり同じワケわからん状態かもしれないが、もうひとつGreen-Blue平面を眺めてみると何やら面白い様子が見えてくる。
 

ユニクロのサイトで使われている写真の色分布
Green-Blue平面

 そう、実は「緑と青」はあまり独立ではないのである。結構相関があるのだ。青が強けりゃ緑も強い、というわけで一緒に動いているのである。ということは、「青も緑も多い青緑」や「青も緑も少ない赤」は多いがそれ以外の色は少ないということである。ユニクロのWEBで使われている写真は実は青緑・赤指向が強いのである。ところで、ユニクロのWEBで使われている写真はユニクロのフリースなどの製品の写真がほとんどである。ということは、ユニクロのフリースは青緑・赤指向が強く、青純色とか緑純色の色は実は少ないということになる。

 それが端的にわかるのがa*b*平面で表示させてみた場合である。a*方向すなわち赤色方向は多いのに対して、b*の小さい方向つまり緑方向などには妙に点がないことがわかるだろう。今のユニクロは緑を何故か避けているのである。緑の純色のフリースは人気がないのだろうか?う〜ん、不思議なところだ…
 

ユニクロのサイトで使われている写真の色分布
a*b*平面

青○は色味のないa*=0,b*=0の点
参考:La*b*色空間

 いや、そんなことはどうでもいい。別に私はユニクロのフリースを買う予定があるわけでもないし、ライバル社の社員でもないのである。色と言えばもっと他の種類のサイトを調べてみなければならないだろう。
 

 そう、それはもちろんエロサイトである。カラフルなユニクロももちろん興味深いところではあるのだけれど、色と言えば、何はともあれ色気タップリのお色気サイトを調べなければならないだろう。

 そこで、国内某エロサイトからエロエロ画像を根こそぎゲット(収集)してそれを解析してみたのが次の結果である。ハイ、ゲットしまくった結果です。
 

国内某エロサイトで使われている写真の色分布
a*b*平面

青○は色味のないa*=0,b*=0の点
参考:La*b*色空間

 とりあえず結果を眺めてみると、この国内某エロサイトにある画像では青・緑方向の色はほとんどないのである。ほとんど赤から黄色にかけての色なのである。Lすなわち明度は高いものが多かったので、結局のところは明るい赤から黄色にかけての色が多い、ということになる。

 明るい赤と言えば、それはもちろんピンク色というわけで、私は「なるほど!だからピンク映画なのか!」「エロはやっぱりピンクなのか!」とチョット思ったりしたわけである。しかし考えてみれば、英語ではスケベ映画のことをbluefilmて言うわけでこの説には全然説得力がないのだった。

 しかししかし、である。もしも、英語圏のエロサイト内のエロ画像では青方向に色味が強いのだったら、英語でスケベ映画のことをbluefilmと呼ぶ理由が説明できるのではないか、と私は考えてみた。もう少し細かく書いてみると、エロと言えばやはりヌードなわけで、それすなわちスケベ色= 肌色である。日本人の場合それが

肌色 = ピンク色
で、肌の色が白くて静脈が透けまくりの白人であれば、
肌色 = 青色
であるというのもそれほど不自然ではないし、だとしたらピンク映画 = blue filmであっても良いだろう、というわけだ。

 もし、白人の場合「肌色 = 青色」だったりするとしたら、英語圏のエロサイト内のエロ画像では「肌色= 青色」を含みまくりというわけで、青方向に色味が強いということがあっても不思議ではない。
 というわけで、さらに英語圏某エロサイトからエロエロ画像をまたもや根こそぎゲット(収集)してみた結果が次の結果である。別に私はエロエロ画像をゲットすることが目的ではないので、やましいところはないと思うのだが、やってることは「何だかな〜」状態である。
 

英語圏某エロサイトで使われている写真の色分布
a*b*平面

青○は色味のないa*=0,b*=0の点
参考:La*b*色空間

 さてさて、英語圏某エロサイトからエロエロ画像をゲットして解析してみた結果は「英語圏のエロサイト内のエロ画像では青方向に色味が強い」なんてことは全然無くて、むしろ青みは少ないのだった。というよりやたらに黄色が強いのである。とりあえず、エロエロ画像には青色や緑色はほとんど無いといっても良いようである。

 
 ところで忘れている人も多いかもしれないが、今回の目的は「WEBページ内の写真がモザイク画像を作ることができるほど色々な色合いを持っているかどうかを調べてみる」ことだったのである。別にエロエロ画像を根こそぎゲット(収集)したり、それをただひたすらに眺めることではないのである。

 というわけで、その観点から見てみると

  • ユニクロサイトの画像には緑がなかったり、
  • エロサイトのエロエロ画像には青や緑がなかったり、
して、WEBサイトの写真なんかを使ってきれいなモザイク画像を作るのは一筋縄ではいきそうにないが、次回には必ずモザイク画像作成ソフト-Mosaic(ニセモノ)-を完成させたい、と思うのである。
 
 

 ところで先に少しだけ書いたが、モザイクすなわちMoisacの語源はギリシャ神話の中の学問・芸術をつかさどる9人の女神Museである。ネットワークを学問・芸術をつかさどるMuse達が動かしているわけだ。Muse達が色々な思いにふけったり、楽しんだりしながら動かすネットワークの中をMosillla= Mosaic Gozilla達が動き回っているなんて考えると、とてもワクワクしたりはしないだろうか?ギリシャ神話は遠い昔の話なのではなくて、今私たちの周りに満ちているような気がしたりするのである。
 

2004-08-23[n年前へ]

香取慎吾@新選組!と山南敬助@堺雅人 

 NHKの大河ドラマ「新選組!」を流し見している。流し見しながらも、こんなに観ているのは多分「獅子の時代」以来だ。つまりは、ハマっているということなのだろう。少なくとも、以前は格別に印象などは持っていなかった山南敬助が山南敬助@堺雅人の印象で強く染まってしまった。

 ところで、その大河ドラマ「新選組!」のWEBサイトに何か変な違和感を感じていたその理由とその原因をやっと知った。このサイトには香取慎吾演じる近藤勇の写真は一枚もなく、その理由はジャニーズ事務所がネット上には所属タレントの写真を公開させないせいだという。あらすじの写真の中にも、キャスト紹介の中にも全然無いのが面白い。そのせいで、近藤勇@香取慎吾の印象が薄かったのだろうか。

2004-10-30[n年前へ]

ジャニーズ事務所のタレント画像の話 

 ジャニーズ事務所の写真嫌いに関して、ジャニーズ事務所がネット上のタレント画像扱いに厳しくなった頃の話が参考になる、と教えて頂く。

2004-10-31[n年前へ]

B級タレントが身近にいたら 

ジェネジャン : NDO::Weblog 昨夜、つけっぱなしにしていたテレビ画面の中に、ふと気づくと近藤@はてなさんの顔が写ってる。「新階級社会」というテーマのもとに、「社長VSフリーター」でディスカッションが行われていた。

 その番組ことを書いた文章を読むと

近藤さんも撮影から帰ってきた翌日、ふかわりょうをしきりに褒めていた
四元奈生美 official websiteと書いてある。

 この文章を読んで思い出したのが週刊SPAに掲載されていた中国プロ卓球リーグに挑戦中の四元奈生美のインタビュー。彼女がプロになったきっかけが紳助・竜介の(卓球もすごく上手いという)松本竜介だという。
(松本竜介さんは)世間的なイメージはどうかわからないけど、あの人すごい人ですよ。いろいろ面白い発想力を持っているし、話もためになる話ばっかり。「(結局、最後は)自分がどうするかなんだぞ」っていうのを常に言われたんです。自分がどうするか決めた一球っていうのは、誰にも文句を言われる筋合いはないって、そういう話ばっかりするんですよ。「エッジな人々」 四元奈生美 取材/古沢 保
はてなダイアリー - jkondoの日記 個人的には(あの番組の中での)「金持ち経営者 vs フリーター」という両者が大きく違うものには見えなかった。両極端の二者というよりは、似たもの同士の中の「(現在時点での)勝ち組」「(現在時点での)負け組」に思えたりする瞬間もしばしばあったように思う。もちろん、その力強さは違うにしても。
 「雇う人」でも「雇われていない人」でもない、「雇われていることを選択している人たち」の意見を知りたいかな。あと、B級タレントと言われている人の話を聞いてみたいかも。テレビを通してではなく、直接に。



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